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エチオピア 「【ゴティティ】ハロ・バンティマウンテン」 シティロースト 200g

1,850 (税込1,998 円)

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追求の先に辿り着いた厳選ロット
爽やかな果実感と華やかな香り

イルガチェフェ近郊の名門ゴティティウォッシングステーションから久しぶりにコーヒーが届きました。

このステーションにコーヒーチェリーを持ち込む近隣の農家のなかでも「ハロ・バンティマウンテン」と呼ばれるより高品質なコーヒーを栽培するエリアで収穫されたチェリーに限定した"厳選ロット"です。

エリアを限定することでより一層高品質で均一化され、よりトレサビリティが明確で、洗練された形へ。ステーションや関係者の方との信頼関係や、流通が整ってこそ初めて実現出来ます。 当店らしいこだわりを詰め込んだ、エチオピアコーヒーをぜひご堪能下さい。

POINT

 エチオピアの厳選ロット
 華やかな香りと白桃を思わせる果実味
 ブレンド#2がお好みの方へ

ブレンダーコメント

柔らかく厚みのある質感が特徴的です。華やかで甘い香りと合わさり、冷めてくると、白桃のような風味を感じさせます。

ロースター
小川元樹

販売予定期間

2024/5/22 〜 2024/7月下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。

産地情報

生産者:
ハロ・バンティマウンテン周辺の農家
地域:
南エチオピア州ゲデオゾーン ゲデブウォレダ バンコゴティティ地区
標高:
ウェットミル 2,010〜2,025m、周辺農家 約2,000〜2,200m
品種:
在来品種
精製:
発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト

産地の紹介

世界中のロースターから常に注目され、多くのコーヒー好きからも愛好されるエチオピアの名産地イルガチェフェ。当店においても創業当初から熱い視線を送り続けてきました。イルガチェフェ地域には「ウェナゴ」「イルガチェフェ」「コチェレ」「ゲデブ」の4つの地区があります。 品質的な観点からウェナゴ地区は扱ってきませんでしたが、残りの3つの地区からは様々なコーヒーを長年に渡り扱ってきました。なかでもこちらのコーヒーの産地であるゲデブ地区は標高も高くコーヒー栽培の環境的にも好条件。数年前から積極的に開拓してきました。

ゴティティウォッシングステーションは標高が2,000m近くと、非常に高所にありますが、中南米のような険しい傾斜があるわけではなく、比較的緩やかな地形になっています。ステーションの周辺には自給自足の生活をしている小農家が多数あり、彼らが生産したコーヒーチェリーをステーションで受け入れています。毎年安定した品質を届けてくれるため、当社が最も信頼をおくステーションのひとつです。

エチオピア南部イルガチェフェ村周辺エリアの総称として主にスペシャルティコーヒー界では定着している「イルガチェフェ」。 このイルガチェフェを細分化してみていくと、南部諸民族州ゲデオゾーン(郡)のウェナゴ、イルガチェフェ、コチェレ、ゲデブの4つのウォレダ(市町村)にわかれています。
(※2023年8月に南部諸民族州は再編されました。ゴティティウォッシングステーションが属するゲデオゾーンは現在の南エチオピア州にあります。)

イルガチェフェの南にゲデブという町があり、そこからさらに東に進むとゴティティステーションにたどり着きます。とても気軽に行けるところではありません。

イルガチェフェまでは首都アディス・アベバからつながってる幹線道路を車でひたすら南に走り続けます。

途中から道は舗装されなくなり、揺れが激しくなっていきます。

ゴティティステーション近郊の農家の様子。農家は収穫したコーヒーチェリーをステーションに持ち込んで換金します。

農家で収獲されたチェリーは計量後、ウェットミル工程(果肉除去からパーチメントコーヒーの乾燥までの工程)に移ります。赤く熟した実だけが集められていますが、この段階ですでにおいしそうです。

こちらはコーヒーチェリーの果肉を除去後の様子。タンクのなかでパーチメント(生豆を覆う殻)の周りの粘質物(ミューシレージ)を発酵させます。 気温、気候などの条件で粘質物のとれ具合が変わったりしますので、発酵にかける時間はおよそ36〜72時間と差がでます。

水路でパーチメントコーヒーに付着している粘質物の除去と比重選別を行います。

比重選別後は水路の先にあるソーキングタンクに移して、一昼夜水につけます。

ソーキングタンクから流れてくるパーチメントコーヒーを網の上に受けて乾燥場まで持っていきます。男の人はパーチメントコーヒーがこぼれないよう手でふさいだり、勢いを弱めたりと調節している係でした。

二人一組になってアフリカンベッドと呼ばれる乾燥棚へパーチメントコーヒーを運びます。

乾燥工程の初日はアフリカンベッドにて陰干しします。その後は朝と夕方だけ日光にあて、陽射しが強い日中はジュート(黄麻)布をかけて陰干しします。そうすることで水分値の急激な変動がなくなり、パーチメントコーヒーへのストレスを低減させています。この天気がずっと続くのではと思えるほどの快晴ですが、ちゃんと雨除けのプラスチックシートも用意しているそうです。

ゴティティステーションではナチュラル精製も行われています。ウォッシュトとはまた異なる複雑で芳醇なキャラクターが特徴的なコーヒーです。