TOP > シングルオリジン > コスタリカ 「【セロ・ベルデ】カタリーナ カトゥアイ」 フレンチロースト 200g
コスタリカ 「【セロ・ベルデ】カタリーナ カトゥアイ」 フレンチロースト 200g
1,750
円(税込1,890
円)
ポイント : 56
- 豆の挽き方
-
豆の挽き方
品切れ
- 送料はご注文金額の合計(税込)で決定します。詳しくはこちらへ。
- 商品についてのお問い合わせはこちらへ。
- ※カートに入れた時点では「在庫確保」となりませんのでご注意ください。
- ※コーヒーの焙煎スケジュールや在庫量、鮮度管理上、本商品を含むご注文について、ご指定いただいた着日の変更のご連絡を差し上げる場合がございます。
- ※賞味期限についてはこちらのご利用案内をご覧ください。
誠実な姿勢で品質向上に取り組む生産者
豊かな果実味とフローラルな余韻
高標高、豊かな土壌、適切な精製設備。どれもコーヒーの味わいに重要な要素ですが「作り手の想い」もまた欠かせない要素であると実感させてくれるのが【セロ・ベルデ】のコーヒーです。
堀口珈琲が生産者デイネルさんと出会ったのは2015年。まだ駆け出しで経験も浅い生産者でしたが、農地、設備、そして何よりもコーヒーへの情熱に共感し関係性をスタートさせました。彼のコーヒーへの誠実な姿勢はすぐに品質に現れます。毎年確実に良くなっていくカップ。今では彼の作るコーヒーは当店の人気商品のひとつとなりました。
濃密な口当たりから広がる豊かな果実味。余韻には複雑で華やかな香りも残る上品な一杯に仕上がっています。今期も期待通りの素晴らしい品質を届けてくれました、ぜひお楽しみください。
POINT
✔ 情熱に溢れるレオンコルテスの生産者
✔ 濃密な口当たりと華やかで甘い余韻
✔ ブレンド#8がお好きな方へ
販売予定期間
2024/08/21 〜 2024/10月下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。
産地情報
- 生産者:
- ファジャス・モラ家
- 地域:
- サン・ホセ州レオンコルテス市サンフランシスコ
- 標高:
- 1,860〜1,960m
- 品種:
- カトゥアイ
- 精製:
- 機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
産地の紹介
ニカラグアとパナマの間に位置するコスタリカ。首都のサン・ホセは国のほぼ中心にあります。下の写真の黄色で囲っているのがタラス地域。国内総生産量の約3割を占め、多くの優良農家・マイクロミルがしのぎを削っている生産エリアで、当店のコスタリカコーヒーもこのタラス地域から多く届きます(右下の赤色で囲っている地域が「チリポ地域」です)。
タラスはさらに3つのエリア「レオンコルテス」「タラス」「ドタ」に分けられ、【セロ・ベルデ】は「レオンコルテス」に拠点を置くマイクロミルです。乾燥の厳しい地区が多いエリアで、【ブルマス・デル・スルキ】、【アルトス・デル・アベホナル】、【モンテス・デ・オロ】などのマイクロミルがしのぎを削っています。
彼らが所有するサンフランシスコ農地は4つの区画に分けられています。「カタリーナ」と「エンシノ」には主にカトゥアイ品種が植えられていて、「ビジャサルチ」と「ゲイシャ」ではそれぞれ農地の名前がついた品種が栽培されています。
今回販売するカトゥアイ品種は「1」のカタリーナ区画で栽培されています。
この土地は常に夕方16時頃になると霧に覆われる環境です。標高も高く厳しい寒暖差があるためチェリーの成長管理は非常に大変ですが、その分糖度の高い引き締まったチェリーが実る傾向があります。
精製設備はコンパクトであるものの、自然の傾斜を利用した無駄のないレイアウトになっており、かつ綺麗に整備されていました。
訪問したときは丁度収穫の真っ盛り。熟したチェリーがピッカーの手によって収穫されています。
収穫されたチェリーはまずフローター選別にかけられます。水に浸けることで、浮いてくる不良豆や異物を取り除くことができます。
選別されたチェリーをパルパーに通して果皮や果肉を分離させます。下の円筒の形をしたものは不純物を取り除くクリバと呼ばれる機械です。
パルピング後の生豆はまだミューシレージと呼ばれる粘着質の膜で覆われているため、それを取り除く機械にかけられます。
使い終わったらしっかり清掃をするデイネルさん。きれい好きなことが垣間見えます。
ミューシレージを取り除いた後、最後は乾燥工程です。天候や気温、時間帯によってシートをかけて豆にできるだけストレスがかからないようにしています。
デイネルさんは漢字が好きらしく、訪れたスタッフが漢字の名前をリクエストされたので、その仕事ぶりから「丁寧流(デイネル)」という名前をプレゼントしたところ大変よろこんでくれました。引き続き今育てているコーヒーのクオリティをどんどん高めて行きたいと語ります。その他にも、新しい品種へのトライや、今植えている樹の生育を促し生産量も増やしていきたいと考えているなど、現状に満足していない姿勢が印象的でした。カップの素晴らしさは勿論、仕事のきめ細かさやコーヒーへの情熱は人一倍です。