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ルワンダ 「ガスーラ」 シティロースト 200g



 

組合屈指の品質を誇るガスーラ
コクと甘みにきれいな酸が溶け込む

アフリカの奥地「千の丘を持つ国」と呼ばれる小国ルワンダ。国全体が山がちで標高の高い土地が多いこの国では近年特にコーヒー生産が盛んに行われています。1990年から始まった内戦による土地の荒廃や経済の混乱から徐々に復興を遂げており、その成長にコーヒー生産も一役買っています。多くの小規模農家や彼らをまとめる協同組合が生活の向上や経済の活性化のためにより高品質なコーヒーを生産しようと活動しています。

堀口珈琲でもコアカカ協同組合とともにルワンダコーヒーの品質向上に向けて様々な取り組みを行っています。例えば、必要に応じた施肥を行い収穫量の増加と品質の向上、土壌改善など。長期的にはシェードツリーの植樹やコーヒーの樹の剪定など通じて継続的な生産活動をサポートしています。徐々にその成果も表れ、品質の高いコーヒーが生産できようになり、定期的に皆様にもお届けできるようになりました。

今回ご紹介するのはそんなコアカカ協同組合に所属する「ガスーラ村」で栽培されたコーヒーです。ルワンダ南部フイエ郡に存在する小さな村で、ここでは標高・雨量・気温の点でコーヒー栽培に非常に優れた環境が整っています。生産の中心となっている人物がムカニャルワヤ・ダーフローズさんという女性。土壌改善やマルチング、シェードツリーの活用など品質向上に対し非常に熱心で、他の農家へのアドバイスも行っています。地道な努力もあり、彼女を中心としたガスーラ村のコーヒーは組合の中でもトップレベルの品質を誇るまでになりました。

シティローストではありますが、バランスの取れた苦みとコクからは力強さも感じられ、程よいボディ感を生み出しています。また、その間で感じられるきれいな酸の表情は非常に豊かです。温かいうちは柑橘系の爽やかな印象ですが、時間と共に赤い果実のニュアンスも表れ、甘みも増してゆきます。初めてルワンダコーヒーを飲まれる方はその品質の高さに驚かれるかもしれません。今後、増々期待が膨らむガスーラのコーヒーをお楽しみください。

こちらの商品は10月26日(金)午前8:00で販売を終了いたします。ローストの都合上、期限内にご注文いただいても10月28日(日)以降の納期をご指定された場合、商品を発送することできません。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日
 

※<ポテト臭について>
ルワンダのコーヒーからはポテト臭が発生する豆が混入していることがあります(ポテト臭という名前で浸透していますが、日本人の感覚だとゴボウのような匂いです)。当社で扱うルワンダの商品に関して、ポテト臭の豆が混入する確率は何万粒にひとつ程度です。万が一ポテト臭が出た場合は、大変恐縮ですが抽出をやめ、臭いの出た粉のみ廃棄していただければ幸いです。どうか前述の事情をご理解のうえ、お買い上げくださいますようお願いいたします。尚、仮に該当の豆を抽出して飲んでも健康に害を及ぼすことはございませんので、その点はどうかご安心下さい。

 

ルワンダ 「ガスーラ」 シティロースト 200g

商品コード : cfe00839
価格 : 1,300 円(税込1,404 円)
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<ロースター小林のコメント>

ケニアやエチオピアといった東アフリカの主要生産国にも劣らない優れた品質のコーヒーを産み出すルワンダ。今回ご紹介する『ガス―ラ』もクリーンでありながら複雑な酸、甘みを感じさせる素晴らしい出来です。レモンやオレンジのような爽やかなフレーバーとほんのり蜂蜜を思わせる甘み。柔らかな触感が実に心地よく、つい2杯3杯と飲み進めたくなってしまいます。前回販売したニャミラマ同様、ルワンダコーヒーのクオリティの高さを実感できるコーヒーです。
 

生産者:ムカニャルワヤ・ダーフローズ女史を中心とした8農家
地域:南部州フイエ郡キゴマ市カランビ地区ガスーラ集落
標高:1,850〜2,000m
品種:ブルボン(ブルボン・マヤグエスが主、ミビリジが少し)
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うウォッシュト

ルワンダは人口1,000万人ほどの小さな国です。面積はほぼ四国と同じくらい。「千の丘を持つ国」と呼ばれるほど山が多く、標高の高い土地が広がっています。また野生のゴリラが有名で、現地ではトレッキングツアーが組まれているほどです。


ルワンダでは東部の乾燥地帯を除き、西部ではほぼ全域でコーヒーが栽培されています。全国的にブルボン系の品種を扱う農家がほとんどです。エリアは大きく分けて3つ。

紫の地域:
 キブ湖沿いに多くのウォッシングステーションが建設されています。雨の多い土地で、低地から高地までたくさんの農園があります。

緑の地域:
 標高が高く寒暖差も十分ある土地ですが、人口も少ないため生産量は多くありません。一部エチオピア由来のハラー品種と呼ばれる品種を扱っている農家も。

赤の地域:
 ガスーラ村のあるエリア。なかでもでフイエ郡とニャマガベ郡はコーヒー栽培に最適な標高、雨量、気温が得られる土地として同国内でも有名です。
※ニャマガベ郡は以前販売した「ニャミラマ」の村がある郡です。


