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今年、注目していただきたい産地があります。
飲んでいただきたいコーヒーがあります。
2022年をかけてご紹介したいこちらの産地は、けっして世界的に有名な産地ではありません。年間何種類も扱ってきた産地でもありません。
しかし、私達が最も夢中になっている産地のひとつです。長年に渡り魅了され続けている産地です。
なぜこんなにもこの国のコーヒーに興味を掻き立てられるのでしょうか。
渾身のラインナップとともにそんなルワンダの魅力を全力でお届けします!
今年はひと味違います。
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堀口珈琲とルワンダ
高い品質を備えられるポテンシャルの高さと他のアフリカとはまた違った魅力的な個性に魅了され、十数年前からルワンダの産地開拓は本格的に始まりました。実際に皆様にお届けしてきたコーヒーの多くは、主に南部で活動するコアカカ協同組合とともに育て上げてきたコーヒーが中心でしたので、「コアカカ」の名前に聞き覚えがある方も多いかもしれません。
これまで、専任スタッフの派遣や後ほど詳しくご紹介するニャミラマプロジェクト、産地訪問を通じて積極的に参入してきた成果が実を結び、徐々に良いコーヒーが多く入り始めます。なかには他の優良産地に比肩するレベルのクリーンさと個性を備えるコーヒーも。これには私達は何度も驚かされました。
そして、現在のルワンダはこれまでの南部に加え、北部や西部からも素晴らしいコーヒーが入荷。ルワンダコーヒーの現在地と楽しみ方の幅の広さを必ずや実感していただけるコーヒーが集まりました。この機会を逃したくない、多くの方に体験していただきたいと思い、この度、それぞれの魅力を順番にたっぷりとご紹介いたします!
私達のルワンダでの活動と共に、個性豊かなコーヒーをご紹介していきます。ぜひ、ご期待ください!
また、ルワンダでの活動は「コーヒーの持続的な生産活動」とは何か、堀口珈琲の企業理念でもある「コーヒーを通じて人々の豊かな暮らしに貢献すること」とは何か、それらについて深く考えるきっかけにもなりました。今年はそれらを考えるひとつの節目の年にしたいと考えています。コーヒーをお届けするとともに、これらのテーマについて様々な企画やイベントを実施しております。詳細はこちらのページ 『Muraho Rwanda!』 をご覧ください。皆様と一緒に、コーヒー産地ルワンダ、そしてコーヒーのサステナビリティについて考えていきたいと思っています!

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今飲めるルワンダコーヒー【12/14更新!】
多様なルワンダコーヒーをお届けしてきた通年企画「RWANDAful COFFEE」。
企画の大トリを飾るのは、とっておきのコーヒー「ジャンジャヒル」です!
産地のルワンダ北部州は急峻な地形のため生産量は多くないものの、霧が多く冷涼かつ標高の高い環境から品質の高いコーヒー産地として知られ、COEでも多くの入賞者を産出しています。今年の春には当社スタッフが北部州を訪問し、ウォッシングステーションを視察して回りました。その様子を当ページ下部でもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。

ルワンダ「ジャンジャヒル」シティロースト 200g
1,400円(税込1,512円)
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産地紹介
そもそもルワンダってどこにあるんだっけ?どんな所でコーヒーを作っているんだろう?そんな方は必見!ルワンダのコーヒー生産についてざっくりとご紹介いたします。
目次
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> ��農地の様子
> ��精製施設:ウォッシングステーション
写真や説明は堀口珈琲が扱っているコーヒーについてが中心です。また、商品ごとの詳しい現地の様子は各商品ページにてご紹介しております。
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ルワンダは人口1,000万人ほどの小さな国です。面積は四国とほぼ同じくらい。「千の丘を持つ国」と呼ばれるほど山が多く、標高の高い土地が広がっています。また、野生のゴリラが有名で、現地ではトレッキングツアーが組まれているほどです。

