エルサルバドル 「シベリア農園 ナチュラル」 シティロースト 200g
- 豆の挽き方
-
豆の挽き方
品切れ
- 送料はご注文金額の合計(税込)で決定します。詳しくはこちらへ。
- 商品についてのお問い合わせはこちらへ。
名門農園から久しぶりのナチュラル
シルキーな質感に苺のような果実味
エルサルバドル屈指の優良農園「シベリア農園」。当店では同農園のパカマラ品種を継続的に販売しており、根強い人気を誇る商品です。今年は例年販売しているウォッシュトに加え、久しぶりにナチュラル精製のパカマラも届きました。精製の違いによって生じる魅力を味わっていただきたく、2種類を同時に販売いたします!
楽しんでいただきたいのは「質感」と「果実味」。シルクのような柔らかく繊細な質感と、柑橘の爽やかな果実味が特徴的なシベリア農園のパカマラ品種。こちらのナチュラル精製では質感により厚みが感じられ、精製由来のイチゴのような華やかな果実味を楽しんでいただけます。パカマラ品種のナチュラルを体験できる貴重な機会、同農園のファンの皆様はもちろん、ナチュラル精製ファンの皆様にもぜひお楽しみいただきたいと思います!
産地の紹介
北西にグアテマラ、北東にホンジュラス、そして南一面に太平洋を臨む中米の小国エルサルバドル。南北アメリカ大陸において最も小さな国ではありますが、コーヒーの生産は盛んに行われており、世界的にも有名な国立コーヒー研究所が設立されるなど、国が推進する産業のひとつにもなっています。
首都サンサルバドルの中心から西北西に約60km進んだ、グァテマラ国境付近サンタ・アナ県のチャルチュアパという地域に「シベリア農園」はあります。その名の通り冷涼な気候が特徴的で、隣接する一帯はサンタ・アナ火山の影響から肥沃な土壌を有しています。農園主はラファエル・エンリケ・シルバ・ホフさんと妻のカルメンさんのふたり。ラファエルさんで4代目になる1870年から続く歴史の長い農園です。彼らは他に5つの農園も所有していますが、このシベリアが最も規模が大きい農園です。
販売予定期間
2023/01/18 〜 2023/2月上旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。
産地情報
- 生産者:
- ラファエル・エンリケ・シルバ・ホフ氏、カルメン・エレナ・シルバ・ホフ氏
- 地域:
- サンタ・アナ県チャルチュアパ付近
- 標高:
- 平均1,500m(最も高い地点は約1,700m)
- 品種:
- パカマラ
- 精製:
- ナチュラル
シベリア農園。冷涼な気候と不便な立地からこの名が付けられました。栽培品種はブルボンとパカマラです。
農園を管理するラファエルさんはシェードツリーを植えて適度な日陰を作ることがカップによい影響を与えると考えていて、マメ科のインガという木や、糸杉をバランス良く農地に植えています。
パカマラはエルサルバドルのコーヒー研究所で人工的に交配された品種です。木が高く収穫効率の悪い一方、優れた香味で品質の高い傾向にある「マラゴジペ」と、単位面積当たりの収穫量が多い「パカス」が交配され、それらの良いとこ取りの品種として誕生しました。名前はそれぞれの頭の文字を取っています。
ラファエルさんはコーヒー生産者の家族の四代目です。シベリア農園はラファエルの父方の曾祖父エティファニオ・シルバさんが中心となって1870年に設立されました。苗字のホフ(Hoff)はノルウェー系の名前で、ラファエルの母方の曾祖父がノルウェー人だったことに由来します。
ナチュラル精製における乾燥工程の様子。シベリアと名付けるほど冷涼な環境は、栽培だけでなく乾燥工程においてもよい影響を与えると思われます。
低温の環境下では乾燥中における「微生物による果肉やミューシレージの分解」がゆっくりと進行するため、クリーンなナチュラルに仕上がる傾向にあるためです。
ラファエルさんが所有するミルの様子。ミルはラファエルさんが所有する別の農園にあり、シベリアで収穫したコーヒーをミルまでトラックで運んで精製していきます。
選別の最終工程では人の手による選別も行われています。45秒ごとに動き、ベルトコンベアが止まっている間に素早く欠点豆を取り除いています。
集中力が問われる作業ですが、女性たちはスピーディに欠点豆を取り除いていました。手前に写るのがラファエルさんの奥様であるカルメンさんです。