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-タンザニア、期待の新星現る-
当店自慢のタンザニアと言えば「ブラックバーン農園」。
タンザニアの定番商品として長年お客様にも愛され続けて、もう何年がたったのでしょうか?
他の国のコーヒーと同様に新たな出会いを探して何年もの間、生豆調達担当が新たなタンザニアの農園を探し続けてきました。しかしながら、「ブラックバーン農園」と肩を並べるような、素晴らしいコーヒーにはなかなか出会えずにいました。
もしかしたら今後出会うことはできないのかもしれない、とまで思わせた「タンザニア」のコーヒーですが、ついに長い時を経て新たなコーヒーに巡り会うことができました。
それが今回初登場の「ハイツ農園」です。
「ブラックバーン農園」以外のタンザニアのコーヒー入荷はいつぶりだろう?とベテランスタッフすらも思い出せないくらい待ちに待った新登場のコーヒーです。
今年に入り、数あるコーヒーの中でみなさまへお届けするのを楽しみにしていたコーヒーの一つです。
サンプル焙煎を行った時からどの焙煎度で煎り上げてもポテンシャルを発揮できる品質の高さだったため、正直どのような形でご紹介するか非常に迷いました。
そこでまずは一度飲んでいただきたいと思い、シティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストの3種類を一挙にご紹介することにしました。普段お召し上がりいただいている焙煎度のお好みにあわせてお選びください。
タンザニアの期待の新星、まずは一度体感して必ず名前を覚えてくださいね!
期待の新星「ハイツ農園」
- 「ハイツ農園」
シティロースト 200g
1,600円(税込1,728円) - 熟した柑橘を思わせる酸と甘み。力強さを感じさせる一方で酸、コク、甘みのバランスにも優れたコーヒー。
- 「ハイツ農園」
フレンチロースト 200g
1,600円(税込1,728円) - ビターチョコを思わせる滑らかさとほろ苦く甘い風味。ホットもアイスもミルクを入れても美味しい、万能選手。
- 「ハイツ農園」
イタリアンロースト 200g
1,600円(税込1,728円) - 極深煎りに仕上げることで生まれる重厚感。あと口に残るカラメルのように甘い余韻は病みつきになります。
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タンザニアってどんなところ?
はやる気持ちをまずは抑えて、まずは改めてタンザニアという国をおさらいします。
タンザニアはアフリカの東部に位置する国の一つ。国土の北側にはアフリカ有数のコーヒー生産地であるエチオピア・ケニアが位置しています。
タンザニアは日本人にも馴染み深い「キリマンジャロ*」が有名な産地でもあり、そのブランド力も相まって日本のコーヒー輸入量の上位に位置している国の一つです。
(*キリマンジャロ:一般的にタンザニア国内のブコバ地区を除くアラビカ種のコーヒーの総称を指します。当社が扱うブラックバーン農園も定義上ではキリマンジャロに含まれますが当社では農園名での記載を行っています。)
知名度が高く流通量も多い一方で、品質面では当社の基準を満たすものにはなかなか出会えないのが現状です。
毎年必ずサンプルに目を通していますが、「精製」や「流通」の過程で品質を損なう場合が多々あり、本来のクリーンさが担保されないまま日本に入港してくる状況が見受けられます。
こうした課題点も多く残りますが「ブラックバーン農園」が良い例であるように、適切な生産管理を施せば、素晴らしいコーヒーが生まれるポテンシャルの高い産地であることもまた事実。だからこそ、私たちは長年にわたり、魅力的なタンザニアのコーヒーを探し続けてきました。
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「ハイツ農園」のご紹介
さて、前置きが長くなりましたがここからは「ハイツ農園」のご紹介です。
皆さんお馴染みの「ブラックバーン農園」と同様、タンザニア北部のカラツ県にある農園です。「ブラックバーン農園」から北東に20kmほど離れた場所に「ハイツ農園」はあります。
タンザニアの北部エリアは大農園の生産者がメイン。品質は安定しているものの、農園自体が20程度しかないので、すでに買い手がついているケースが多く新たな出会いはそうそう多くはありません。
こちらが「ハイツ農園」当主ヴィマックス・アミンさんです。
ヴィマックスさんの父親が1980年代にイギリスから移住してハイツ農園を取得し、それ以来農園は家族経営によって運営されています。ヴィマックスさんは、数年後に20代である息子に農園の運営を引き継ぎたいと考えており、日々トレーニングを行っているようです。
今回販売するコーヒーは「ハイツ農園」の中でも最も標高の高い区画で栽培されたコーヒーです。農園の中で北側に位置しており、農園と「ンゴロンゴロ自然保護区」の丁度境界部分にあります。
余談ですが「ンゴロンゴロ自然保護区」は私たち日本人が「アフリカ」と聞いてすぐにイメージできるような豊かな自然環境が広がっています。 1979年に自然遺産として世界遺産に登録され、2010年には複合遺産としての拡大登録が認められています。ジープのような車に乗って野生動物を横目にドライブができるツアーがあります。
「ハイツ農園」のコーヒーの特徴は【力強さ】と【濃縮感】。【華やかさ】と【味わいの複雑さ】が特徴的な「ブラックバーン農園」と比較すると、「ハイツ農園」の魅力はどっしりとした口当たりの【重量感】です。
まだまだお届けできる情報が少ない農園ですが、今後は「ブラックバーン農園」と共に当社のタンザニア産コーヒーを引っ張ってくれる存在になると期待しています。まずは一杯、お楽しみください!
期待の新星「ハイツ農園」
- 「ハイツ農園」
シティロースト 200g
1,600円(税込1,728円) - 熟した柑橘を思わせる酸と甘み。力強さを感じさせる一方で酸、コク、甘みのバランスにも優れたコーヒー。
- 「ハイツ農園」
フレンチロースト 200g
1,600円(税込1,728円) - ビターチョコを思わせる滑らかさとほろ苦く甘い風味。ホットもアイスもミルクを入れても美味しい、万能選手。
- 「ハイツ農園」
イタリアンロースト 200g
1,600円(税込1,728円) - 極深煎りに仕上げることで生まれる重厚感。あと口に残るカラメルのように甘い余韻は病みつきになります。