TOP > 堀口珈琲×コエドブルワリー コラボレーション企画
「コーヒー×ビール」の新しい世界へ！
コエドブルワリー（COEDO）と堀口珈琲による、味づくりにおける飽くなき挑戦。
両社の職人がお互いの経験と技術、そして情熱をぶつけ合い創り続ける新しい風味の世界を、ぜひお楽しみください！
- 緋ノ香-Hinoko- 6本セット
- 緋ノ香が6本入ったセット。
税抜2,714円（税込2,985円）
- 緋ノ香とコーヒー豆のセット
- 緋ノ香4本と素材に使用しているエチオピア「ゴロ・ベデッサ」とタンザニア「ハイツ農園」のコーヒー豆のセット。
税抜3,844円 （税込4,228円）
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コーヒーエール
「緋ノ香-Hinoko-」
埼玉のクラフトビールメーカー「コエドブルワリー（COEDO）」さんとのコラボレーション企画。
「スペシャルティコーヒーとクラフトビールの多様性を感じられるものづくり」をコンセプトに毎年新しいスタイルに挑戦しています。
7年目となる今回は「ベースビールの甘み×コーヒー」をテーマに、初めて「2種類のコーヒー」を使用した味づくりに挑戦しました。レッドエール特有の甘みに、2種類のコーヒーの風味がしっかりと調和したコーヒーエールが完成しました。
コーヒーは今年トップレベルの品質を誇るエチオピア「ゴロ・ベデッサ」の中深煎りと、今最も注目している産地のひとつタンザニア「ハイツ農園」の極深煎りの2種類を使用しています。
緋ノ香の味わい
アイリッシュレッドエールの華やかな香りと甘みに、エチオピア「ゴロ・ベデッサ」のフローラルで瑞々しい酸とタンザニア「ハイツ農園」の濃厚な甘みと苦みが調和し、飲み始めから終わりまでさまざまな風味が楽しめる、私たちらしい複雑な味わいに仕上がっています。
商品名：緋ノ香-Hinoko-（ひのこ）
ビアスタイル：アイリッシュレッドエール
原材料：麦芽・コーヒー豆・ホップ
種類：発泡酒（麦芽比率50%以上）
アルコール度数：5.0%
内容量：333ml
賞味期限：製造から180日
※数量限定の販売です。
※酒税法上、製造工程の関係で「発泡酒」扱いとなります。
※本商品にはアルコールが含まれております。
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
※20歳未満の者に対しては酒類を販売しません。
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堀口珈琲×コエドブルワリーの挑戦
「スペシャルティコーヒーとクラフトビールの多様性を感じられる商品づくり」
をコンセプトに、2018年からスタートしたこのプロジェクト。両社の職人であるロースター・ブルワーが「コーヒーとビールの可能性」を追求するために、お互いにクラフトマンシップを発揮しながら試作を重ね、毎年新しいスタイルに挑戦しています。
過去にはヨーロッパ最大級のビアコンぺティションを受賞した経験もあり、コーヒーからビールへ、ビールからコーヒーへ、両社にとって自分たちのフィールドを広げる、とてもチャレンジングなプロジェクトでもあります。
「品質や多様性へのあくなき探求心」
両社に共通した強い想いが7年目という長期的なプロジェクトを支えています。毎年進化する本コラボレーション商品。今年は「コーヒーを2種類使用」という新しい挑戦を経て商品を創り上げました。
作り手紹介
中島 拓朗（なかしま たくろう）- 2016年堀口珈琲入社。コーヒーを中心とした飲料メーカーで勤務した後、コーヒーセミナーを通じて知った堀口珈琲に転職。現在は外部の協力会社と共にコーヒーバッグやリキッドコーヒー、コラボレーション商品をつくるチームのリーダーを務める。
目黒 匠（めぐろ たくみ）- 2015年コエドブルワリー入社。もともとビール（ピルスナー）は苦手だったが以前勤めていた食品工場の近くにあったパブでクラフトビールを飲んだのをきっかけに好きになっていく。その後転職活動中にコエドブルワリーで募集があり応募。運よく採用される。コーヒーは昔から飲んではいたが詳しくはなく、堀口珈琲とのコラボをきっかけにスペシャルティコーヒーを知って飲むようになる。
こうして緋ノ香は生まれた
● 毎年新しい味わいを
数年にわたり続いてきた本企画ですが、一貫して主軸にしている考え方があります。それは「スペシャルティコーヒーとビール、それぞれの個性が互いに邪魔をせずしっかりと感じられ、相乗効果があるような飲み物を目指すこと」です。コーヒーの苦みのみが強調された一般的なコーヒービールではなく、スペシャルティコーヒーの個性をしっかりと感じられ、なおかつ飲み物としておいしい商品を創ること。この主軸はブレずに、毎年新しい視点から「コーヒー×ビール」の可能性にチャレンジしています。
7年目となる今年は「ベースビールの甘み×コーヒー」をテーマに、初めて2種類のコーヒーを漬け込むという新しい取り組みに挑戦ました。
● 初挑戦、2種類のコーヒーを使用
本商品はベースのビールにコーヒー豆を漬け込み、その個性をうまくビールに乗せて風味をつくっていきます。これまではベースビールに対して1種類のコーヒー豆を漬け込むことを基本としていましたが、実はブレンドしたコーヒーを使用したら？より複雑な風味に仕上がるのか？という興味や構想は数年前からありました。しかし、試作段階でいくつもの組み合わせに挑戦しては納得がいかず、挑戦しては納得がいかず、を繰り返していました。
