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インドネシア 「マンデリン "オナンガンジャン"」 シティロースト 200g

1,836 (税込)

ポイント : 55

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理想と挑戦が結実したマンデリン
清涼な香りに南国果実を思わせる風味

今期はより一層素晴らしい出来で届いた「マンデリン“オナンガンジャン”」を、シティとフレンチ、2つの焙煎度でご用意いたしました。

マンデリン“オナンガンジャン”は現地でもわずか1%にも満たないというカップ品質の優良なティピカ系伝統品種だけを集めて実現した「単一品種ロット」です。それはマンデリンの産地スマトラ島において「不可能」ともされいました。なぜなら現地では過去のサビ病による大被害から意図的に様々な品種が混植されていることが一般的で、品種毎に収穫・精製する習慣がなく、そもそも品種特定すら難しいからです。それにも関わらずなぜ商品化が実現したのか。そこには理想と挑戦がありました。

実施したのは気の遠くなるような、地道な作業です。各農家を周って該当品種の木々一本一本に赤いリボンで印をつけ、個別に収穫・精製してもらう様、一軒一軒頼み歩きました。現地において「誰もやっていない=できていない」ことであり、高品質なマンデリンの単一ロットを実現するための挑戦です。品質は既に多くの皆様がご存知の通りです。最高峰のマンデリン、どうぞご賞味ください。

産地の紹介

19世紀末に発生したさび病(コーヒーノキの病気)の甚大な被害とその後の耐病性品種への植え替えにより、マンデリンの産地であるスマトラ島では当時栽培されていたティピカ系の品種はほぼ消失してしまいました。ただ、そのなかでもスマトラ島北部トバ湖周辺の標高の高い地域では細々とではあるものの同品種が生き残っている地域があります。こちらの「オナンガンジャン」はこうした背景から生まれたコーヒーです。

「オナンガンジャン」とは地域の名前でもあり、品種の名前でもあります。同品種はこの地域でわずかに生き残っていた程度ですので、今回の商品を作るにあたり各農家には該当の樹に目印をつけてもらっています。この地域は小規模な農家が多く、その農家の農地には必ずしもティピカ系品種だけが植えられているわけではないのです。単一品種のみで構成されたロットを実現するため、多くの農家に目印作戦に協力してもらいました。

ブレンダーコメント

柑橘の果物やパッションフルーツを思わせる明るい酸。マンデリン特有のハーバルなフレーバーも健在で複雑な味わいが特徴です。今期はしっかりとしたボディに加え、シルクの様なキメ細やかな触感が感じられます。

ブレンダー
田中圭祐

販売予定期間

2022/10/26 〜 2022/1/下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。

産地情報

生産者:
オナンガンジャンの農家
地域:
北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県オナンガンジャン
標高:
1,400m程度
品種:
オナンガンジャン(ティピカ系伝統品種。クラシック・スマトラの1つ)
精製:
スマトラ式

インドネシアは世界最多の島嶼を抱える国です。約1万3,000もの島々で構成されていて、東端の島から西端の島まで距離が約5,000キロメートルもあります。この距離はアメリカの東海岸と西海岸の端を結ぶ距離と同じくらいと考えると、インドネシア国土がどれだけ広大な範囲かがわかります。今回の舞台は同国西部に浮かぶスマトラ島です。なかでもオナンガンジャンは島の北部に位置しています。

オナンガンジャン地区はトバ湖の南、黄色の〇で囲った部分です。近くにはLCFマンデリンのコーヒーを栽培している農家が集まる地域リントンニフタとパランギナン(赤い〇で囲っている地域)もあります。赤い矢印で示したメダンとパラパット(地図では「プラパト」と表記)はこの辺りを訪れる際の中継地です。メダンまでは飛行機で行けますが、そこからはひたすら車での移動です。トバ湖に向かうにつれて標高も上がっていき肌寒くなっていきます。

こちらがトバ湖。中心にサモシール島という島が浮かんでいます。手前の島ではなく左奥にうっすら見えているのがそれなので、湖がどれだけ大きいかお分かりいただけるはずです。

農地の標高は1,400m前後。緩やかな起伏のある高原といったところでしょうか。中米の急峻高標高とは景色が大きく異なります。

オナンガンジャン地区にはたくさんのコーヒー農家がありますが、しかし、そのうちオナンガンジャン品種を含むクラシック・スマトラの栽培を行っている農家は1%にも満たないと言います。

スマトラ島では過去のサビ病による大被害から意図的に様々な品種を混植することでリスク管理が行われています。品種毎に収穫・精製する習慣はありません。木の形状による品種選定も容易ではありません。

その様な状況の中で、カップ品質の優れたオナンガンジャン品種の単一ロットを実現すべくおこなったのが目印作戦。各農家を周り、オナンガンジャン品種の木々一本一本に赤いリボンで印をつけ、この赤いリボンの品種だけ、個別に収穫・精製してもらう様、一軒一軒頼み歩きました。気の遠くなるような、地道な作業です。

それは現地において「誰もやっていない=できていない」ことであり、高品質なマンデリンの単一ロットを実現するための挑戦でした。私たちはその計画を聞いた段階で、情熱と可能性を信じて全量買い付けることを約束しました。届いた品質は期待通り、素晴らしいものでした。今や当店の人気商品の1つです。