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コスタリカ 「【ラ・ロカ】ラ・グラナディージャ」 シティロースト 200g



 

「環境・設備・マインド」三拍子揃ったマイクロミル
瑞々しいきれいな酸と引き締まった甘み

今シーズンリリースしてきたコスタリカにおいて、まだご紹介していない生産地域があります。これまでは、関係樹立10周年を迎えた「チリポ」、個性派が揃う「レオンコルテス」、同一マイクロミル3品種同時販売というマニアックな形でご紹介した「ドタ」。いずれも優れたコーヒーを生産する地域として皆様の耳にタコができるほどその魅力をお伝えしてきましたが、今シーズン最後にご紹介するのがこちらの地域。ここを忘れるわけにはいきません。『タラス』のコーヒーの登場です。

当社が扱うタラスのコーヒーにおいて欠かせないのがこのマイクロミル【ラ・ロカ】。初収穫の2014-15年クロップから付き合いは続いており、継続的に購入するきっかけとなった初年度の品質は素晴らしく、その仕上がりの良さに生豆バイヤー若林は感動したと言います。以降、高いレベルで安定した品質のコーヒーを継続的に届けてくれており、今では当社にとって欠かせない存在になりました。それを実現しているのは、やはり安定した生産体制です。決して歴史の深いミルではありませんが、すでに「環境・設備・マインド」の三拍子揃った理想的なミルと言われるほど。彼らへの信頼は増すばかりです。

ミルを管理するのはイケメン(?)の若き3兄弟。そこに彼らの父親もサポート役として加わります。みなさん真面目で品質向上にも余念がありません。今回のロットもそんな彼らが所有する農地「グラナディージャ」で栽培されたコーヒーです。当初は農地名にもなっているグラナディージャというパッションフルーツの一種である果物を栽培していましたが、4年前からコーヒーの栽培を始めました。

一杯のコーヒーが持つ特徴を一言で表現することはとても難しいです。カップキャラクターとは、口に含んだ時の質感や酸の性質、フレーバーの広がりなど、様々な要素が複合的に重なり合うことで生まれ、それがコーヒーの魅力のひとつと言えます。ただ、このコーヒーが私たちを引きつける最大の部分はなにか、とあえて申し上げますと、それは"瑞々しい果実感"ではないでしょうか。パッションフルーツやレモンを思わせる黄色い果実の酸が口いっぱいに広がります。ギュッと詰まった甘みときれいな酸は熟度の高さと精製の丁寧さをうかがわせ、明るく軽快な飲み口についつい手が伸びてしまいます。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

コスタリカ 「【ラ・ロカ】ラ・グラナディージャ」 シティロースト 200g

商品コード : cfe01686
価格 : 1,500 円(税込1,620 円)
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<ロースター小林のコメント>

タラスエリア屈指の優良マイクロミル『ラ・ロカ』。今回ご紹介するグラナディージャ区画は昨年に続き2年目の取り扱いとなります。区画名にもなっているグラナディージャはパッションフルーツの1種だそうで、その名のとおりジューシーな酸が魅力的なコーヒーです。今シーズンも良い出来で、前年以上に華やかな果実味が際立って感じられます。まさにパッションフルーツやレモンを思わせるフレーバーと濃縮感のある甘みをお楽しみいただきたく、シティローストのなかでもやや浅めに仕上げています。
 

管理者:フアン・カルロス、フェリックス、ダリオのウマーニャ3兄弟
地域:サン・ホセ州タラス市カネット・アリバ
標高:1,960〜2,000m
品種:カトゥアイ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

サンホセ州はコスタリカ中央部、赤い点線で囲んだ部分です。人口は約140万人、州北西部には首都サンホセがあります。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


サンホセ州を横から見た景色です。奥には首都のサンホセがみえます。首都から遠く、低地の部分が多い(ロス・クレストネスは高標高ですが)チリポ地域に比べ、タラス地域は販路の確保もしやすいエリアです。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


