TOP > アイスコーヒー特集 2024
夏。
照り付ける太陽の光が反射して、
煌びやかに輝く琥珀色の液体。
グラスの中で“カラン”と響く氷の音。
一年中楽しむことはできるけれど、
やっぱりこの季節に飲むのが一番だよね。
今年もアイスコーヒーのおいしい季節がやってきました。
この季節のコーヒーライフを最大限に満喫していただくために、今年もアイスコーヒーの楽しみ方をご紹介します。
自宅でおいしいアイスコーヒーを楽しむために押さえておきたいポイントは２つ。
それは「コーヒー豆選び」と「いれ方」です。
こちらのページではアイスに合う「コーヒー豆の選び方」とプロが教えるおいしい「いれ方」を解説します。そして夏が終わるまでの期間中、今年ならではの「おすすめの豆」を期間限定で入れ替えながらご紹介していきます。
今年もアイスコーヒーを存分に楽しみましょう！
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アイスコーヒーに合う豆と選び方のポイント
アイスコーヒーに合う豆とは
「アイスコーヒーに合う豆はどれですか？」
夏の訪れと共に必ず頂く質問の一つです。
この質問に対する一般的な回答は「苦味がしっかり感じられる深煎りのコーヒー」になるでしょう。
その一番の理由は、アイスコーヒーは氷を入れて冷やすことでどうしても濃度が薄くなり、味わいの輪郭がぼやけた印象になってしまうためです。それを避ける意味も込めて、コーヒーらしい苦味をしっかり抽出できる「深煎り」をアイスコーヒー用におすすめしているケースが多い印象です。
確かに、暑い日に飲むキリっとした苦みのアイスコーヒーは格別ですよね。
では、アイスコーヒーに合うのは苦味の強い深煎りだけなのでしょうか？
いえいえ、そんなことはありません。
焙煎度が浅めのコーヒーにおいて感じられる華やかな香りや、果実味豊かな風味、清涼感のある爽やかな酸味もまた、アイスコーヒーを楽しむ醍醐味なんです。クリーンカップが担保され、明確な個性が備わったスペシャルティコーヒーの豆を選び、そして適切な抽出を行えば、浅煎りから深煎りまで、アイスにしてもその魅力が発揮されます。
よって、冒頭の「アイスコーヒーに合う豆はどれですか？」というご質問に対して、スペシャルティコーヒー専門店である私たちは「浅煎りから深煎りまで、どのコーヒーもアイスコーヒーにして楽しんでいただけますよ」というのが前提としてあります。
その上で、アイスだからこそ際立つ個性が感じられるものや、アイスだからこそ感じられる新しい個性の一面を備える「おすすめの豆」があります。
では、アイスコーヒーで楽しむ豆を選ぶときのポイントとは一体何でしょうか？
選び方のコツとポイント
最初のポイントは「どんなアイスコーヒーを楽しみたいのか」イメージしてみることです。
・苦みは抑え目で、爽やかな酸味やフルーティーな風味を楽しめる「スッキリ華やか」なアイスコーヒー
・キリっとした苦味に、芳醇な香りや甘い余韻が続く「のうこうな苦味」のアイスコーヒー
まずは上記２つの味わいの方向性から、どちらのアイスコーヒーを楽しみたいのか、イメージしてみてください。
イメージができましたら、それぞれの味わいごとに豆を選ぶ際のポイントを解説していきます。
■「スッキリ華やか」なアイスコーヒーを選びたいとき
焙煎度はハイロースト（中浅煎り）〜シティロースト（中深煎り）の中から選んでみてください。
その中でも、華やかな香りやフルーティーな風味に特徴のある豆が特におすすめです。アイスコーヒーにすることで、果実のニュアンスがより引き立ち、華やかな香りや爽やかな酸味を爽快にお楽しみいただけます。
一例を挙げるとすれば、エチオピアやケニアのように果実感に特徴のあるコーヒーや、ベリー系の果実を思わせる芳醇なフレーバーが楽しめるナチュラル精製のコーヒーは、アイスコーヒーでもわかりやすくその個性を楽しんでいただけると思います。
■「のうこうな苦味」のアイスコーヒーを選びたいとき
焙煎度はフレンチロースト（深煎り）〜イタリアンロースト（極深煎り）の中で選んでみてください。
基本的にはどの豆もしっかりとした苦味の感じられるアイスコーヒーに仕上がります。ポイントは“苦味＋α”です。上品でクリアな苦味や力強いボディに重なり合う、複雑で芳醇な香りや、フルーティーな果実感、甘い余韻。アイスコーヒーにおいても、苦味と共に多様な個性を楽しむことができます。
例えば、苦み＋“甘い余韻”であればタンザニアやコロンビアのように「厚みのあるボディ」が特徴的なコーヒーを、苦み＋“果実感”であればエチオピアやケニアのように「果実感」に特徴のあるコーヒーを、苦み＋“複雑で芳醇な風味”であればインドネシアのコーヒーやナチュラル精製のコーヒーなどがおすすめです。
