ケニア 「カラツファクトリー」 フルシティロースト 200g
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極上のケニアをフルシティローストでも
シルキーな触感と豊かな果実味の上品さ
今期のケニア、すごいです。ここまでの出来は5年に1度、いや10年に1度かもしれません。素晴らしすぎる作柄で届いた今期のケニアをとにかく味わってみてほしい!そんな想いから3種類のケニア産コーヒーをご紹介する特集「AMAZING KENYA!‐今期のケニアがすごい!‐」を開催中です!
こちらの「カラツファクトリー」、今回は特別にシティとフルシティの2つの焙煎度でお届けします。元々はジューシーな果実感を楽しんでいただけるシティローストのみを予定していましたが、試しに焙煎してみたフルシティもまた驚くほどの絶品。「こんなにフルーティかつ華やかなフルシティは飲んだことがない…」迷った結果、今回は2つの焙煎度で販売することにいたしました。ケニアのコーヒーをフルシティにてお届けするのは数年ぶり。極上のフルシティ、どうぞご堪能ください!
産地の紹介
ケニア中央部に位置するケニア山南側の地域(主にエンブ、キリニャガ、ニエリの3県)には高標高、冷涼な気候、豊富な水源、肥沃で水はけのよい火山性土壌といったコーヒー栽培に恵まれた環境が広がっています。高品質なコーヒーを手掛ける農園やファクトリー(精製場)が多く存在しており、当店で扱う商品もほとんどこの地域のものです。
今回のカラツファクトリーは上記のエリアからは少し離れた、中央州のキアンブ県にある精製工場。首都ナイロビから比較的近く、直線距離にしておよそ40キロ北に進んだ所に位置しています。
大都市に近いということはコーヒー豆の輸送にとっては良いことです。道も比較的整備され、輸送時間も少なくてすみますので、輸出までより鮮度の高い状態を維持できる可能性が高まります。
販売予定期間
2023/2/1 〜 2023/2/下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。
産地情報
- 地域:
- 中央州キアンブ県Gatundu地区Ndarugu
- 標高:
- 1,883m(ファクトリーの標高)
- 品種:
- SL28, SL34, Ruiru11
- 精製:
- 発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュト
ここからはファクトリーの農地や実験圃場についてご紹介します。
一般的に、ケニアに限らずタンザニアやコロンビアなど赤道直下に近い産地では雨季と乾季が1年に2回訪れるため、収穫も年2回行われ、10〜12月頃に収穫されるものをメインクロップ、4〜5月頃に収穫されるものをサブクロップ(ミタカ)と呼ぶこともあります。ただ、地域によっては気候や環境変化の影響でそれらが明確に分かれていない場所や2回以上の収穫がある場所もあります。樹によっては花と青い実と赤い実を一緒に付けているなんてことも。
雨季になると花を咲かせ、その後青い実を付けます。それが数カ月かけて赤く熟していきます。
ファクトリー内には実験圃場やファクトリー所有の農地もありました。
ナーサリーもあります。苗木のうちはここで育てられ、ある程度成長した後、圃場に移されます。
ケニアでは品種の研究も積極的に行われています。今回販売する品種「SL28」「SL34」「Ruiru11」もケニアで選別や交配されて生まれた品種です。SL28は耐乾性に優れ、SL34は高標高で多湿な環境に強く、Ruiru11は耐病性を持つ、などと言われており、品種ごとに特性を持ちます。もちろん、ここで上げた性質以外にも、それぞれに収穫量や豆の大きさの違い、どんな病気に強いか、カップキャラクターへの影響、根の張り方など様々な性質を備えています。ただ、土壌との相性や施肥の仕方のような要素も加わりますので、植えれば確実にその優位性が発揮される、というわけでもありません。そこが、生産者の腕の見せ所と言えるでしょう。
所属農家に対しては農家指導プログラムを基に各農家を訪問して指導を行っています。指導は除草、剪定、施肥、マルチングといった技術面の他に、農地管理がガイドラインに沿ってなされているか運営面のチェックもあります。非常に細かなところまで指導が徹底されており、それがしっかり品質に表れているということはカップが証明しています。
ファクトリー所有の農地で、収穫したコーヒーチェリーの選別を行っている方々を見かけました。