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インドネシア 「オナンガンジャン」 シティロースト 200g



 

"もうひとつ"のマンデリン
瑞々しい果実感に軽快な口当たり

昨年、"もうひとつのマンデリン"と銘打って販売した「オナンガンジャン」が今年も登場です。初登場にも関わらず、"生豆バイヤーおすすめ"のお墨付きもあり大好評だった同商品。マンデリンファンの皆様にはもちろん、今年も多くの方にその独特なキャラクターをお楽しみいただきたいと思っています。マンデリン独特の風味を感じさせつつも、瑞々しい果実感と清涼感すら感じる甘酸っぱさを備えています。同じくシティロースト(期間限定)で販売しているLCFマンデリンとの飲み比べもぜひお試しください。

19世紀末に発生したさび病(コーヒーノキの病気)の甚大な被害とその後の耐病性品種への植え替えにより、マンデリンの産地であるスマトラ島では当時栽培されていたティピカ系の品種はほぼ消失してしまいました。ただ、そのなかでもスマトラ島北部トバ湖周辺の標高の高い地域では細々とではあるものの同品種が残っている地域があります。LCFマンデリンもこの地域の品種を主体にしていますが、こちらの「オナンガンジャン」も同じ背景で生き残った品種です。「オナンガンジャン」とは地域の名前でもあり、品種の名前でもあります。

同品種はこの地域でわずかに生き残っていた程度ですので、今回の商品を作るにあたり各農家には該当の樹に目印をつけてもらっています。この地域は小規模な農家が多く、その農家の農地には必ずしもティピカ系品種だけが植えられているわけではないのです。単一品種のみで構成されたロットを実現するため、多くの農家に目印作戦に協力してもらいました。ようやく販売できる量を確保できたため、昨年に引き続き今年も皆様にお届けできる運びとなりました。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

インドネシア 「オナンガンジャン」 シティロースト 200g

商品コード : cfe00309
価格 : 1,400 円(税込1,540 円)
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■味わいについて
シャープな口当たりにライムのような風味が特徴的なオナンガンジャン。甘酸っぱくジューシーな味わいは、フレッシュで若々しい果物を連想させます。後味にはクレソンのような心地よい清涼感も感じさせ、LCFマンデリンでは決して表現できないすっきりとした後味です。

■注目ポイント -マンデリン2種シティローストの飲み比べ-
「LCFマンデリン」「オナンガンジャン」。現在はふたつのマンデリンが同時にラインナップに並ぶ貴重な期間です。2種類のマンデリンを飲み比べるにあたって着目してほしい要素は【触感】の違いです。双方強い酸味を持ち合わせていますので、うまく焙煎し甘みをしっかり引き出すことで、様々な果物のニュアンスを感じさせてくれます。若々しいフルーツの瑞々しく軽快なオナンガンジャン、完熟フルーツの甘みとしっかりとした触感のあるLCFマンデリン、一言で"マンデリン"と言ってしまいますが、「こんなにも違うのか」というほどはっきり違いがでている中々面白い飲み比べです。
 

地域:北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県オナンガンジャン
標高:1,400m程度
生産者:オナンガンジャンの農家
品種:オナンガンジャン(ティピカ系伝統品種。クラシック・スマトラの1つ)
精製:スマトラ式

インドネシアは世界最多の島嶼を抱える国です。約1万3,000もの島々で構成されていて、東端の島から西端の島まで距離が約5,000キロメートルもあります。この距離はアメリカの東海岸と西海岸の端を結ぶ距離と同じくらいと考えると、インドネシア国土がどれだけ広大な範囲かがわかります。今回の舞台は同国西部に浮かぶスマトラ島です。なかでもオナンガンジャンは島の北部に位置しています。


オナンガンジャン地区はトバ湖の南、黄色の〇で囲った部分です。近くにはLCFマンデリンのコーヒーを栽培している農家が集まる地域リントンニフタとパランギナン(赤い〇で囲っている地域)もあります。赤い矢印で示したメダンとパラパット(地図では「プラパト」と表記)はこの辺りを訪れる際の中継地です。メダンまでは飛行機で行けますが、そこからはひたすら車での移動です。トバ湖に向かうにつれて標高も上がっていき肌寒くなっていきます。


こちらがトバ湖。中心にサモシール島という島が浮かんでいます。手前の島ではなく左奥にうっすら見えているのがそれなので、湖がどれだけ大きいかお分かりいただけるはずです。


オナンガンジャンを栽培している農家の様子です。農家では収穫から一次乾燥までを行います。まず、収穫したチェリーの果肉を取り除きます(画像下)。そこから約12時間のドライファーメンテーションにかけてミューシレージを自然発酵させ、その後水洗を経て一次乾燥(2日天日乾燥)を行います。


その後パーチメントコーヒーは集められ、脱穀されたのち二次乾燥(パティオにて5日天日乾燥)に進みます。乾燥ムラが出ないよう定期的に撹拌しています。急なスコールがあるインドネシアでは乾燥中も豆の状態には細心の注意を払います。豆が含む水分値を安定させるため30日間保管し、さらなる選別工程を経て最終的に商品として輸出されます。


写真はまだ若い樹ですが、オナンガンジャン品種の樹には目印をつけてもらっています。この地域は小規模な農家が多く、その農家の農地には必ずしもティピカ系品種だけが植えられているわけではないので、すべてオナンガンジャン品種のロットを実現するため、このような取り組みを行っています。