イエメン 「ガルビ ナチュラル」 フレンチロースト 100g
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5月5日8:00販売終了【こちらの商品は100gでの販売です】
イエメン初のフレンチロースト
華やかな香りといちじくのような味わい
主任ブレンダーが「まったく飲んだことのない香味に衝撃を受けた」と語り、昨年の冬の特別ブレンド「ハッピーホリデー」ではブレンドづくりの主軸を担っていたイエメン「ガルビ ナチュラル」。前回はフルシティローストにてお届けいたしましたが、今回は焙煎度を一つ深めて、フレンチローストに仕上げてみました。
深煎りにすることでその印象がまた一変します。いちじくのような熟れた果実の味わいや樽熟成を経た洋酒の香り……、一言では表しきれないほどの複雑な風味が口の中一杯に広がります。“最高品質のイエメン×堀口珈琲の深煎りの焙煎技術”が組み合わさったからこそ生まれた至高の一杯。当店では“初”となるイエメンの深煎りです。今だけの限定品、飲み逃しのないようお気を付けください!
こちらの商品は5月5日(金)午前8:00で販売を終了いたします。最終お届け日は5月7日(日)です。この日より先の配送希望日をご指定の場合は、商品の都合上、最終お届け日に自動変更されますのでご注意ください。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。
産地の紹介
イエメン共和国は中東アラビア半島の南部に位置しています。西端は紅海の出入口に面し、紅海やアデン湾を挟んでアフリカ北東部の国々(ジブチやソマリアなど)と向かい合っています。面積は日本の約1.5倍弱。人口約3000万人の国です。
コーヒーの栽培は紅海沿岸からやや内陸に上がった高原地帯で主に行われています。堀口珈琲で扱うロットもこのエリアで収穫・精製されたコーヒーです。
コーヒー豆(アラビカ種・カネフォラ種合計)の生産量は年間で約2万トン。南米のブラジル(370万トン)やコロンビア(83万トン)と比べるとはるかにその量は少なく、
中米のグァテマラ(20万トン)やコスタリカ(7万トン)と比較しても、コーヒーの生産規模は小さいことがわかります。(※)
一方で、その独特の風味や流通量の少なさからコアなファンが多く、また高値で取引される傾向が強い産地でもあります。
※国際連合食糧農業機関 - Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) 資料:Global Note 2022年1月7日発表された2020年76か国のデータ
販売予定期間
2023/03/29 〜 2023/4月中旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。
産地情報
- 生産者:
- ガルビ村の農家
- 地域:
- サナア県ハラーズ地区ガルビ村、フード村、アルカハ村
- 標高:
- 1,900-2,400m
- 品種:
- イエメニア
- 精製:
- ナチュラル
熟度を均一に揃えて収穫されたレッドチェリー。高品質なコーヒー生豆を得るためには重要で、これをイエメンにおいて実現することは実は非常に困難です。
そんな背景の中、より良いイエメンコーヒーを多くの人々に届けたい、そして生産者の生活をより良くしたいと願う若者が起業した現地のコーヒー流通を担うQIMA COFFEEの努力によって私たちの手元に素晴らしいコーヒーが届いています。
ここからはイエメンにおける精製工程の様子をご紹介していきます。(※イエメンのコーヒーの背景やQIMA COFFEEについては同時販売中の「イッブ ナチュラル」のページで詳しくご紹介しています)
イエメンでは各農家が屋根の上や地面で天日干しするのが一般的であるため、精製の精度にもバラつきがあります。一方、QIMA COFFEEはイエメンで唯一の精製施設を設立し、丁寧なナチュラル精製を施しています。
まずはQIMA COFFEEの担当者が車で農家に赴いて収穫したチェリーを買い付けします。道路は整備されておらず、タイヤのパンクは日常茶飯事なんだそう。買い付けたチェリーは農家ごとにロットを分けて細かく管理します。
乾燥棚に並べられたチェリーは乾燥ムラがでないように2時間に1度撹拌し、10日から14日程かけて乾燥させていきます。イエメンは降水量が極端に少なく乾燥しているため、他のコーヒー産地に比べて乾燥に要する日数は短めです。
水分値を計測し、乾燥を終えたコーヒーはロットごとに袋分けされた状態でドライミルへ。
脱殻された生豆は機械による選別工程を経た後、約20名の女性たちのハンドソーティングによって選別され、さらに品質を磨いていきます。
これらの工程、スペシャルティコーヒーの産地においては当たり前かもしれませんが、イエメンにおいては当たり前ではありません。ここまで丁寧にやり切る業者は他におらず、彼らが起業した当時は不可能とさえ言われたそう。
2016年にイエメンで初の精製施設を設立して以降、QIMA COFFEEは地道な活動を続けて今では5つの自治区に8箇所の精製施設を設け、提携している農家の数は30農家→2,600農家まで増えました。
堀口珈琲のラインナップに良質なイエメンが復活したのは、彼らの存在があってこそ。昨年はQIMA COFFEEの三名がなんと当社の横浜ロースタリーまで足を運んでくださいました!