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インドネシア 「マンデリン "オナンガンジャン"カルドン・エステート」 フレンチロースト 200g

1,890 (税込)

ポイント : 56

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追求の先に辿り着いた厳選ロット
厚みのあるボディに複雑で豊かな果実感

このコーヒーが"厳選ロット"である所以は「単一品種の、単一生産者のロット」であるという点です。それはマンデリンの産地であるインドネシアのスマトラ島においては"異例"とも言えるかもしれません。 なぜなら小規模農家が多く、様々な品種が混植されていることが一般的な産地であるからです。

現地でもわずか1%にも満たないというティピカ系伝統品種だけを集めた単一品種ロットを実現したのがおなじみ「マンデリン"オナンガンジャン"」で、その立役者は現地の仲買人であるカルドン・ナインゴラン氏。 その彼が自らの農地を開拓してゼロから農園を立ち上げ、自ら理想のコーヒーを作り上げたのが今回販売する「カルドン・エステート」です。

木々の管理、収穫、精製、乾燥までを自らおこなえることはコーヒーの品質にメリットがあります。コーヒーの風味に影響を及ぼす収穫熟度を均一に揃え、適切な方法とタイミングで乾燥までをおこなえるからです。 その背景にはカルドンさんの並々ならぬ情熱があります。無謀ともいえる挑戦の先に結実したこちらのコーヒー。瑞々しく華やかな酸に、極上のなめらかさ。驚くほどにクリーンで上品なマンデリンの誕生です。


産地の紹介

19世紀末に発生したさび病(コーヒーノキの病気)の甚大な被害とその後の耐病性品種への植え替えにより、マンデリンの産地であるスマトラ島では当時栽培されていたティピカ系の品種はほぼ消失してしまいました。 ただ、そのなかでもスマトラ島北部トバ湖周辺の標高の高い地域では細々とではあるものの同品種が生き残っている地域があります。「マンデリン"オナンガンジャン"」はこうした背景から生まれたコーヒーです。

こちらの「カルドン・エステート」は現地の仲買人であるカルドン氏が山林にオナンガンジャン品種を植木し、ゼロから立ち上げた農園で生産されたコーヒーです。 熱意のある生産者が木々の管理、熟度を揃えた収穫、適切な精製処理といったコーヒーの品質に影響を及ぼす工程を自ら手掛けることで、驚くほどにクリーンなマンデリンに仕上がっています。

ブレンダーコメント

厚みのあるボディ感。シティローストでも感じたきめが細かくしっかりとした粘性を感じるベルベットのような質感は更に厚みを増し、また豊かに感じられます。柑橘果実、南国果実、完熟プルーンのような黒い果実などのさまざまな果実を感じさせる複雑な風味をもっており、どこか力強さと繊細さを兼ね備えた赤ワインを彷彿とさせられます。

主任ブレンダー
秦はる香

販売予定期間

2022/09/21 〜 2022/11/下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。

産地情報

生産者:
カルドン・ナインゴラン氏
地域:
北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県オナンガンジャン
標高:
1,400m程度
品種:
オナンガンジャン(ティピカ系伝統品種。クラシック・スマトラの1つ)
精製:
スマトラ式

インドネシアは世界最多の島嶼を抱える国です。約1万3,000もの島々で構成されていて、東端の島から西端の島まで距離が約5,000キロメートルもあります。この距離はアメリカの東海岸と西海岸の端を結ぶ距離と同じくらいと考えると、インドネシア国土がどれだけ広大な範囲かがわかります。今回の舞台は同国西部に浮かぶスマトラ島です。なかでもオナンガンジャンは島の北部に位置しています。

オナンガンジャン地区はトバ湖の南、黄色の〇で囲った部分です。近くにはLCFマンデリンのコーヒーを栽培している農家が集まる地域リントンニフタとパランギナン(赤い〇で囲っている地域)もあります。赤い矢印で示したメダンとパラパット(地図では「プラパト」と表記)はこの辺りを訪れる際の中継地です。メダンまでは飛行機で行けますが、そこからはひたすら車での移動です。トバ湖に向かうにつれて標高も上がっていき肌寒くなっていきます。

こちらがトバ湖。中心にサモシール島という島が浮かんでいます。手前の島ではなく左奥にうっすら見えているのがそれなので、湖がどれだけ大きいかお分かりいただけるはずです。

オナンガンジャン地区にはたくさんのコーヒー農家がありますが、しかし、そのうちオナンガンジャン品種を含むクラシック・スマトラの栽培を行っている農家は1%にも満たないと言います。

スマトラ島では過去のサビ病による大被害から意図的に様々な品種を混植することでリスク管理が行われています。品種毎に収穫・精製する習慣はありません。木の形状による品種選定も容易ではありません。

その様な状況の中で、カップ品質の優れたオナンガンジャン品種の単一ロットを実現すべくおこなったのが目印作戦。各農家を周り、オナンガンジャン品種の木々一本一本に赤いリボンで印をつけ、この赤いリボンの品種だけ、個別に収穫・精製してもらう様、一軒一軒頼み歩きました。気の遠くなるような、地道な作業です。

それは現地において「誰もやっていない=できていない」ことであり、高品質なマンデリンの単一ロットを実現するための挑戦でした。それをやってのけたのが現地の仲買人であるカルドン・ナインゴランさんです。

仲買人である父親のもとで約10年前から見習いとして働き始めたカルドンさん。高品質なコーヒーを追い求めますが、思ったような品質が手に入らず苦心していた中、ある意味無謀とも言える理想を掲げ、地道な努力の先に「マンデリン"オナンガンジャン"」は商品化されました。彼の熱意と農家さんからの信頼があってこそお届けすることができたコーヒーです。

そんな熱意溢れる仲買人のカルドン氏は、なんと山林に自らの農地を開拓し、オナンガンジャン品種を植樹。ゼロから農園を立ち上げ、コーヒーの生産も始めます。恐るべきその熱意と行動力…。感服です。

そんな彼から届いたコーヒーは素晴らしい品質で、私たちに驚きと喜びを与えてくれました。農地の管理から、収穫、精製、乾燥に至るまで、コーヒーの品質に影響を及ぼす工程を自ら行うことで、より品質を磨き上げた"特別"なマンデリンに仕上がっています。