ホンジュラス 「エル・シプレサール」 フルシティロースト 200g
1,700
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飛躍が目覚ましいチャギテ地区
華やかな香りとアーモンドのような甘み
この数年、当店のラインナップで一際存在感を示している「ホンジュラス」。注目度の高い生産エリア「セルグァパ」を中心に、品質向上に取り組む姿勢はその周辺エリアへと徐々に波及しています。中でも、近年飛躍が目覚ましいエリアの一つが「チャギテ」エリアです。
昨年ご紹介した「オロ・デ・チャギテ」のコーヒーでこの地区の名前を憶えてくださったお客様も多くいらっしゃると思いますが、今回は同エリアの単一生産者「エル・シプレサール」をご紹介します。
スムースな口当たりに、柑橘果実を思わせる華やかな風味。ほのかにカカオやアーモンドを思わせるニュアンスもあり、上品な一杯です。
今回は口当たりの滑らかさを存分にお楽しみいただくべく、フルシティローストでご用意しました。今期も「チャギテ」のコーヒーを存分にご堪能ください。
POINT
✔ 飛躍目覚ましい「チャギテ」エリアのコーヒー
✔ スムースな質感と華やかな香り
✔ ブレンド#5が好きなお客様に
販売予定期間
2024/09/18 〜 2024/9月下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。
産地情報
- 生産者:
- ナティビダード・アギーレ氏
- 地域:
- ラ・パス県サンティアゴ・プリングラ市チャギテ地区
- 標高:
- 1,900m程度
- 品種:
- IH90
- 精製:
- 発酵槽を使用したウォッシュト
産地の紹介
堀口珈琲のホンジュラスにおける中心地は、首都テグシガルパから北西に約60kmほど行ったところにあるコマヤグア県セルグァパ地区です。コマヤグア県とインティブカ県、ラ・パス県の3県の県境付近の山地にある集落で、元々は地元で低価格で流通していましたが地域一丸となって高品質なコーヒーの生産に取り組み始めました。そのポテンシャルの高さに気付いた私達はさっそくコーヒーの品質・収穫量向上にむけて現地の生産者と共に歩み始めました。収穫したチェリーを速やかにパルパーで果肉除去し、適切に発酵処理と水洗を行い、ビニールハウス付きのアフリカンベッドでスロードライを施す、という基本に忠実な方法でウォッシュト精製を施し、今では地域の恵まれた環境を映し出す素晴らしいコーヒーに仕上がっています。これをきっかけとして近隣の「ピカーチョ」「サンファニーヨ」「サンセバスティアン」「チャギテ」といった集落でも積極的な品質向上の施策が行われ、”多彩なホンジュラス時代”が花開いています。
ホンジュラスは中米の国。グァテマラ・エルサルバドル・ニカラグアに隣接しており、2022年の日本のコーヒー生豆輸入量では世界第8位。中米の国ではグアテマラに次ぎ、2番目の輸入量を誇る日本のコーヒー市場を支えている重要な国です。(参考:全日本コーヒー協会 日本のコーヒー生豆輸入量 上位24ヶ国 に基づく)
ホンジュラスについてはHORIGUCHI COFFEEチャンネル「コーヒー産地ホンジュラスってこんな国!」でも詳しくご紹介しています。
今回ご紹介する「エル・シプレサール」があるチャギテエリアは、コーヒー生産が盛んなコマヤグア県とインティブカ県、ラ・パス県の3県が接する山地にある集落で、インティブカ側に位置します。チャギテは最高到達点2,100mを有しホンジュラスでも最も高い地域のうちの一つといわれています。もともとトウモロコシが植えられておりコーヒーはあまり栽培されていませんでした。2008年頃から徐々にコーヒー生産者が増えてゆき、現在では12軒がコーヒーの生産に従事しています。
集合写真の左奥にしれっと写っているのは当社代表の若林。この写真はコマヤグア側にあるサンミゲル集落で歓迎パーティーをしていただいた際に取った写真ですが、チャギテ集落の方もわざわざ山を越えてこのパーティに足を運んでくださった方もいらっしゃいました。
生産者のナティビダード・アギーレさん。ナティビダードさんは、お父様からコーヒー農地を受け継ぎました。農地を受け継いだ当初は農地に対して投資を行う余裕がない状態からスタートしました。現在は現地の輸出業者のサポートや指導も受けながら、農地の手入れや区画整理、コーヒーチェリーの熟度管理を行い品質の向上に努めています。
その努力の甲斐もあり、現在では安定した収入を得ることが出来るようになったそうです。