ここまでの内容を踏まえて、堀口珈琲の豊富なラインナップからアイスコーヒーにおすすめの豆を以下にご紹介していきます！
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アイスコーヒーにおすすめの豆7選
- 皆様の気になる味わいは...？
- ��【スッキリ華やか】タイプ
- ��【のうこうな苦み】タイプ
- ��【期間限定】担当イチオシ
� 撻好奪�リ華やか】タイプ
- #1 BRIGHT＆SILKY
ハイロースト 200g
1,850円（税込1,998円） - 爽やかな酸味と甘みの詰まったブレンド＃１。心地よい酸味で清涼感もしっかりと感じられるアイスコーヒーに仕上がります。
- #２ FRUITY＆LUSCIOUS
シティロースト 200g
1,850円（税込1,998円） - “充実した果実感”を表現したブレンド＃２。とびっきり華やかで、フルーティーなアイスコーヒーに仕上がります。後述の＃４よりもすっきりとした余韻です。
- エチオピア
「ゴロ・ベデッサ ナチュラル」
シティロースト 200g
1,850円（税込1,998円） - 黒色果実や赤色果実を思わせる複雑な果実感。アイスでも甘い香りが広がり、南国果実のニュアンスも感じられます。
�◆擇里Δ海Δ紛譴漾曠織ぅ�
- #７ BITTERSWEET＆FULL-BODIED
フレンチロースト 200g
1,850円（税込1,998円） - ビタースウィート＆フルボディド、すなわち“苦み、甘み、コク”のある味わいは、アイスコーヒーにしても間違いなし。毎日飲んでも飽きのこない、安心感のある味わいです。
- コロンビア
「ラ・クンブレ農園 ティピカ」
フレンチロースト200g
1,900円（税込2,052円） - 豊かなボディを備えたコーヒー。しっかりとした苦みとコクに加え、ほのかにオレンジを思わせる果実感もあるため、アイスコーヒーでは清涼感も感じられます。
- ケニア「カイナムイファクトリー」
フレンチロースト 200g
2,000円（税込2,160円） - 熟度の高い果実をぎゅっと詰め込んだ濃縮感。アイスコーヒーにすると深煎りらしいキリっとした苦みの中に、カシスなどの華やかな香りが感じられます。
��【期間限定】担当イチオシ
- サマーブレンド2024 Ver.2
シティロースト
夏の風物詩 - 堀口珈琲の夏の風物詩『サマーブレンド』。
アイスコーヒーで楽しむ、期間限定の特別ブレンドです。
Ver.1からVer.2に銘柄も変わり、味わいの印象もガラッと変わりました。
“凛”と引き締まった果実味が織りなす爽やかなブレンド。
アイスでは夏の暑さを忘れてしまうかのような清涼感を、ホットでもどこか涼やかな気持ちになれるエレガントな風味をご堪能いただけます。
爽快ながらも複雑な印象を与えてくれる、この時期にしか楽しめない一杯です。
飲み比べて違いを楽しむ
‐アイスコーヒー堪能セット‐
たくさんのコーヒーを前に「迷って決められない……」と途方に暮れている方へ。
今年もオンラインストア限定で「アイスコーヒー堪能セット」をご用意しました！
【セット内容】
・特別ブレンド「サマーブレンドVer.2」 シティロースト 200g
・エチオピア 「ウォテ ナチュラル」 フレンチロースト 100g
・ペルー 「フェスパ農園 カトゥーラ」 フレンチロースト 100g
販売価格（計400g）：4,401円（税込）
販売期間：7月24日（水） 〜 8月6日 AM8:00（土）
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実際にアイスコーヒーをいれてみよう
アイスコーヒーで楽しむ豆が決まったら、次は「おいしくいれる」ためのコツを掴んでおきましょう。
今回ご紹介するのは、堀口珈琲の喫茶でも行っているペーパードリップでの「急冷式」によるいれ方です。
急冷式って？
いれたての熱いコーヒーを一気に冷やして仕上げるアイスコーヒーを「急冷式アイスコーヒー」といいます。
ペーパードリップで抽出したいれたてのコーヒーの香りとコクを、アイスならではの清涼感とともに楽しめる、風味豊かな一杯に仕上がります。にごりのない透明感が感じられる飲み心地も特徴です。
�ヾ靄槓�
基本のレシピは次の表の通りです。焙煎度ごとにレシピを変えていますので、選んだコーヒー豆に合わせてみてください。
シティローストのコーヒーではすっきり/華やかな印象に。フレンチローストではしっかりとしたコク/ビターな印象に仕上がります。
