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コスタリカ 「【コラソン・デ・ヘスス】シェリ・バタ」 フルシティロースト 200g



 

過酷な環境を耐え抜いた少量ロット
濃密な甘みときれいな酸が生む"上品さ"

「今年のシェリ・バタはかなりすごい。」
これが、コスタリカ出張中の生豆バイヤー若林から届いた一報です。

「これは、本当にすごいな。」
初焙煎を終えて試飲した際にチーフロースター小林がつぶやいた一言です。

当社の品質管理をつかさどるこの2人をしてこう言わしめた今年のシェリ・バタはやはり見事です。現地を訪れた若林は、厳しい環境のなかでも樹々が付ける実は熟度を増し、初回訪問時と比較して飛躍的にたくましく育っていると報告しています。また、そんな環境で育ったコーヒーならではの強い甘みや酸のきれいさには小林も驚いたようです。

サリトレ農園にある10区画のなかでもこのシェリ・バタは最上部に位置しています。今年で販売2年目。他の区画のコーヒーに比べ販売が遅れたのは、この区画の環境があまりにも厳しく、販売できる収穫量をなかなか確保できていなかったからです。しかし、生産者のジョニーさんを中心に根気強く丁寧に栽培を続け、なんとか一定量の収穫を達成することができました。やっと皆様にお届けできています。

寒さと強風を耐え抜いた自分のコーヒーを見て、「おれのようにfuerte(フエルテ)なコーヒーだ」とジョニーさんは自信満々です。フエルテはスペイン語で「強い」という意味で、彼は筋肉ムキムキなのです。

一口飲めばお分かりいただけるはず。過酷な環境を耐え抜いたコーヒーならではの濃密な甘み、洗練されたきれいな酸、クリーンな後味はぜひ体験していただきたいと思っています。特筆すべき点はそれらがバランスよく重なり合うことで生まれる"上品さ"です。苦みと甘みのなかにほんのりと上質なドライフルーツ、特に赤いフルーツのニュアンスが感じられ、コクと共に後味に消えてゆく。一口一口大事に味わって飲みたくなる、そんなコーヒーです。

こちらの商品は3月9日(土)午前8:00で販売を終了いたします。ローストの都合上、期限内にご注文いただいても3月12日(火)以降の納期をご指定された場合、商品を発送することできません。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

コスタリカ 「【コラソン・デ・ヘスス】シェリ・バタ」 フルシティロースト 200g

商品コード : cfe01667
価格 : 1,500 円(税込1,620 円)
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<ロースター小林のコメント>

チリポエリアのなかでも複雑かつ独特なフレーバーのコーヒーを届けてくれる『コラソン・デ・ヘスス』マイクロミル。今回登場する『シェリ・バタ』区画はアメリカンチェリーを思わせる強い甘みが印象的な同マイクロミルを代表するコーヒーです。高標高のコーヒーらしいきれいな酸としっかりしたコクを高い次元で兼ね備えており、伸びやかに続いていくアフターテイストは見事です。少し深めのフルシティローストにすることで、今シーズンのシェリ・バタの『甘み』が一層厚みを持って感じられます。
 

農園主:ジョニー・アルバラード・アバルカ氏
地域:サン・ホセ州ペレス・セレドン市リバス、ピエドラ
品種:カトゥアイ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

コスタリカは北にニカラグア、南にパナマと接しています。サンホセ州はコスタリカ中央部、赤い点線で囲んだ部分です。人口は約140万人、州北西部には首都サンホセがあります。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


サン・ホセ州を俯瞰した地図。奥の首都サン・ホセに比べ、農園のある手前のチリポ山付近(赤丸で囲まれた地域)は森と谷に囲まれた地域です。首都では1,000mぐらいの標高も、チリポ山(3,727m)に向かうにつれてだんだんと高くなっていきます。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


車で向かうにも一苦労。コスタリカやコロンビア南部の産地はとにかく急勾配で曲がりくねった道が多いです。それだけ急激な標高差が生まれているという事でもありますが、訪問するにはなかなか骨が折れます。


農地「エル・サリトレ」の様子。10区画に分けられていて、標高の高い区画では霧が発生することが多く、標高以上に冷涼な環境です。また、風も強く、これまで多くの樹が枯れてしまいました。


それでも丁寧に根気強く育てることで、糖度がたっぷりと詰まったチェリーが生まれるのです。


「BIENVENIDOS」はスペイン語で「ようこそ」という意味です。ここまでしっかりした看板を作る農園はそうありません。訪問する人に対してオープンなスタンスはコーヒー生産に対する自信の表れなのでしょうか。


ジョニーさんが所有するエル・サリトレ農地の区画を分かりやすく地図にしてもらいました。1番が今回販売する「シェリ・バタ」です。


ここからはマイクロミルの様子をご紹介します。「コラソン・デ・ヘスス」とはスペイン語で「イエスの心」という意味。インパクトがあって覚えやすいですね。


ウェットミルの設備。設立当初のもの(上)から新調(下)されています。利益をしっかり品質向上のための設備投資に当てられる生産者の方はいそうでなかなかいないものです。


ここにチェリーを投入して精製が始まります。


果肉除去機(パルパー)でチェリーの果肉を取り除いたのち、クリバと呼ばれる選別機にて不純物を除去します。その後豆の表面に付着しているミューシレージを機械的に除去し、乾燥にかけられるという流れで進みます。


ビニールシートカバー付のドライベッド。棚はそれぞれ番号を振って管理されています。乾燥は12日から15日間行われます。ジョニーさんはスタッフに対し、パーチメントコーヒーの撹拌方法を細かく指導しています。


乾燥後はグレインプロと呼ばれる袋に詰められ倉庫にて保管され、豆の水分値を安定させます。グレインプロは麻袋に比べ温度や湿気に強く、酸素や水分の侵入も防ぎやすくなっています。遮光効果もあり、そしてかなり丈夫です。


管理者のジョニー・アルバラード・アバルカさんとご家族。せっかちな性格ですが、その割には神経質な面もあるとか。品質向上に熱心で、当社のスタッフが訪れた際には、乾燥場の改良のために他の産地で優れたものはなかったか?と知識の吸収にも貪欲でした。