コーヒー栽培の環境に恵まれたルワンダですが、ガスーラ村はフイエ郡のなかでも一番標高の高い場所に位置しています。また、カランビウォッシングステーションにも比較的近い位置にあるので収穫後すぐにチェリーを精製工程に乗せることができるのもメリットのひとつです。


村に住むコーヒー農家はみなコアカカ協同組合に所属しています。今回の商品はそのなかにダーフローズさんを中心とする8農家のコーヒーを集めたロットです。


村ではコーヒー以外にもバナナを多く栽培しています。多くは商用です。食用では豆類やキャッサバというイモ類の植物を育てています。キャッサバはタピオカの原料にもなる植物ですが、ここでは主に茹でて(現地では「ウガリ」と呼ばれています)食べているようです。


こちらはキニャマカラ山。標高は1,900m以上もあります。「キニャマカラ」は現地の言葉で「炭のようなもの、黒いもの」を意味し、昔のルワンダ人がこの山の豊かな森を見て炭のような色だと思い名付けました。非常に綺麗な水が湧き出ており、農地やウォッシングステーションでも使用しています。


ルワンダの土地は内戦の影響で多くの木が切り倒されてしまいはげ山となってしまっているところが多く、その影響もあり農地にはシェードツリーがあまりありません。そのため多くの農地ではコーヒーの樹が強い日差しにさらされてしまうのですが、ここでは強い西日は山に当たるため、農地は日陰になっています。


こちらがムカニャルワヤ・ダーフローズさん。コーヒー生産における村の中心人物です。品質向上に非常に熱心で、組合からの指導内容やアドバイスを忠実に実行してくれています。


通りの奥に見える斜面が彼女の農地です。ルワンダの農地にはめずらしく、シェードツリーが多く植えられています。植えているのはグラビレアの木です。コーヒー農地ではよく見る木ですが、剪定の仕方でだいぶ印象が変わります。下はサンタカタリーナ農園のグラビレア。


シェードツリーがない農地では、強い日差しのほかに雹による被害もあります。寒い時期に降る雹によりチェリーがダメージを受けてしまいます。また、シェードツリーの根には土壌の流出を防ぐという効果もあるのでシェードツリーは非常に大事な存在です。


ここがダーフローズさんの農地です。斜面が急ですが彼女は裸足ですたすた登っていきます。元気な68歳です。


彼女は土壌改善にも積極的です。このあたりの土地は砂質でさらさらしておりそのままではコーヒー栽培には向かない性質ですが、彼女は有機物を混ぜ、適切な施肥を行うことで栽培に適した土壌にしています。主要成分である窒素、リン、カリウムの割合も他の農地に比べて多く、バランスよく含有されています。


また、枯草などを農地に巻くマルチングも行っています。そうすることによって土壌の流出を防いでいます。


ダーフローズさんの農園は元々旦那さんが始められた農園です。しかし旦那さんは4人の子ども達と共に24年前に起きたルワンダ大虐殺で亡くなってしまいました。現在では残った1人の子どもと一緒に暮らしています。明るく接してくれるダーフローズさんですが、凄惨な過去を経てコーヒー 作りを続けていらっしゃいます。


ダーフローズさんの自宅です。ハートのマークが可愛いですね。


視察した農園からの帰り道、水汲みの子どもと遭遇。ここから山を越えて水を運んで行くそうです。転倒してしまった子どもを彼女が助け起こします。子どもに優しいダーフローズさん。


ここからはカランビウォッシングステーションのご紹介です。こちらは近郊の市場の様子。ルワンダでは毎月最終土曜日の午前中に地域の住民が集って、居住地域の清掃、草刈りや植林、道路や公共施設の修復、貧困層のための住宅建設等を行う国の行事があります。それをルワンダ語で「ウムガンダ」と呼ぶそうです。このような作業を毎月行っているためか、向こうの事情に詳しい方がいうにはルワンダ人は総じて日本人よりきれい好きで掃除、洗濯が上手らしいです。


2000年代に入り、ルワンダに水洗加工方式が導入されてウォッシュトコーヒーを作る機運が高まりました。そして、2003年にカラマ、キニャマカラ、ルコンコという3つの村の農家が高品質のコーヒーを作る為に共同でウォッシングステーション(精製工場)を建設しました。それがコアカカ協同組合の始まりです。


1,900mほどの標高を誇るキニャマカラ山のの育むきれいな水が豊富に使え、周辺の生産者の農地も高い標高にあり、良質なコーヒーチェリーが集まる点が特徴です。


ミューシレージを取り除いたパーチメントコーヒーは手選別を施しながら、3週間かけてゆっくりと乾燥していきます。


マネージャーのサファリ・ボナベンチャさん。政府や輸出業者と協力しながら、高品質なコーヒーを生産するために、農家やステーションの労働者へのトレーニングを行なっています。