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イエメン 「イッブ ナチュラル」 シティロースト 100g

1,728 (税込)

ポイント : 51

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【こちらの商品は100gでの販売です】
圧倒的にクリーンで良質なイエメン
苺やウイスキーを連想させる独特な個性

ベリー系の果実味やドライフルーツのような甘さ、バニラやシナモンを彷彿とさせる香り、洋酒を思わせる熟成感などイエメンのコーヒーには他の産地には現れない独特の“イエメンらしさ”があります。一方でイエメン国内における流通の問題により、いつ・どこで採れた豆なのかも不明瞭で、時には他国のコーヒーと混ぜられて流通されることもあるなど“良質なイエメン”に出会える機会は稀でした。それに加えて2015年から続く内戦の影響もあり、イエメンからコーヒーが届きにくい状況が続いています。

その様な中でこちらの「イッブ ナチュラル」は収穫された村単位まで指定されたロットで、トレサビリティが明確なコーヒーです。イエメンの個性的で複雑な風味を感じつつも、余韻のクリーンさには清涼感すら感じます。なぜこれほどまでに良質なイエメンに仕上がっているのか。その理由の一つとして、精度の高い「収穫」と「精製」があげられます。背景にはコーヒー流通に革命を起こそうとする若者たちの姿がありました。商品ページ下部でご紹介していきましょう。

産地の紹介

イエメンとコーヒーの関係は深く、その歴史は1000年以上も遡ることになります。エチオピアに自生していたアラビカ種の野生種の一部がイエメンに伝来したのは6〜9世紀。薬用や宗教儀式など、目的や形を変えながらイスラーム文化のなかで存続し、16世紀にはコーヒーハウスの文化で一般市民にもコーヒー飲用の習慣が定着します。

その後、17世紀にイエメンから一部の品種がジャワ島を経由しオランダに持ち込まれます。ここに持ち込まれたものの子孫が中米や南米にも広がります。これが後に「ティピカ」と呼ばれる品種の伝播ルートです。さらに18世紀。イエメンからフランス人によってブルボン島(現在のレユニオン島)に持ち込まれた品種があります。その後アフリカや中南米、世界各地にも広がり、後に「ブルボン」と呼ばれるようになります。

つまり、いまや世界中に広がっているコーヒー飲用文化はイエメンから始まり、各生産国で栽培されているアラビカ種はイエメンから広がっていった訳です。

ブレンダーコメント

苺やウイスキーを想起させる個性的なフレーバーとスパイスの様な風味。熟れた果物の様な甘みとドライな印象を兼ね備えた複雑な味わいです。何よりその個性的なキャラクターを、曇りなく感じさせてくれるクリーンさが素晴らしいコーヒーです。

ブレンダー
田中圭祐

販売予定期間

2022/11/23 〜 2023/1/下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。

産地情報

生産者:
イッブ県3村の農家
地域:
イッブ県バダン村、バブアルフード村、アルカハ村
標高:
1,700-2,000m
品種:
ティピカ、ブルボン
精製:
ナチュラル

まずは産地の写真からご覧いただきましょう。こちらはイッブ県バダン村。山の斜面にそってテラス(棚畑)が設けられている様子がわかります。

こちらはイッブ県アルカハ村。まるで映画の舞台のように美しい……。つい現地へと思いを馳せてしまいます。

収穫の様子。素敵な笑顔に目がいってしまいますが、緑の果実ではなく赤い果実を収穫しようとしているのがポイント。未成熟の果実はコーヒーの風味に悪影響を及ぼすため、高品質な生豆を得るためには完熟したレッドチェリーを選択的に収穫することが重要です。スペシャルティコーヒーの産地では一般的なことですが、イエメンにおいて完熟したレッドチェリーのみを収穫するには高いハードルがあります。

その要因の1つは「カスカラ」を飲む文化です。カスカラとはコーヒーチェリーの皮と果肉部分を乾燥させたもので、現地ではこれを紅茶のように飲用します。このカスカラ、緑や黄色の未成熟の果実の方が量が多くとれるため、農家としては真っ赤に熟すまで待つよりも、未熟のまま収穫してカスカラ用に売った方が効率が良いということになります。

農家は未熟も完熟も混入した状態でチェリーを収穫し、自身で乾燥を施し、まずはカスカラ(乾燥した皮と果肉)を売ります。残った生豆は自宅で保管されてある程度の量が溜まったらまとめて売りに出すため、いつ獲れた豆なのかも不明瞭です。スペシャルティコーヒーの観点からすると、これらは風味にネガティブな影響を与えてしまいます。

つまりイエメンにおいて高品質なコーヒー生豆を得るためには、まず収穫の段階において完熟したレッドチェリーを選択的に収穫することが必要となり、これが非常に高いハードルとなる訳です。

そのために各農家を回って完熟したレッドチェリーだけを収穫してもらうよう頼み歩き、地道に信頼関係を築いて実現した若者たちがいました。2016年設立のコーヒー流通業者QIMA COFFEEです。

QIMA COFFEEはイエメンにルーツを持つイギリス出身の若者たちが立ち上げたベンチャー企業です。彼等は農家との信頼関係を築いてレッドチェリーを買い付け、なんとイエメンで唯一の精製施設を自ら造り、丁寧なナチュラル精製を施しています。

いつ・どこでとれたのか不明瞭な生豆が流通するイエメンにおいて、彼らは麻袋1袋毎にQRコードをつけ、トレーサビリティを管理しています。専用のアプリまで開発する徹底ぶりです。 買い付けたチェリーを乾燥させる精製工程においても彼等は品質を追求しています。詳細はイエメン「ガルビ ナチュラル」のページにてご紹介していきましょう。