急冷式アイスコーヒーのコツはたったの２つ。「“濃い”コーヒーをいれる」ことと、「たっぷりの氷で冷やす」こと。ホットコーヒーをいれる時と同じ豆の量を使い、同じ抽出時間をかけて３分の２の量を抽出し、氷をたっぷり入れたグラスに注いで急冷します。
ホットに比べると抽出量が少ないため、気を付けないとあっという間に抽出が終わってしまいます。そのため抽出の前半ではじっくりと、後半はどんどんお湯を注ぎメリハリをつけて抽出します。
＞【動画あり】おうちで楽しむ – 急冷式アイスコーヒー編 –（ブランドサイトへ）
��応用編-プロのレシピ-
基本を押さえたところで、もう一歩踏み込んだアイスコーヒーのレシピもご紹介します。以下に記載しているレシピは、実際に堀口珈琲の喫茶でお客様に提供しているアイスコーヒーのレシピです。
抽出量に対してしっかり粉量を使って抽出するため、味わいがよりはっきりし、それぞれのコーヒーの特徴も明瞭に表現できます。ただ、抽出のバランスが崩れるときつい味になってしまうのでいれ手の技術が問われる難易度の高いレシピでもあります。
我こそはというコーヒー好きのみなさま、ぜひトライしてみてください。
※もしきつい味に仕上がってしまったら、氷を多く入れて濃度を調整しましょう。
抽出時間も焙煎度毎に細かく変化をつけます。表の「1滴目」の秒数でサーバーに抽出液がポタポタ落ち始め、「点滴終了」でポタポタが線状になるように、その後は「抽出終了」を目安に目標の抽出量に達するよう注ぐペースを徐々に早くしていきます。
また、応用編のレシピではハイローストのレシピも記載しています。シティローストと使用する粉量は同じですが、抽出時間に差があることが分かります。
前述の通り、アイスはホットと比べて液体の抽出量が少なく、抽出がすぐに終わってしまいやすいのでコントロールがよりシビアになります。
※ハイローストの2人分は味わいがぶれやすく、難易度がとても高いためうまくいかない場合には1杯分を2回抽出するのがおすすめです。
また、グラスを事前に冷やしておくと余分に氷が解けないため濃度の均整も保ちやすくなります。ゆっくりと氷が溶ける分、時間をかけて味わいの変化をお楽しみいただけます。細かい部分ですが、意識してみてくださいね。
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気軽に楽しむならこれ、リキッドアイスコーヒー
暑い季節はコーヒーをいれるのすら億劫。でも、おいしいアイスコーヒーは飲みたい。
そんな方はぜひ堀口珈琲のリキッドコーヒーをお試しください。冷やしてグラスに注ぐだけ。アイスカフェオレやコーヒーフロートなどのアレンジドリンクも簡単に作ることができます。
暑い日に帰宅し冷蔵庫を開けると、そこにはとびきり“おいしい”アイスコーヒーが待っている。そんな幸せな瞬間、いかがでしょうか？
ラインナップはバランスに優れた王道の味わいの「CLASSIC」、重厚感のある苦みが特徴の「DARK」、圧倒的に華やかな香り「AROMATIC」、そしてカフェインレスの「DECAF」の4種類。多彩な味わいから選ぶことが出来るのも楽しみの一つです。
たっぷりの氷に注いでお召し上がりください。
CLASSIC（クラシック）
リキッドコーヒーの王道とも呼べる味わい。
ほどよい苦さと甘い余韻、バランスに優れた清涼感のある飲み心地が特徴的。
砂糖やミルクも入れずに、すっきり飲めます。
今年は大人気銘柄グァテマラ「サンタカタリーナ農園」の深煎りを素材として使用しています。
販売価格：1本 1,080円（税込）
DARK（ダーク）
重厚感のある苦みと濃密な甘みがお楽しみいただけます。
ミルクを入れてアイスオレにするのもおすすめです。
素材にはパートナー農園であるブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園」の極深煎りを使用。
同銘柄のウォッシュト精製とナチュラル精製のコーヒーをブレンドすることで、味わいにより奥行きや複雑さを持たせました。
販売価格：1本 1,080円（税込）
AROMATIC（アロマティック）
2024年に新登場。
赤色や紫色の熟した果実のニュアンスやベリー系の甘みが豊かに感じられます。
注いだ時から感じられる華やかな香りは唯一無二です。
今年はエチオピア「ゴロ・ベデッサ ナチュラル」の深煎りを素材として使用しています。
販売価格：1本 1,080円（税込）
DECAF（デカフェ）
2024年に新登場。
最高品質のデカフェのコーヒー豆を使用。バランスが良く、程よい苦みとコクの中にほんのり華やかな香りが楽しめます。
デカフェであることを忘れてしまいそうな、本格的な味わいです。
今年は【デカフェ】エチオピア「ウォテ」を素材として使用しています。
販売価格：1本 1,080円（税込）