まず、単純にブレンドしたコーヒーを漬け込んでも、その風味がビールに乗るわけではありません。コーヒー豆は、その種類や焙煎度によって抽出による味わいの出方が異なります。基本的に抽出の前半には酸が出やすく、後半には苦みが出やすいのですが、そのグラデーションや総量は豆によっても焙煎度によっても異なります。抽出する温度や粒度によっても変化します。そのため、ホットコーヒーでできたからビールでも、という簡単な話ではありません。
● +1種類、難易度100倍
この特性を考慮して2種類以上のコーヒーを使って風味づくりをするならば、ブレンドした状態ではなく、最終的に重なり合った風味を想像しながら順番に漬け込んでいく方法がベストだという結論に至りました。このコーヒーからはこのような個性を引き出し、一方こちらのコーヒーからはこんな個性をしっかり取り出そう、というように。
しかし、ここからも試練は続きます。理想的な味わいを生み出すためにどのような組み合わせを、どのような順番で、どれくらい漬け込むか。可能性は無限大。この見極めが非常に難しい行程でした。1種類のコーヒー豆を漬け込む方が見極める要素が少なく完成した際の風味が想像しやすいのです。1種類増やすだけでなんと難しいことか...。
● レッドエール×タンザニア×エチオピア
毎年新しいテーマのコラボレーション商品を発売しつつも、ひっそりと2種類を漬け込む検証・試作を続けていました。そして今年、ついに自信をもって送り出せるものが完成しました。アイリッシュレッドエールをベースビールに迎えた本年、このビールの特徴的な甘みと香りに“スペシャルティコーヒーらしさ”を加えるにはどうしたらいいか。様々な組み合わせを試していった結果、タンザニアのイタリアンローストとエチオピアのシティローストという組み合わせがかなり理想に近づける選択でした。
8月19日。埼玉県東松山市にあるCOEDOクラフトビール醸造所にて本番商品の製造が行われました。ビールにコーヒー豆を漬け込み、本番用の緋ノ香の味わいを作る工程です。それぞれの漬け込み時間が短すぎても長すぎても狙った味わいになりません。これまでペットボトル程度の小さい容器でやっていたことを、3000リットルの巨大タンクで行います。
今日の仕上がりで本商品の味わいが決まるため、現場には緊張感が漂います。これまでのコラボレーション企画で何度も経験しているはずですが、「何度やっても緊張する」と中島。
まずはタンザニア「ハイツ農園」のイタリアンを漬け込みます。「漬け込む」という表現を使用していますが、イメージは「通す」の方が近いでしょう。「ホップガン」と呼ばれる機械を使用して、コーヒー豆の入ったタンクにベースのビールを循環させて風味付けを行います。ハイツの重厚な苦みや甘みをしっかり取り出したいので、漬け込み時間は少し長めの10分。一度洗浄して、次にエチオピア「ゴロ・ベデッサ」の華やかで上品な香りを加えます。ただし、焙煎が浅めの豆は長く漬け込んでいるとネガティブの豆感や穀物感がすぐに出てきてしまうので、こちらは6分で切り上げます。
試作で想定していた通りの見事な味わいを表現することができました。
ホッとしたのも束の間、帰り際にはすでに次回作のイメージの意見交換が始まっていました。
コラボレーションの挑戦はこれからも続きます。
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「緋ノ香」と
ラベルデザイン
「緋ノ香」というネーミングと、赤色の液色、香りたつ躍動感、奥深く鮮明な体験をビジュアライズし、見た人の心に印象付けるデザインを表現しています。また、味わいの説明英文を「緋」の文字に重ねて表示することで、奥行きのある味わいを表現しました。
ラベルデザインはエイトブランディングデザインさんの制作です。
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コエドブルワリー（COEDO）
コエドブルワリーは、1970年代から先駆けて有機栽培や特別栽培により生産される農産物を取り扱う青果事業を中心とする�蟠�同商事が設立母体の埼玉県川越市発のブルワリーです。同地域の名産品であり、落ち葉堆肥農法という循環式農業で栽培されるさつまいも「紅赤」の規格外品と連作障害対策の緑肥としての大麦の有効活用を着想の原点に、ビール醸造を1996 年に開始しました。
「Beer Beautiful」をコンセプトに掲げ、「紅赤-Beniaka-」を筆頭に、日本の職人たちの細やかなものづくりと『ビールを自由に選ぶ』というビール本来の豊かな味わいの魅力をクラフトビール「COEDO」を通じて、武蔵野の農業の魅力とともに発信しています。
シカゴ・ワールドビアカップ、ニュルンベルク・ヨーロピアンビアスター、ブリュッセル・iTQiなど、世界の品評会で受賞し、品質とブランドデザインにグローバルな評価を得ており、各国に輸出もされています。
2020年7月には、川越駅西口 に「ブルワリーのある街づくりの共創」をコンセプトに、新業態となる醸造所併設レストラン「COEDO BREWERY THE RESTAURANT」と生ビールを専用容器「グロウラー」でテイクアウトできる小さな売店「COEDOKIOSK」をオープンしました。
ブランドサイト：https://coedobrewery.com/