私たちの訪問を日本の国旗を貼って歓迎してくれたこともあります。手間を惜しまずこういった歓迎をしていただいてとても嬉しいです。ミルの名前の由来は、当地から望む Cerro La Roca(ロカ山)から。Rocaは”岩”の意味。2014年設立したばかりの小さなミルです。


彼らとの出会いは偶然の賜物でした。2015年2月に生豆バイヤー若林がたまたま近くを通り、新しいミルができたという話を聞いて立ち寄ったのがきっかけ。あと1時間遅ければ日が暮れて宿に帰っていたはずなので、互いにとって幸運な出会いとなりました。


こちらがラ・ロカミル。兄弟は土地取得時からミルの設立を考えていました。しかし、新たな土地取得のために次男フェリックスの車を売却したり、ローンを組むなどしていたため、資金的に問題があり同時には実行できませんでした(土地取得に苦労した背景には、この周辺でもコーヒーが生産できることがわかったため土地の価格が高騰していたことも挙げられます)。土地の購入から一年かけて資金を工面し、ミルを設立しました。私たちと取引するようになったことで、買取価格も向上し安心して生産に取り組めるとのことでした。


収穫したコーヒーチェリーをここに投入して精製が始まります。


斜面を利用した浮力選別を行った後に、果肉を除去していきます。すぐ脇には付着しているミューシレージを取り除く機械があります。コスタリカでは発酵槽を用いたミューシレージの除去ではなく、機械で取り除く方法が増えてきています。


アフリカンベッドに並ぶパーチメントコーヒーは非常に美しく、常に撹拌しながらハンドソーティングを行っているそうです。ラ・ロカミルは標高が高く気温が低いため、乾燥には時間がかかりますが、豆へのストレスは低減されて品質にはプラスに働きます。ウォッシュト精製では10〜12日間かけて乾燥させていきます。


こちらが農地「グラナディージャ」。ミルの近くに4年前に新らしく購入した土地です。グラナディージャとはパッションフルーツの一種で、もともとはこのフルーツを植えていた土地です。コーヒー栽培は3年前から始めました。下には小さいコーヒーの木があります。これが成長し、今回のロットのコーヒーチェリーを付けました。


これがグラナディージャ。どんな味なのでしょう。食べてみたいところですが、現在では伐採されてしまったようです。


パンパンに熟したチェリー。熟度の高さがうかがえます。このままでもおいしそうです。


ラ・ロカミルを設立したイケメンのウマーニャ3兄弟。左側が長男のフアン・カルロス、中央が三男のダリオ、右側が次男のフェリックスです。土地の購入資金はフアン・カルロス18歳、フェリックスが17歳のときに出稼ぎに行き、5年間働いて貯めた資金で用立てました。アメリカのニュージャージーに渡り、フアン・カルロスはダイナー、フェリックスはイタリアンでウェイターや皿洗いをしていたそう。ミルを設立した理由は、 「自分達で作ったコーヒーを誰がどんな風に扱っているのか知りたかった」とのこと。兄弟の総意の下に設立を決心したそうです。


昨年末のダリオさんです。彼はどんどん貫禄を増していきます。


手前は父のエルマノスさんです。
アメリカでのフアン・カルロスとフェリックス(奥の2人)は、同じく出稼ぎに来ていたコスタリカ人8人くらいとルームシェアし生活費を節約。食事もまかないで済ませ、稼いだお金はそのほとんどを土地の購入資金にあてました。出稼ぎにくる人のなかには目的を忘れ、遊びほうけてしまう人もいましたが、彼らは一切遊びに行かず農地を取得するためだけにお金を溜め続けました。
※のちに筋トレが好きなフェリックスはジムには通っていたと白状してきました。


現地には2年前にはスタッフ大瀧も現地を訪れています。生豆バイヤーの若林だけでなく、様々なスタッフが現地を訪れることで交流の幅を広げ信頼関係をより強固なものにしています。