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コスタリカ 「【ロス・クレストネス】フィリャ・アルタ」 フルシティロースト 200g
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人気マイクロミルから初登場の農地
余韻まで続く滑らかさと華やな香り
当店の"コスタリカ"を支えるパートナー生産者であり、チリポの顔とも言うべき【ロス・クレストネス】マイクロミル。このミルなくして当店において同国のコーヒーが躍進することはあり得なかった、と言っても過言ではありません。中心的人物のグレース・カルデロンさんはとても熱心で真面目な方。収入の一部を積極的に設備に投資して品質の安定化を図り、また、農地も開拓して生産量の増加に努めるなど、他の農家も目標とする理想的な生産者として着実に力を付けています。
今回、初めてご紹介する農地「フィリャ・アルタ」のコーヒーは、そんなグレースさんの姪っ子アウリアさんが生産したコーヒーです。元々は果実や野菜の栽培で生計を立てていましたが、グレースさんらがマイクロミルが設立したタイミングで自身も本格的にコーヒー生産に乗り出し、高品質で安定したコーヒーを販売できるに至りました。ロス・クレストネスから届いた新しいコーヒー、その味わいをぜひお確かめください。
産地の紹介
毎年安定して良いコーヒーを届けてくれているチリポ地域。首都を擁し、海岸線に沿って南東方向に伸びるように広がるサン・ホセ州の東端に位置しています。ここはコスタリカ最高峰のチリポ山に抱かれた、都市部とは違い山と森が大部分を占める自然豊かな地域です。ここ数年、当社でも積極的に扱うようになったエリアであり、【ロス・クレストネス】を筆頭に【インペリオ・ロホ】や【コラソン・デ・ヘスス】など続々とマイクロミルが設立されています。ICAFE(コスタリカコーヒー協会)の生産エリア区分においてこの地域はかつて「ブルンカ」と呼ばれており、主に汎用品のコーヒーを生産するエリアとして認知されていました。
しかし、2000年代初頭から一部の生産者のなかで付加価値を付けた高品質なコーヒーで市場に打って出ようという機運が高まりました。小規模農家がミルの設立資金を集めコーヒーの買い手を探すのは非常に大変なことですが、情熱と努力をもってあきらめず活動を続けたこと、さらに政府の施策やNGOの協力もあり、今では高品質なコーヒーを生産するエリアとして非常に注目されています。堀口珈琲は日本のロースターとして初めてチリポに足を踏み入れ、以降も二人三脚で良いコーヒーのために努めてきました。
販売予定期間
2022/11/2 〜 2023/1/下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。
産地情報
- 生産者:
- アウリア・トーレス・カルデロン
- 地域:
- サンホセ州ペレスセレドン市リバス地区アルタミラ
- 標高:
- 1,850m
- 品種:
- カトゥーラ
- 精製:
- 機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
クレストネスミルがあるピエドラ集落を農園から撮影しました。南にある町リバスから入るルートと山越え谷越えの北側から入るルートがあります。
この地域の特徴として、午前中は日が差しているのですが、午後になると雲や霧が立ち込めて日光を遮ります。撮影した日も最初は晴れていたのですが、次第に雲がでてきました。
コスタリカの主要な生産地域から離れたチリポを一躍有名にしたクレストネス生産者組合。おなじみ「エル・アルト」農地の生産者であるグレース・カルデロンさんはクレストネスの中心人物です。
こちらが今回販売する「フィリャ・アルタ」の生産者のアウリアさん。グレースさんの姪っ子です。
ここからはクレストネスミルのご紹介です。ここで収穫されたチェリーの果肉を削ぎ落した後、ミューシレージリムーバー(機械式)によって豆を覆う粘着質(ミューシレージ)を除去します。驚くべきはこの清潔さです。隅々まで非常に丁寧に清掃されています。
ここまで清潔なミルはなかなかありません。経年劣化はありますが、一粒のチェリーも一かけらのパルプ(果肉)も落ちていません。
そして乾燥場に運ばれます。多段式の乾燥棚とパティオを使い分けていますね。乾燥棚は多いところでは5段になっており、乾燥の進行によって細かな高さ調節が行われています。5段は他のウェットミルでもなかなかありません。
乾燥後のパーチメントコーヒーを保管する倉庫です。ここもしっかり農園ごと、ロットごとに管理されています。