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ミャンマー 「ユアンガン ナチュラル」 シティロースト 200g



 

あのミャンマーがナチュラルで登場
爽やかで、そして複雑な果実味

やはり一回きりの偶然ではありませんでした。昨年初めて販売したミャンマーのコーヒー「ユアンガン」が今年も確かな品質を備えて入港しました。2年目も自信を持って販売していきたいと思う一方で、このコーヒーのポテンシャルに期待している私達の目は間違っていなかったと少しホッとしております。なんと今年はナチュラル精製もご用意。まずはこちらからお楽しみください。今後当店の定番商品になる可能性を秘めた期待の一杯です。

これまでも東ティモールやブルンジなど、知名度は決して高くないですが、良い品質のコーヒーを作る産地を度々紹介してきました。その最たる例がコスタリカのチリポ地域のコーヒー(現在同時販売している「エル・アルト」がその筆頭)です。ここは初め「低級品を扱う産地」として認知されていましたが、生産者の地道な努力もあり、今では当社の主力商品を生み出すにまで至っています。そうした"新しい産地の発掘作業"を続けてきた結果として、このコーヒーと出会え、皆様にお届けできることは非常に喜ばしく思います。また、ここからひとつのコーヒーの物語を体験していくという意味でも、ぜひ新しい産地に挑戦していただければと思っております。

口当たりは爽やかに、味わい進めるとじわじわとユアンガン独特のナチュラルの風味が顔を出します。濁りなくクリーンな後味も心地よく、冷めてくるとスパイシーなニュアンスも感じられます。一口一口が新鮮な一杯。さあ、物は試しに騙されたと思ってお手に取ってみてはいかがでしょうか。想像の上を行く味わいにきっと驚かれるでしょう。在庫量が少なく短期間の販売です。ぜひお早めに!

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日
 

ミャンマー 「ユアンガン ナチュラル」 シティロースト 200g

商品コード : cfe02602
価格 : 1,300 円(税込1,404 円)
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<ロースター秦のコメント>

若草のような爽やかな香り。ナチュラル精製らしい程よいボディ感。ベリー系の果実感とスパイスを感じさせる複雑な風味です。昨年から販売をはじめたユアンガンですが、クオリティは更に上がっています。クリアさにおいてはもう文句の付け所がありません。
 

生産者:ユアンガンの小規模農家
地域:シャン州ダヌ自治区ユアンガン郡区
標高:1,400m〜1,600m
品種:カトゥーラ、カトゥアイ、サンラモン、S795
精製:ナチュラル

ミャンマーは日本から約4,300km。直行便で約8時間かかります。南東はタイ、東はラオス、北東と北は中国、北西はインド、西はバングラデシュと国境を接しています。国土は日本の約1.8倍ほどありますが、人口は約5,000万人と半分以下です。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


首都は2006年までヤンゴンでしたが、現在はその機能を同国中央部の都市ネピドーに移しています。経済の中心地は依然としてヤンゴンです。
上の写真はヤンゴンの中心街にそびえる仏塔「スレー・パゴダ」です。


中央をエーヤワディー川が縦断しています。ヒマラヤ山脈の南端を源泉として同国を南北に貫いています。古くから水運の要として人々の生活を支えてきました。


今回販売するユアンガンは7つある州の1つ「シャン州」に属しています。上の地図の赤い線で囲われている部分がシャン州です。中国、ラオス、タイに隣接しており、国境付近は「黄金の三角地帯」と呼ばれ、麻薬の原料ケシの栽培が活発に行われています。少数民族が多く、貧困率が高い地域です。コーヒーは先進国での消費量が多く、世界的な消費量も年々増加しているため、この地域に暮らす少数民族の貧困削減と生計向上に貢献できる換金作物として、ケシの代替作物として期待されています。一部の地域ではコーヒー栽培を条件に土地使用権を安く譲り渡す政策も行っているそうです。しかし、まだまだ産業としては発展途上。年間のコーヒー生産量も8,500トン前後(2014年)で、世界の生産量の0.0009%です。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


ユアンガン(赤いピン)はシャン州のなかでも東側の内陸部にあります。コーヒーベルトの中でも北緯に近く、標高も1,400mを超え、コーヒー栽培に必要な寒暖差も充分に確保できています。中米、南米と比べると、コーヒーは農家の主な収穫物ではなく、そこまでコーヒーに力を入れなくても食べていけるぐらいの豊かな農家が多い地域ですが、ユアンガンはシャン州で最大級のコーヒー生産量を誇るエリアです。ちなみに、主な農作物は豆類や米です。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


ここからはウォッシングステーションの様子をご紹介します。できたばかりのステーションなのでまだ建設中の写真です。ユアンガンで最大の規模を誇ります。


完成形はこちら。出来たばかりとあってとても綺麗です。


今回販売するのはナチュラル精製なので、各農家で集められたコーヒーチェリーは粗選別後にそのまま乾燥場へ向かいます。せっかくですのでウォッシュト精製の工程について少しご紹介します。まず、集められたチェリーは未熟混入量に応じてロット分けされます。


こちらのタンクに投入して精製開始。ここでは簡単な比重選別が行われており、異物や過熟なチェリーは取り除かれていきます。


ここではケニアなどでよくみられるディスク式のパルパーを使用しています。


複数枚のディスク(ここは4枚)が回転し、通り抜ける時の圧力で果肉を分離させます。


果肉除去の後は、ドライファーメンテーションです。ここでコーヒーを覆うミューシレージという粘着質の膜を自然発酵させて減少させます。24-30時間ほどここで寝かせます。
果肉がまだ残っているものがあるように見えますが、この後の工程でしっかりと除去しますのでご安心ください。


機械式のミューシレージ除去機にも通された後、乾燥工程へ進みます。通気性のよいアフリカンベッドを使用しています。日焼けや乾燥ムラが起きないよう定期的に撹拌作業も怠りません。


ナチュラル精製の乾燥現場はこのような様子。乾燥中の選別も欠かしません。ここの精度が最終的なコーヒーのクリーンさに大きな影響を与えます。


圃場と農地もありました。ここで様々な品種や栽培方法を試験的に行います。
若い樹は風や寒さをしのぐため囲いがされているようです。


ウェットミル工程が終わると自前のドライミルに運ばれます。異物除去、風力選別、スクリーン選別、比重選別、ハンドソーティングなどの度重なる選別を施し、最終的なロットに仕立てられます。ハンドソーティングは人件費も多くかかるため、他の産地では見ることも少なくなりました。しかし、人の手による選別は確実に品質向上に寄与すると考えているため、この工程は非常に大事です。