ルワンダでは乾燥地帯を除き、ほぼ全域でコーヒーが栽培されています。アフリカでは珍しく、全国的にブルボン系の品種を扱う農家がほとんどです。この品種の文化もルワンダコーヒーのキャラクターを形作る大きな要因のひとつかもしれません。
エリアは大きく分けて3つ。東部でも一部コーヒーを生産していますが、今回は割愛いたします。下の地図に目安のエリアを囲いました。
西部(紫の地域):
西部の山岳地帯周辺に農地が広がっています。また、キブ湖沿いにも多くのウォッシングステーションが建設されています。雨の多い土地で、低地から高地までたくさんの農園があります。
北部(緑の地域):
標高が高く寒暖差も十分ある土地ですが、人口も少ないため生産量はあまり多くありません。一部エチオピア由来のハラー品種と呼ばれる品種を扱っている農家も。
南部(赤の地域):
これまで販売することの多かった「ニャミラマ」や「ガスーラ」の集落があるエリア。なかでもでフイエ郡とニャマガベ郡はコーヒー栽培に最適な標高、雨量、気温が得られる土地として同国内でも有名です。

千の丘を越えて。ルワンダ全域に当てはまることですが、中米のように急峻な山が並ぶというよりは、標高の高いところで丘があちこちに盛り上がるような地形をしています。
��農地の様子
コーヒー生産は小規模な農家が中心です。それぞれ数ヘクタールの農地にコーヒーの樹を植えて栽培しています。農地で収穫したコーヒーチェリーはある程度の量にまとめ、近隣の精製施設(ウォッシングステーション)に持ち込みます。そこで換金を受け生活しています。
コーヒー以外の作物を商用栽培している農家も多く、バナナはその筆頭です。食用では豆類やキャッサバというイモ類が主なようです。キャッサバはタピオカの原料にもなる植物ですが、ここでは主に茹でて(現地では「ウガリ」と呼ばれています)食べているそうです。いったいどんな味わいなのでしょう。
ルワンダの土地は多くの木が切り倒されてしまいはげ山となってしまっている場所が多く、その影響もあり農地のシェードツリーが不足している傾向があります。西部地域の一部エリアなどでは日差しがそもそも少ないためあまり必要ない場所もありますが、基本的には強い日差しや雹からコーヒーの樹を守るためにも適度なシェードツリーは必要です。

また、農地に木が少ないことで水はけが良すぎてしまう農地があります。そのため、藁や草で地面を覆うマルチングという対策を行っている農家もあります。マルチングは土壌流出の他にも雑草が生えにくくなったり、土壌を介した木の伝染病を防ぐ効果もあります。

��精製施設:ウォッシングステーション
ウォッシングステーションは農家から集められたコーヒーチェリーを精製する施設です。精製とは、コーヒーチェリーから種子を取り出して生豆を得るための工程です。ルワンダで主に行われている「ウォッシュト精製」は、果皮や果肉などの被覆物を除去し、パーチメントコーヒーの状態で水分を除去(=乾燥)します。
この精製機能はもちろん、コアカカ協同組合のステーションでは農家への農業指導を行ったり、品質チェック専用の部屋を設けたりとその役割は多岐にわたります。
私達の扱っているコーヒーのウォッシングステーションはきれいなところが多く、どの写真を見てもタイルはピカピカでした。水も非常に澄んでいます。ルワンダの方はきれい好きが多いとよく聞きますが、このあたりにも彼らの性格が出ているのでしょうか。近くの山から湧き水を引いているステーションもあります。清潔な設備ときれいな水は、良いコーヒーを作るのにはとても大切なことです。
乾燥場の様子です。乾燥中に不良豆の除去や乾燥ムラのないよう定期的に撹拌作業が行われます。
キメ顔でこちらを見ているのは2019年に現地訪問をしたスタッフの小林です。
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ルワンダ北部・西部探索
ルワンダのコーヒーでこれまで多く扱ってきたのは同国南部のコーヒーでした。しかし、2021年の「ジャンジャヒル」を皮切りに、続々と西部・北部のコーヒーもご紹介できるようになってきました。一方、これらのエリアはこれまで訪問する機会が少なく、情報や写真が最低限のものしかありませんでした。そんななか、2022年の4月、堀口珈琲スタッフ2名が現地ルワンダを訪問しました。もちろん、北部・西部探索が目的のひとつです。ここではそんな出張で得られた新鮮な情報をお届けいたします。
ここでは『ルワンダ出張記』から北部・西部についてを一部抜粋してご紹介しております。
堀口珈琲ブランドサイトでは全編を公開しておりますので、こちらもぜひご覧ください!
>>『ルワンダ出張記Part1 いざ、千の丘の国ルワンダ』
>>『ルワンダ出張記Part2 北部・西部探索』
>>『ルワンダ出張記Part3 南部訪問』

