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秋のほっと一息つきたい時に飲みたいコーヒー
「あぁ…、コーヒーが飲みたい!」
コーヒー好きの皆様なら、きっと1日の中でそんな瞬間が1度ならずと訪れるのではないでしょうか。頭をシャキッとさせたい時、気分転換したい時、仕事に集中したい時。
コーヒーが飲みたくなるシーンはさまざまで、その時々で苦味の強いものやフルーティーで爽やかなものなど、飲みたいコーヒーの味わいもさまざまだと思います。
そして、それは季節や気候によっても変わってくるでしょう。いよいよ秋も深まり肌寒い日も増えてくるこれからの季節は、温かいコーヒーがよりおいしく感じられる季節でもあります。
今回ご紹介するコーヒーは、「ホっと一息つきたい時」に飲みたくなるコーヒーです。
ふわりと香り、やわらか、なめらか―。
どのコーヒーも、とっても“心地よい”です。穏やかに、じわじわと染み渡る、上品で優雅なキャラクター。飲み干すのがもったいなくなる一杯ばかり。
本や映画を楽しみながら。仕事や家事がひと段落した後に、のんびりしながら。肌寒くなってきた秋のリラックス時間にぴったりなコーヒーをお届けしたいと思います。
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キーワードは「香り」と「質感」、
そして「アフリカ」
今回は4つのコーヒーをご紹介します。それぞれ味わいの個性は異なりますが、共通する特徴は「香り」や「質感」の“心地よさ”です。カップからふわりと立ちあがり、口に含むと鼻に抜けていく「香り」、そして滑らかさや柔らかさといった優しい「質感」が、ホっとする味わいを演出しています。
そしてもう一つ、共通するのは「アフリカ」産のコーヒーであるということです。ご紹介するのはアラビカコーヒー発祥の地エチオピアの【ジンマ】エリアと、優良ステーションひしめく【ルワンダ】南部のコーヒー。
強烈な個性を放つコーヒーが揃うアフリカにおいて、【エチオピア・ジンマ】と【ルワンダ】はどちらも“華やかさ”や“上品さ”というキャラクターが特徴的。優しく穏やかな味わいは、中南米のマイルドなコーヒーがお好みの方にもおすすめしたいコーヒーです。
それでは、香りや質感に着目しながら、4つのコーヒーのホっとする魅力をご紹介していきます。
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華やかで上品な「エチオピア・ジンマ」のコーヒー2選
エチオピア
「ナノ・チャラ」シティロースト
底抜けの透明感と華やかな香りが特徴的なナノ・チャラは、白い花のような香りと、瑞々しい柑橘の果物を思わせる風味が感じられます。質感は柔らかく、舌の上にそっと乗ってくるような口当たり。滑らかで品の良い甘みはまるで蜂蜜のようです。華やぐ余韻にリラックスし、飲み終えた頃には心が軽くなっている。そんな印象のコーヒーです。
エチオピア
「フンダ・オリ ナチュラル」フレンチロースト
「フンダ・オリ」のナチュラル精製は、クリーミーな質感が特徴的です。まるでシルクのような滑らかな質感は、華やかな酸や芳醇なナチュラルフレーバーと相まることで、飽きることなくいつまでも飲み続けたくなるような心地よさを与えてくれます。プルーンやチョコレートなどを感じさせる複雑でしっかりとしたコクをもち、長く甘い余韻が楽しめます。
優雅な休日にばっちりハマるコーヒー。さらに言うと、このコーヒーさえあれば仕事の合間のささやかな休憩時間さえ優雅なリラックスタイムになるでしょう。とてもエレガントなコーヒーです。
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柔らかくて優しい「ルワンダ」のコーヒー2選
ルワンダ
「ガスーラ」シティロースト
完熟したオレンジを思わせる酸と甘みがあり、それを包み込むような柔らかな触感がこのコーヒーの品の良さを演出しています。ほどよいコクと穏やかな果実味がストレスなく染み渡り、安心感のある一杯。冷めてくると赤い果実の様なニュアンスも感じられるので、時間をかけてゆっくり飲みたいコーヒーです。
ルワンダ
「ニャミラマ」フレンチロースト
プルーンを想起させる果実味と、ほのかにスパイシーな風味も備えた複雑な味わいが特徴的なニャミラマ。深くローストすることでビターチョコレートのような滑らかな触感と黒糖のような甘みも感じることができます。“優しい深煎り”という印象で、滑らかな質感と優しい甘みの穏やかな味わいに、飲み終える頃には心も穏やかになります。
いかがでしたでしょうか?
それぞれキャラクターは異なりますが、どれもホっと一息つきたい時にぴったりの上品なコーヒーです。
肌寒い日も増えてきて体調も崩しやすい時期ですが、温かいコーヒーで一休みして、ゆっくり、のんびり、リラックスした時間を過ごしていただければ幸いです。