タンザニア 「ブラックバーン農園」 フレンチロースト 200g
1,650
円(税込1,782
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屈指の品質で当店を支え続ける名門農園
濃密な甘みと複雑で華やかな余韻
当社のタンザニアコーヒーを代表する「ブラックバーン農園」。タンザニアは"キリマンジャロ"というブランドが有名な人気の産地ではありますが、ブラックバーン農園のコーヒーは果実感だけでなく質感やフレーバーに優れ、その品質は同国屈指です。
その豊かな質感と甘みをご堪能いただくべくイタリアンロースト(極深煎り)にてお届けしてまいりましたが、今回は久しぶりに「フレンチロースト(深煎り)」でもご用意しました。クリーミーで厚みのある口当たりに、余韻にかけて柑橘果実や黒果実を思わせる複雑な風味も感じられます。
この農園ならではの飲みごたえのある一杯をぜひご体感ください!
POINT
✔ タンザニアのパートナー生産者
✔ 厚みのあるコクと柑橘果実の濃縮感
✔ 飲みごたえのあるコーヒーをお探しの方へ
販売予定期間
2024/02/28 〜 2024/4月下旬
産地情報
- 生産者:
- ミハエル・ゲルケン氏
- 地域:
- アルーシャ州カラツ県オルディアニ地区
- 標高:
- 1,760〜1,950m
- 品種:
- ニアサ
- 精製:
- 発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト
水の使用を抑えるため機械を併用
産地の紹介
ブラックバーン農園はタンザニア北部、ケニアとの国境付近に位置しています。アフリカ最高峰キリマンジャロ山(5,895m)にもほど近いオルディアニ山(3,188 m)の西側斜面、標高1,900m前後の土地に広がっています。この農園は、農地をバッファローやゾウなどの野生動物が通り、隣には世界遺産にもなっている「ンゴロンゴロ自然保護区」がある自然豊かな土地にあります。
タンザニアでは中米などと違い農園主が変わることも多く、オーナーはイギリスやドイツなどの海外に住んでいることがほとんどですが、農園主のミハエルさんはこの大自然を好み、タンザニアに住み続けて農園を管理しています。オーナーが積極的に先頭に立って現地で農園管理を行うことで、細かな状況の変化にも迅速に対応できるのでしょう。
タンザニア国内にある農園の数は広い国土に反して多くなく、国全体でおよそ50〜60程です。そのうち26の農園がアルーシャ州カラツ県に集中しています。この地区に小規模生産者はおらず、この26農園が比較的規模の大きな生産を行っています。
カラツ県の他の農園は、国立公園であるンゴロンゴロクレーターを囲う外周の山麓部分や、クレーターの南東側に位置するオルディアニ山の山麓に分布しています。今回販売するブラックバーン農園はオルディアニ山の西側斜面に農園が広がっています。
農園主ミハエルさんの奥さんです。彼女が持っているのは動物による被害によって折れてしまった枝です。農園周辺は自然豊かな環境のため、バッファローや象などの野生動物が土地を通り抜け、コーヒーの木にぶつかってしまうことが度々あります。なんとそのワイルドダメージは全体の樹の10%にも上ります。
他の農園では電線フェンスなどで動物の侵入防止策を行っているところもありますが、ブラックバーン農園では区画の風上に赤唐辛子などを設置することで迂回させるなどの対策を講じています。また、農園の東西には大型の野生動物も行き来することのできる通路を設けて、共存共生を図っています。動物たちは常に一か所に留まらず、農園付近と隣接する自然保護区の間を往復しているそうです。
自然を愛する男、ミハエル・ゲルケンさん。精製のみならず流通にまで細かく気を配り品質に対して真摯な姿勢を見せてくれています。また、栽培品種や苗の選定においてもより品質の良いものを、というこだわりがあるそうです。象の糞を持ってこの笑顔です。
収穫シーズンには季節作業員がコーヒーチェリーを収穫するために働いていて、ピーク時にはおよそ120人にも増えます。
収穫したコーヒーは農園内にあるミルに運ばれ精製していきます。精製の機械も新調していて、品質向上の努力を怠っていません。パルパーにかけた後はミューシレージリムーバーでミューシレージを少し除去して発酵槽に移します。12〜18時間ほどドライファーメンテーションを行います。
農園内で働く女性たち。衣類や風呂敷などとして広く利用される一枚布「カンガ」を腰に巻いています。
農園内には日本でお馴染みの竹が植えてありました。農園のあるオルディアニは“竹の山”という意味で、その名の通り竹が多いとのこと。
農園で収穫したコーヒーは自分たちで焙煎し、タンザニア国内の小売店に卸しています。