お肉、ご飯、フルーツと朝食をしっかり食べていざ出発。まずは首都キガリからマチアゾに向かいます。
都心部はバイクタクシーや歩行者でごちゃごちゃしているところもありますが、少し離れると整備された幹線道路が伸びていて快適に移動することができました。

幹線道路には定期的にオービスのようなカメラが設置されていて、違反者は写真を取られ、内容と罰則が当人のスマホに通知される仕組みです。かなりハイテクです。

ンゴロレロ郡マチアゾセクターに到着。
「マチアゾ」とは石を砥ぐ動作のことを意味するらしいです。この土地には比較的石が多いことから付けられているとのこと。周辺一帯は標高が高く、1,800m〜2,000m程度ありました。実際、マチアゾはンゴロレロ郡の中で最も高高度な地域です。南部に比べ冷涼で降雨量も比較的多いとのこと。
マチアゾウォッシングステーションに到着。
当店で扱っている商品「マチアゾ」はこのウォッシングステーションで精製されたコーヒーです。
2009年稼働開始。
ステーションはかなりの急斜面に建てられていて、向かうには急勾配で石だらけの坂道を15分程度歩かなければなりません。暗くなると足元が見えずかなり危険です。農家の方は慣れているのか私達を横目にスイスイと上り下りしていました。

ステーション自体の作りは比較的簡易で、パルパー(果肉除去機)や乾燥ベッドは年季の入った物でしたが、集められたコーヒーの熟度は高く、実際に届くコーヒーの品質が良いのも頷けます。
すでに質の高いコーヒーを生産していることから、今後さらに設備を改善したら一体どんなコーヒーが生まれるのか、期待が高まります。ステーションのオーナーやルサティラさんも設備投資には前向きでした。
スタッフの皆さんに温かく歓迎していただきました。




次にご紹介するのがコーヒー苗のナーサリーです。
現在BAHOでは良いコーヒーの栽培が期待されるンゴロレロ郡とガケンケ郡の郡境付近で新しく数百万本のコーヒーを新植するプロジェクトを実施しています。本数でお分かりの通り、かなり大規模なプロジェクトです。
ここはそのためのコーヒー苗を育てるナーサリーのひとつです。

すでに農家に配られているものもありますが、ここでは13万本の苗木を育てています。
品種はブルボン系のジャクソン品種。
有機物肥料+土、これに尿素を加えながら約6ヶ月育成し、その後、各農家が必要な分を取りに来ます。遠方でナーサリーまで来られない農家へはトラックを手配してまとめて配布するそうです。

続いては、ムゾウォッシングステーションを訪問します。
ここは2021年から販売をしている「ジャンジャヒル」のコーヒーが精製されているウォッシングステーションです。
緩やかな丘の斜面に建てられたコンパクトなステーションです。

パルパーは綺麗に整備されており、乾燥ベッドには収穫エリアごとにきっちり分けられたコーヒーが敷き詰められていました。
水路では浮力による選別と、グレード分けも行われていました。
ここでは興味深い話を聞けました。
持ち込んだコーヒーチェリーの量と品質、それに応じた金額が計算できたら、それらが明記された伝票が農家へ渡されます。この伝票ですぐに換金する必要はなく、農家のタイミングで換金ができるそうで、銀行は手数料が高くタンス貯金も危ないため、ステーションを銀行代わりに利用する人もいるようです。




ここでの紹介はここまでです!
ブランドサイトの出張記もぜひチェックしてみてください!
>>『ルワンダ出張記Part1 いざ、千の丘の国ルワンダ』
>>『ルワンダ出張記Part2 北部・西部探索』
>>『ルワンダ出張記Part3 南部訪問』