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コロンビア 「エル・ペニョン イ ベジャビスタ農園」 フルシティロースト 200g



 

まるで舌の上でチョコレートを
溶かしたような滑らかさ

コロンビア南西部に位置するカウカ県。西は太平洋、東にウイラ県、南はナリーニョ県に隣接しています。ここに住む人達にとって農業は経済の基礎。なかでもコーヒーはその大きな部分を占めており、約100万の人口に対しその10%近くの約10万人がコーヒー生産に従事しています。

エル・ペニョン イ ベジャビスタ農園がある地域はこのカウカ県のなかでも地理的に少し特殊な環境です。カウカ県とは主にアンデス山脈の西部山脈と中央山脈の間の地域でコーヒー生産が行われていますが、同農園は中央山脈の東側、すなわち隣接するウイラ県側に伸びた地域に位置しています。そのため、カウカ県に属しながらも、ウイラ県の気候や地形に近い環境が広がっています。

農園主はイグナシオ・キンテロさん。当社のなかでも高い品質のコーヒーを毎年安定して届けてくれる、信頼できる農園主のひとりです。昨年現地を訪れた際には、私たちを暖かく歓迎してくれました。物腰の柔らかい優しそうな方で、それと同時に非常に勤勉な印象を受けました。品種によって栽培する土地を変えたり、シェードツリーを上手く活用するなど、質の高いコーヒーを生産するための取り組みを積極的に行っています。

特殊な地理的環境とキンテロさんの熱心な生産活動によって育まれたコーヒーは驚くほど滑らかな質感が特徴的。それはまるで舌の上でチョコレートを溶かしたような広がりと滑らかさを持っています。フルシティローストにすることで際立つカカオのニュアンスもぜひお楽しみください。コクを備えた甘みと苦みのバランスの良さに驚かれるはずです。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日
 

コロンビア 「エル・ペニョン イ ベジャビスタ農園」 フルシティロースト 200g

商品コード : cfe01152
価格 : 1,500 円(税込1,620 円)
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<ロースター小林のコメント>

 どんなに気候や土壌が優れていても、毎年継続して高い品質のコーヒーを作り続けるというのは困難なことです。そういう意味で『エル・ペニョン イ ベジャビスタ農園』のイグナシオ・キンテロ氏は世界屈指の偉大な生産者といえます。初めて同農園のコーヒーを扱ってからほぼ毎年(2年目を除き)継続して使用しており付き合いも長い農園ですが、品質はとにかく高位安定。毎年素晴らしいコーヒーを届けてくれます。
 カウカ県の農園ですがウイラとの県境に位置し、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘を思わせるジューシーさはウイラ県のコーヒーにも通じる特徴といえます。そこにカカオやヘーゼルナッツなどのニュアンスも混在した複雑なフレーバーこそエル・ペニョン イ ベジャビスタの魅力です。ウイラと比べると硬質な印象のコーヒーですが、少し深めに焙煎することで滑らかさが際立って感じられます。
 

生産者:イグナシオ・キンテロ氏
地域:カウカ県インサ市ペドレガル
標高:1,750m
品種:カトゥーラ
精製:発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト

コロンビア南部にあるカウカ県は東側がウイラ県、南側がナリーニョ県と接しています。


農園はカウカ県のなかでもウイラ県側に飛び出した部分にあるため、ウイラから向かいます。道のりは長く、険しい山道を何時間もかけて進みます。


農園に着くと絶景が出迎えてくれました。"美しい眺め"を意味するベジャビスタ。名前通りの景色です。
コロンビア南部、特にウイラ県やカウカ県においてアンデス山脈が入り組む地域ではこのような急峻な山が多くあります。このような地形がマイクロクライメイトを生み出し、コーヒーの多様な香味を生み出すのに一役買っているのでしょう。


こちらが農園主のイグナシオ・キンテロさんです。非常に勤勉で真面目な印象を受けました。訪問した私たちを歓迎してくれ、農地の案内も快く引き受けてくれました。


農地の地図を描いていただきました。区画#8がエル・ペニョン農園で、区画#1〜#7がベジャビスタ農園です。全体で7ヘクタールとコロンビア南部においては比較的大きい農地を持っています。


主にカトゥーラ品種とブルボン品種、一部でコロンビア品種とカスティージョ品種を栽培しています。今回販売するロットはすべてカトゥーラ品種です。


斜面が急な土地ですが、コーヒーの樹はしっかり根を張り立派に育っていました。
ただ、カスティージョ品種は急斜面では倒れやすい傾向があるそうで、区画を分けているとのこと(上記の地図では#7)。同品種は耐病性に優れ収穫量も多いので多くの農家が扱う品種の一つですが、キンテロさんはカップにでるキャラクターや品質面においてはカトゥーラ品種やブルボン品種の方が優れていると考え、今後はこちらをより強化していきたいと語っていました。


園内には竹も自生していました。もともと植わっていたそうですが、シェードツリーとしても活用しているそうです。主なシェードツリーはバナナとワモと呼ばれる植物。西日が強くあたる土地なので、過度な日差しからコーヒーの樹を守るシェードツリーは重要な役割を果たしています。ただ、シェードツリーをこれ以上増やすと湿度が上がり気温が高くなりすぎてしまうため現状がベストだと考えているそうです。


主に収穫期に使用しているという小型のロープウェイ。たしかに、このようなものがないと何キロも担いで斜面を往復するはキツいです。収穫期には周辺に住んでいる方やベネズエラから出稼ぎに来ている方をピッカーとして雇っているそう。期間中は二週間に一回のペースで収穫しています。


バイヤー若林とキンテロさん。コーヒーの作柄や収穫量、今後についてをしっかり話してきました。ここでお互いの考え方のコンセンサスを取ることが長期的な関係には非常に大事になります。


ウェットミルは農園内にあります。綺麗に管理されており、訪問時には起動しているところを見せていただきました。


チェリーから剥がしたパルプ(果肉)は集められ、農地に撒く肥料の一部として再利用されています。また、肥料は闇雲に撒くのではなく、契約している業者に土壌分析をしてもらい、足りない成分を効率的に補うことも行っています。


乾燥は二段階で行われます。予備乾燥として農園近くの屋根付きベッドで2日〜4日、本乾燥として自宅にある乾燥場で10日〜20日乾燥させます。乾燥中は進行にムラが出ないよう1日3回ほど攪拌しています。


農家といえばかわいい動物たち。彼らのおかげでとても賑やかです。


ベストショットは等間隔に並んで遊ぶ仔犬。


谷を挟んで向かいにはウイラ県が広がります。本当に景色が良く、また空気も澄んでいました。


最後に堀口珈琲のオリジナルポットをプレゼントしました。「遠いところから来てくれてありがとう。大切に使うよ。」と、とても喜んでいただきました。昨年で60歳を迎えたキンテロさん。まだまだお元気そうです。これからも素晴らしいコーヒーをよろしくお願いします。