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コスタリカ 「【ドン・マジョ】エル・ハルディン」 フレンチロースト 200g



 

熟練のミルが挑戦する過酷な環境の農地
ぎゅっと詰まった甘みと重厚なボディ感

コスタリカのマイクロミルムーブメントの先駆者として君臨している【ドン・マジョ】。

日本でも多くのロースターが彼らのコーヒーを販売していますが、当社が買い付けたのは"タラス"にある農地「エル・ハルディン」で収穫されたコーヒーです。彼らが所有する13もの農地のなかでは一番新しい農地です。この農地は少し特別。当店専用の農地ということもありますが、なんと標高が2,100m前後と非常に高く、コーヒーの栽培には難易度が高い土地であったため近隣の農家も手が出せない土地でした。しかし、標高や寒暖差、土壌など高品質なコーヒーが生まれるには十分な素質があり、彼らもそれを知ってこれまでに培った豊富な経験と知識のすべてを注ぎ込んで生産に取り組みました。そして見事に成功しています。

ドン・マジョを管理するボニージャ・ソリス家は精製設備や乾燥場の更新・拡張も抜かりなく、量のみならず品質の向上もしっかりと追い求めています。コーヒー栽培に対しての確かな見識を持ち合わせていて、土地毎に適した品種を外見上の出来だけでなく、実際に自分たちでカッピングまでして見極めています。また、自分たちが作り出すコーヒーの味わいに対しても高いプライドを持っていて、たとえゲイシャであっても、自分たちが納得するカップキャラクターを呈さなければ単体で販売することを認めず、他の品種と混ぜて価格の低い商品として扱ってしまうそうです。まさにコーヒー栽培のプロフェッショナル。彼らのコーヒーや品質に対するそのような姿勢には私たちも非常に共感しています。

寒く厳しい環境を耐え抜いた高標高ならではのぎゅっと詰まった甘み、そしてフレンチローストにすることでより一層濃厚さが増すコク。力強い苦みと重厚なボディ感に飲みごたえは抜群です。一杯でも十分ご満足いただけると思います。少し濃い目に抽出し、氷の入ったグラスに注げばガツンとした苦みが余韻まで楽しめる絶品アイスコーヒーに。"苦み"好きの方必見です。

こちらの商品は7月27日(土)午前8:00で販売を終了いたします。ローストの都合上、期限内にご注文いただいても7月31日(水)以降の納期をご指定された場合、商品を発送することできません。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日
 

コスタリカ 「【ドン・マジョ】エル・ハルディン」 フレンチロースト 200g

商品コード : cfe01687
価格 : 1,600 円(税込1,728 円)
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<ロースター小林のコメント>

今年も『ドン・マジョ』マイクロミルのエル・ハルディン農地をご紹介します。高標高で非常に厳しい環境で育まれたエル・ハルディンのコーヒーは、引き締まった強い甘みを備えています。浅めの焙煎だとクリスピーな印象もありますが、深く焙煎することで滑らかなで厚みのある口当たりに変化していきます。フレンチローストではビターさのなかに黒糖のような甘みや黒ぶどうを思わせるフレーバーも感じられ複雑で飲み応えのある味わいをお楽しみいただけます。
 

管理者:ボニージャ・ソリス家
地域:サン・ホセ州タラス市ハルディン
標高:1,950〜2,100m(ビジャサルチは2,050mまで)
品種:ビジャサルチ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

コスタリカの一大コーヒー生産地域である"タラス"は首都サン・ホセの南側に位置しています。


ドン・マジョミルはタラスの中心から北東側の場所にあります。今回販売するエル・ハルディン農地は更に北側に進んだところに位置しています。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


農地は西向きの斜面にあります。ビジャサルチ品種は頂上部よりも少し低い1,950〜2,050メートルの場所で栽培されています。(地図データ: Google、DigitalGlobe)


エル・ハルディンという農地を取得したのが2013年。収量よりカップクオリティを優先した栽培を行いたいという思いから手に入れたそうです。


彼が管理者のヘクトルさん。エル・ハルディンでは標高の高い場所での栽培に適したビジャサルチとゲイシャのふたつの品種を栽培しています。今回販売するのはビジャサルチ品種です。この品種は非常に生育がよく、植えた翌年にコーヒーチェリーを収穫できました。


はち切れんばかりに見事に熟したチェリー。このまま食べても十分美味しそうです。


売りに出た当時は牧草地で、取得後にあぜ道の整備や区画分け、コーヒーの新植とゼロからコーヒーの農地作りを行いました。大変だったのは道とコーヒーを植えるためのテラス(段々畑)の整備で、土壌がさらさらと崩れやすかったため固める作業が大変だったそう。しかし、テラスをつくることで収穫作業の効率が向上し、有機物の保持に繋がるため手を抜かずしっかりと行っています。


こちらは今回の販売と関係がないですがゲイシャ品種の区画です。2,100m近いゲイシャの区画ではやはり標高が高すぎ低温かつ強風が厳しく思うように発育しないそうです。一方、2,000m付近の区画ではそろそろチェリーを付けるぐらいに成長しているので、今後皆様にもお届けできるかもしれません。ぜひお楽しみに。


上が父親のヘクトルさん、下が長男のパブロさんです。ヘクトルさんはそろそろ引退して、農地の管理を息子たちに譲りたいと言っているそうですが、若林によるとまだまだ頑張りそうな気配だとのこと。現場でコーヒーと向き合うのが本当に好きなのでしょう。


彼らはこのハルディン農地を「colegio(学校)」だと言っています。
これまでにチャレンジしてきたどの農地よりも標高が高く、また地理的に太平洋・大西洋双方から湿った大気が押し寄せ、霧や雨、強風をもららす厳しい環境であること、これらに対して必ずしも従来の知識や経験が通用しないことがあり日々勉強だ。そんな意味を込めてそう呼んでいるそうです。しかし、そんな過酷な環境に耐えたコーヒーはやはり豆の均一さや熟度においても素晴らしく、甘みをぎゅっと蓄えた見事なカップです。皆様をきっと満足させる一杯となるでしょう。


霧が出るとこのような様子。


ドン・マジョのミルには日本語の歓迎文も書かれていました。日本の市場を大事に考えてくれている彼らの心意気が伝わってきます。


ドン・マジョではウェットミルのほかにドライミル設備も所有していて、自分たちで最後まで商品を手掛けています。


彼らはこの小屋で自分たちが栽培したコーヒーをローストして味のチェックを行っています。品質に納得がいかないロットは自らグレードを下げて販売するなど徹底しています。


先ほどの写真にはコンクリートパティオが写っていますが、私たちが購入する高品質のコーヒーには乾燥棚を使って乾燥させています。屋根がついていることで日光が直接当たらずゆっくりと、そして、棚を使うことで通気性がよくなり、より均一に乾燥させることができ、コーヒーの品質に良い影響を与えることができます。


左から一家の大黒柱であるヘクトルさん、息子のホセさん(弟)、パブロさん(兄)です。現在はそれぞれ役割を分担してミルを運営しています。