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グァテマラ 「サンタカタリーナ農園」 フレンチロースト 200g

1,728 (税込)

ポイント : 51

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高品質を"常に"維持するパートナー農園
ナッツやキャラメルのような甘みとコク

当社のシングルオリジン・ブレンドを質と量の両面で長年にわたり支え続けている、「サンタカタリーナ農園」。コーヒー栽培に理想的な環境、優れた精製設備、徹底した品質管理の三拍子が揃い、さらには環境保全のための取り組みや働く方々への配慮など、この農園の「スゴイ」ところはいくつも挙げられます。

そんなサンタカタリーナ農園から今年も素晴らしいコーヒーが届きました。ハイローストシティロースト・フレンチローストの3つの焙煎度でご用意しましたので、お好みの焙煎度でお楽しみください。こちらのフレンチローストでは、キャラメルのような滑らかさとしっかりとした甘みをご堪能いただけます。飲み飽きないこの味わい、今期も健在です。

産地の紹介

先住民語であるナワトゥル語で「森林の台地」を意味する「グァテマヤン」がその名の由来とされる「グァテマラ」。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接し北東にはカリブ海、南は太平洋に面しています。なんと、国土の約70%が火山に囲まれた山岳地帯。厳しい寒暖差や豊富な雨量、肥沃な土壌などコーヒー栽培には絶好の条件が揃う地域が多く、中米を代表するコーヒー生産大国です。

中でも優良なコーヒー産地として、「アンティグア」、「ウエウエテナンゴ」、「サンマルティン」があります。当店ですでにおなじみのラ・メルセー農園は「サンマルティン」、エル・インヘルト農園は「ウエウエテナンゴ」にそれぞれ属しています。今回ご紹介する「サンタカタリーナ」農園は、首都グァテマラシティから南西に約40kmほど離れた「アンティグア」のコーヒーです。
グァテマラの優良生産地域であるアンティグア近郊は、アグア火山、フエゴ火山、アカテナンゴ火山の3つの火山に囲まれおり、水はけのよいミネラル豊富な火山性土壌と適度な寒暖差から、高品質なコーヒーを生産する農家が多く存在しています。



ブレンダーコメント

深めに焙煎することで滑らかさが強調され、さらにヘーゼルナッツやキャラメルを思わせるフレーバーを感じさせます。酸・コク・甘さのバランスに優れた味わいで、毎年安定的な品質で届けてくれる本当に素晴らしい農園です。

主任ブレンダー
秦はる香

販売予定期間

2023/03/08 〜 2023/7月下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。

産地情報

生産者:
ペドロ・エチェベリア氏、エマニュエル氏
地域:
サカテペケス県アンティグア地域サンミゲルドゥエニャス、アカテナンゴ火山東側斜面
標高:
1600m以上
品種:
ブルボン
精製:
発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト

ここからはサンタカタリーナ農園のウェットミル・ドライミルについてご紹介します。施設内には様々な機械や設備がありますが、いずれもとても清潔に保たれおり、細かいところまで気を配る姿勢が伺えます。

彼が農園と施設を管理するペドロさん。急斜面の農地もぐんぐんと踏み進んで行く元気で明るい方です。常にコーヒーのこと、農園のことを考えているんだな、という印象を受けます。

収穫したコーヒーチェリーをここに投入し、精製が始まります。ここは収穫量が多いのでレーンも3つに分かれていました。

投入されたチェリーがまず通るのは、果肉を除去するパルパー(果肉除去機)と不純物を取り除くクリバ(円筒の形をしたもの)という機械です。

隅々まで掃除され、ゴミひとつ落ちていませんでした。

フローターや果肉の残ったパーチメントは除去され、残った良品は約12時間のドライファーメンテーションにかけられます。その後、ミューシレージを取り除く工程へ向かいます。

右の青い機械がミューシレージリムーバー、左の緑の機械がセントロフレックスです。ミューシレージリムーバーでは機械的にミューシレージを取り除きます。ぬるぬるしたミューシレージが一瞬で取り除かれます。セントロフレックスは遠心分離脱水機です。乾燥工程にむけて、ここである程度水分を飛ばします。

ミューシレージと水分を取り除かれた生乾きのパーチメントはここから乾燥場へ運ばれます。

機械水路を利用してウェットパーチメントを比重選別するカーニャコロンビアという機械も2012-2013クロップから導入しています。

また、伝統的な水路による浮力選別も一部行っています。大量の水を使うことや人件費が多くかかることから使用頻度は少なくなりつつあるようです。

ウェットミル内には、定期的にウェットパーチメントの状態をチェックする小さな部屋が用意されています。

こちらが乾燥場(パティオ)です。広大なスペースにコーヒーが敷かれる景色は壮観。
天候にもよりますが、ここで8-12日間乾燥します。定期的に撹拌され、乾燥ムラや過度な日焼けが起きないようにしています。

乾燥ベッドも導入しています。多段になっているので温度管理が難しい一方で、乾燥の進行度合いによって置く段を変えることができたり、通気性に優れていたりと、メリットはたくさんあります。

悪天候が続く場合は機械式の乾燥を施すこともあります。こちらはブラジル製のグアルディオラ(乾燥機)2台の様子です。

乾燥工程が終わるとドライミル工程に入ります。これはデストーナーと呼ばれるイギリス製の最新の機械です。パティオから運ばれた豆に対して、マグネットによる金属系の異物除去とふるいと風による石の除去を行います。

デストーナー後は、風力による選別を行うカタドーラという機械にかけられたのち、スクリーン別に6つのグループに分けられ、比重選別に向かいます。写真は板が振動することで比重選別を行う機械です。

仕上げに人の手によるハンドピックも行われます。ここはその作業台。
最後まで徹底しています。毎年非常にクリーンなカップが生まれているのも納得です。

どんな質問にも熱心に答えてくれる親切なペドロさん。彼のコーヒーに対する真摯な取り組みは過去に公開した特集記事「お待たせしました!サンタカタリーナ農園!」で詳しくご紹介しています。