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コスタリカ 「【ロス・アンヘレス】ベンダバル」 フルシティロースト 200g

1,750 (税込1,890 円)

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国際的にも評価の高いドタ屈指の生産者
ミルクチョコレートのような風味

コスタリカにおいて2000年代初頭から始まる品質向上への機運。「付加価値を付けた質の高いコーヒーを自分達の手で生産することで、小規模農家として持続可能な生産体制を作ること」を掲げ多くの生産者が独立し始めました。まさにその動きの成長期である2009年にマイクロミル【ロス・アンヘレス】は設立されました。ミルの設立者はリカルド・カルデロンさん。現在では"ドタ"に15もの農地を所有し、コスタリカの国際品評会で優勝するほどの敏腕生産者です。

今回販売するのは彼の管理する数ある農地のひとつ「ベンダバル」で栽培されたコーヒーです。高標高かつカリブ海から冷たい風が吹き抜ける、厳しい環境下では時として素晴らしい品質に出会えることがあります。柑橘を思わせる華やかな香りと、なめらかで甘いコク。質感が豊かなコーヒーなので、まずはホットからお召し上がりいただくのがおすすめです。

POINT

 個性豊かなコーヒーがそろう「タラス」のコーヒー
 柑橘を思わせる香りとミルクチョコレートのような質感
 ブレンド#5がお好みの方へ

ブレンダーコメント

柑橘果実の華やかな香りと滑らかで甘いコク。品の良いミルクチョコレートのような風味が楽しめます。

主任ブレンダー
秦はる香

販売予定期間

2024/06/05 〜 2024/9月下旬

産地情報

生産者:
カルデロン・カスティージョ家
地域:
サン・ホセ州ドタ市バンデラ
標高:
1,980〜2,030m
品種:
カトゥアイ
精製:
機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

産地の紹介

サン・ホセ州にあるタラス地域は言わずと知れたコスタリカ屈指のコーヒー名産地。国内のコーヒー総生産量の約3割を占めるエリア(国内第1位)です。なかでもドタはカリブ海からの比較的湿潤な風の影響を受ける東部に位置し、当店が主に扱う【サンタテレサ】や【グラニートス】、【ロス・アンヘレス】のみならず、多くの優良マイクロミルがひしめき合っています。

【ロス・アンヘレス】マイクロミルはコスタリカ有数の産地である「タラス」エリアに属しています。都市部まで近く、個性豊かなコーヒーが揃う産地で、国内で生産されるコーヒーの約3分の1はこのタラスで作られています。

今回ご紹介するのは、【ロス・アンヘレス】が所有する農地のうちの1つ「ベンダバル」。 農地の購入当初は何もない土地でしたが、農園主のリカルドさんの熱心な環境改善の結果、今では立派な農地になっています。

ベンダバルはスペイン語で「強風」を意味します。その名の通りこの農地では雨粒を伴った冷たい強風がカリブ海側から山を越えて吹き降ろすことがあります。そのために気温がとても低くなる一方で、南向きのため日差しは適度に確保できており、この寒暖差のおかげで糖度の高いチェリーが育まれています。

農地は非常に急峻。しっかりと根を張っていないコーヒーは倒れてしまいます。

農地は南向きのの斜面のため、日照は潤沢に確保できています。

リカルド・カルデロンさんの所有する15の農地を地図にしていただきました。今回販売する「ベンダバル」はNo.13です。数ある農地のなかでも一番標高の高い土地に位置しています。

小農家の方々が自分たちで精製・乾燥までを行う設備であるマイクロミルを設立する理由には様々なものがありますが、主に高品質という付加価値をつけ、市場での商品価値を高めたいということから、コスタリカでは2000年代前半から活発になりました。そのなかでも「ロス・アンヘレス」はその成長期に設立されたマイクロミルです。

比較的規模が大きく、潤沢な資金があるということもあり、ドライミル設備も併設されています。

ここは農園内にある売店。収穫を行うピッカーの方々を抱えるマイクロミルでは、彼らが生活しやすい環境を整える工夫がなされています。

カルデロン・カスティージョ一家。現地を訪問した際に案内してくれた息子のディエゴさんは知識も豊富でわかりやすく明確に説明してくれました。その見識を活かし、現在ではディエゴさんも積極的に農園管理に携わっているとのことです。