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コスタリカ 「【インペリオ・ロホ】エル・アグアカテ」 ハイロースト 200g



 

常に進化し続けるマイクロミル
心地良い爽やかな酸と甘み

浅めに焙煎することで表れるレモンやライムを思わせるややシャープな酸と、クリスピーな質感が与える爽やかな印象。これはマイクロミル【インペリオ・ロホ】が生み出すコーヒーの特徴のひとつではないでしょうか。今回はその特徴を最大限に引き出したハイローストでお届けいたします。

ミルの責任者であるホセ・アルバラードさんは資金を貯めるためアメリカに出稼ぎに出るなど、当初からミル設立に意欲的でした。その背景には同じチリポのマイクロミル【ロス・クレストネス】の影響も大きかったと言います。彼らの成功を見て、自分も挑戦してみたいと思ったそうです。そんな"高品質コーヒー"に対する情熱は設立4年目にしても変わることはなく、今では生産軌道も安定し、精製に対して様々な手法を凝らすなど、一番脂が乗っている生産者といえるのではないでしょうか。

その取り組みの表れとして、今回のロットは我々の提案でもある「ダブルフリーウォッシュト」という製法を用いています。詳細は下部に記載しますが、行政から得られる水に制限のあるコスタリカにおいて、所有する山から潤沢な水を引き入れることのできる同ミルにとっては、この方法は強みを活かした手法であると言えます。より良いコーヒーを生産したいという姿勢がうかがえ、私達もカップ評価の観点からこのコーヒーの特徴に非常に合った精製であると思っています。

[ダブルフリーウォッシュト]
ミューシレージリムーバーによって機械的にミューシレージを取り除いたのち、さらに清潔な水で満たされたソーキングタンクに数時間パーチメントコーヒーを浸け置き、乾燥工程に進む方法。一般的にケニアなどでよく見られる手法です。香味に対する影響は諸説ありますが、クリーンさが増し、酸や甘さが明確になるとも言われています。しかし、ソーキングを行うことでパーチメントコーヒーの強度が落ちるため、乾燥工程の難度が上がるリスクも伴います。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

コスタリカ 「【インペリオ・ロホ】エル・アグアカテ」 ハイロースト 200g

商品コード : cfe01674
価格 : 1,400 円(税込1,512 円)
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<ロースター小林のコメント>

年末年始に販売したフジ区画でもおなじみの『インペリオ・ロホ』マイクロミル。今回ご紹介するエル・アグアカテ区画のコーヒーは、同マイクロミルのなかでもきれいな柑橘の酸が際立って感じられます。また、ダブルフリーウォッシュトを取り入れるなど、精製においてもクリーンな味わいを追求していることが、高いカップクオリティからも窺えます。浅めのローストに仕上げたときに感じられる、明るい酸とクリアな飲み心地は定番ブレンド#1『BRIGHT&CITRUSY』の素材としても重宝します。
 

農園主:ホセ・アルバラード氏
地域:サン・ホセ州ペレス・セレドン市リバス、ピエドラ
標高:1,700m〜
品種:カトゥーラ、カトゥアイ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

コスタリカは北にニカラグア、南にパナマと接しています。サンホセ州はコスタリカ中央部、赤い点線で囲んだ部分です。人口は約140万人、州北西部には首都サンホセがあります。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


サン・ホセ州を俯瞰した地図。奥の首都サン・ホセに比べ、農園のある手前のチリポ山付近(赤丸で囲まれた地域)は森と谷に囲まれた地域です。首都では1,000mぐらいの標高も、チリポ山(3,727m)に向かうにつれてだんだんと高くなっていきます。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


【インペリオ・ロホ】ミルを管理するホセ・アルバラードさんは「エル・イゲロン」という農地を所有しています。一番高いところでは、1,900メートルを超える場所もあるとか。


「エル・アグアカテ」区画ではカトゥーラ品種とカトゥアイ品種を栽培しています。


農園は9つの区画に分かれています。ちなみに、区画名のアグアカテは"アボカド"を意味しますが、アボカドが植えられているか、以前に植えられていたのか、詳細ははっきりしていません。


管理者のホセ・アルバラードさん。以前は弟のジョニーさんと一緒にミルを運営していましたが、現在は別々にミルを所有しています。2000年から数年間アメリカへ出稼ぎに出てミルの設立資金を貯めていたそうです。翌年の2001年には農地「エル・イゲロン」を購入しているので、相当貯めるのが早いですね。建設現場で働いていた経験がミルの設備製作にとても役立っているそう。


名前の由来はスペインに「インペリオ・ドラーダ」というカフェがあり、かっこいい名前なのでそこから取ったとのこと。完熟チェリー=赤実にこだわるという意味を込めてドラーダ(金)をロホ(赤)に変えインペリオ・ロホとしたそうです。Imperioは"帝国"を意味します。


写真右側の機械がチェリーの果肉と果皮を除去するパルパーと、ミューシレージを除去するリムーバーです。この機械で処理されたコーヒーは、白いパイプを通って中央の赤いタンクへ流れます。通常ですとそのまま乾燥工程に移りますが、ダブルフリーウォッシュトではここで一旦新鮮な水に浸けられた後、乾燥工程に進みます。


ミューシレージの嫌気性発酵もテストしているそうです。(たっぷり空気が入ってしまっているようにも見えますが..。導入するかは未定としてもまだまだ試験段階です。)


乾燥は木製の3段式乾燥棚とパティオを使用しています。きれいに整えられた乾燥中のコーヒーからは几帳面な性格がうかがえます。


乾燥の進行によって段を変えていきます。上段の方が日光も当たり気温も高くなるので、乾燥が進むにつれて上から下に降ろしていきます。乾燥ムラを防ぐために定期的に行う撹拌作業も怠りません。工程としてはテント内の3段式乾燥棚→パティオの順で計14-16日乾燥させます。


2014年の12月に本格稼働をした後も、改修と改良を重ね常にメンテナンスを繰り返しています。コーヒーを売ったお金でさらなる設備投資をするという好循環ができており、今後も設備の進化には期待が持てそうです。


パーチメントコーヒーの保管庫も見事に整頓されています。ここまできれいな倉庫はなかなかありません。パーチメントコーヒーの水分値も水分計にて9.5-10%を目標に管理しています。


兄弟ですが弟のジョニーさん(【コラソン・デ・ヘスス】の農園主)とはいまいち性格が合わないようです。ジョニーさんの独立の理由もそこだとか。ちなみに、妻のエイミーさんとは残念ながら離婚してしまったそう。その際、なんと昨年年末に販売した農地「フジ」はエイミーさんの手に渡ってしまったため、今後販売できるか怪しいとのことです。こういう意味でも毎年飲めるコーヒーというのは貴重な存在ですね。