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コスタリカ 「【ラ・ロカ】エル・アルト」フレンチロースト 200g



 

若き三兄弟の品質に対する飽くなき挑戦
華やかさと複雑な甘みを備える上品な深煎り

当店がタラスで最も信頼するマイクロミルのひとつ【ラ・ロカ】。整備・清掃や農地の管理など、非常に細かな箇所まで手が行き届いており、その丁寧な仕事ぶりに、訪問する度に生産者から"おいしいコーヒーを作るんだ"という意欲がみなぎっていることを感じます。今回お届けするのは彼らが管理する農地「エル・アルト」のコーヒーです。豊かなキャラクターをより楽しんでいただくため、シティ、フルシティ、フレンチの3つのローストレベルでご用意しました。

彼らとの繋がりは6年前に遡ります。当初から彼らは収穫したコーヒーチェリーを農協に売り渡し、他の品質のチェリーと一緒に混ぜられ、農協のコーヒーとして売られていくことに疑問を持っていました。そこで近年のコスタリカにおけるマイクロミルの成功を目にして、自分達で栽培したチェリーを自ら加工し、自分達のコーヒーとして扱ってくれる人に届けたい、と考えたのがミル設立の動機です。そんなタイミングで私たちと出会いました。それは、彼らの求める販路と私たちの求める品質、双方が満たされる素晴らしい出会いでした。


こちらの商品は10月1日(木)午前8:00で販売を終了いたします。最終お届け日は10月3日(土)です。この日より先の配送希望日をご指定の場合は、商品の都合上、最終お届け日に自動変更されますのでご注意ください。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。


【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

コスタリカ 「【ラ・ロカ】エル・アルト」フレンチロースト 200g

商品コード : cfe01683
価格 : 1,500 円(税込1,620 円)
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<ロースター秦のコメント>

華やかな香りに、口の中を滑りこんでくるような滑らかな質感。桃を連想させる繊細な甘みとミルクチョコレートのような甘さを持ち合わせており、品のよい深煎りです。深煎りにしてもクリアな印象は一切崩れず、一つ一つの味わいが鮮明に感じられます。口当たりから余韻まで、熱いうちから冷めるまで、カップ一杯を通して感じられるクリアさ。この素晴らしい味わいをぜひご体験ください。
 

管理者:フアン・カルロス、フェリックス、ダリオのウマーニャ3兄弟
地域:サン・ホセ州タラス市カネット・アリバ
標高:1,990〜2,030m
品種:カトゥアイ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

コスタリカには8つのコーヒー生産地域があり、なかでも特に主要な地域がタラスです。タラス市街地の中心から北に5キロほど進んだ場所にラ・ロカミルがあります。首都からも近く、他のコーヒー生産国と比べるとアクセスの良さが魅力的です。


ラ・ロカミルを設立したウマーニャ3兄弟。左側が長男のフアン・カルロス、中央が三男のダリオ、右側が次男のフェリックスです。土地の購入資金はフアン・カルロス18歳、フェリックスが17歳のときに出稼ぎに行き、5年間働いて貯めた資金で用立てました。アメリカのニュージャージーに渡り、フアン・カルロスはダイナー、フェリックスはイタリアンでウェイターや皿洗いをしていたそう。ミルを設立した理由は、 「自分達で作ったコーヒーを誰がどんな風に扱っているのか知りたかった」とのこと。兄弟の総意の下に設立を決心したそうです。


手前は父のエルマノスさんです。「ラ・ケブラダ」の農園主でもありますが、管理は息子たちが主導で行っています。アメリカでのフアン・カルロスとフェリックスは、同じく出稼ぎに来ていたコスタリカ人8人くらいとルームシェアし生活費を節約。食事もまかないで済ませ、稼いだお金はそのほとんどを土地の購入資金にあてました。出稼ぎにくる人のなかには目的を忘れ、遊びほうけてしまう人もいましたが、彼らは一切遊びに行かず農地を取得するためだけにお金を溜め続けたというから素晴らしいです。
※のちに筋トレが好きなフェリックスはジムには通っていたと白状してきました。


次男フェリックスと三男ダリオ。フェリックスはあまり変わりませんが、ダリオは年を追うごとに貫禄が増しています。


彼らは3つの農地を持っています。先日まで販売していた「ラ・ケブラダ」、今回の「エル・アルト」、昨年のROASTERS' BLENDで使用した「ラ・グラナディージャ」です。いずれも数年前から販売経験がありますので、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。


今回販売するエル・アルト農地は、父の友人から購入した農地です。この農地は祖父の代から所有する農地に近く、ウマーニャ一家が良く知る土地でした。すでにコーヒーが植えられていたため、相場より価格が高かったものの、ここは標高が高く、必ず良いコーヒーが作れるという確信の下で購入したそう。


農地面積は3.5ヘクタールあり、植えているのは主にカトゥアイ品種です。一部には前所有者が植えていたカチモールがありますが、徐々に植え替えるとのことでした。標高の高い場所にコーヒーが植えてありますが、山の頂上の比較的平坦な場所に農地が広がっているため、栽培管理はそこまで苦ではありません。


見事なまでに赤く熟したコーヒーチェリー。別の農地では、土地に合う品種の選定のために試験的にティピカ・メホラード、カトゥアイ、ビジャ・ロボス、ゲイシャなどの品種を少量植えています。


ミルの名前の由来は、当地から望む Cerro La Roca(ロカ山)から。Rocaは”岩”の意味。2014年に設立しました。


こちらがラ・ロカミル。兄弟は土地取得時からミルの設立を考えていました。しかし、新たな土地取得のためにフェリックスの車を売却したり、ローンを組むなどしていたため、資金的に問題があり同時には実行できませんでした(土地取得に苦労した背景には、この周辺でもコーヒーが生産できることがわかったため土地の価格が高騰していたことも挙げられます)。土地の購入から一年かけて資金を工面し、ミルを設立しましたが、目下借り入れの返済中です。私たちと取引するようになったことで、買取価格も向上し安心して生産に取り組んでもらっています。


ここに収穫したコーヒーチェリーを投入して精製が始まります。


斜面を利用した浮力選別を行った後に、果肉を除去していきます。


すぐ脇には付着しているミューシレージを取り除く機械があります。コスタリカでは水の使用量に制限がかかることがあり、大量の水を必要とする発酵槽を用いたミューシレージの除去ではなく、機械で取り除く方法が増えてきています。


アフリカンベッドに並ぶパーチメントコーヒーは非常に美しく、常に撹拌しながらハンドソーティングを行っているそうです。ラ・ロカミルは標高が高く気温が低いため、乾燥には時間がかかりますが、豆へのストレスは低減されて品質にはプラスに働きます。ウォッシュト精製では10〜12日間かけて乾燥させていきます。


テントで覆うことで、過度な直射日光や雨からコーヒーを守ります。密閉してしまうと極端に温度が上がり、豆へのストレスが高くなってしまうので、適度な通気を意識した作りになっています。