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ブラジル 「マカウバ・デ・シーマ農園 ナチュラル」 フレンチロースト 200g
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長年当店を支えるパートナー生産者
滑らかな触感にほろ苦さと豊かな甘み
今年はブラジルの複数の農園から、良好な品質のコーヒーが数多く届いています。そんなブラジルコーヒーの魅力に迫った初のブラジル特集「Viva!Brazil!-ブラジルの魅力、再発見!-」で年間を通じて順番にご紹介していきます。
本企画のトップバッターは、堀口珈琲初のパートナー生産者として20年以上に渡り良質なブラジル産コーヒーを届けてくれている「マカウバ・デ・シーマ農園」。
マカウバ・デ・シーマ農園のコーヒーを今回はフルシティローストとフレンチローストの2種類でお届けします。フレンチローストで仕上げたこちらはビターチョコレートのような滑らかさで、少しほろ苦さを伴った甘みが特徴。精製方法はナチュラルで仕上げていますが、エチオピアやイエメンのナチュラルで連想される熟した果実の味わいとはまた一味違った味わいです。是非ご堪能ください!
産地の紹介
世界のコーヒー市場において圧倒的な生産量を誇るコーヒー大国ブラジル。そのシェアは全世界の1/3にも上ります。もちろん日本のコーヒー輸入量もブラジル産が第1位。生産量で見れば、日本そして世界のコーヒー文化を支える最重要生産国と言っても過言ではありません。なかでも南東部に位置するミナスジェライス州、サンパウロ州、パラナ州では生産が活発に行われています。
マカウバ・デ・シーマ農園のあるミナスジェライス州は雨季と乾季がはっきりとしている大陸性気候に加え、ブラジルのなかでは比較的標高が高く寒暖差が生まれることもあり、コーヒーの生育にとって非常に良い環境が用意されています。
販売予定期間
2023/4/26 〜 2023/6月下旬
産地情報
- 生産者:
- グラウシオ・ジョゼ・デ・カストロ
- 地域:
- ミナスジェライス州セハードエリア・パトロシーニョ市
- 標高:
- 1,000m
- 品種:
- ブルボン
- 精製:
- ナチュラル
コーヒー生産量の世界1位を誇るブラジル。コーヒー生産は主に南部のサンパウロ州、ミナスジェライス州、パラナ州で行われていて、特にミナスジェライス州はブラジルの総生産量の約半分を占めています。
農園の様子。農地周辺はすべて開発されている訳でなく、森も残して生態系の維持に努めています。
ここからはマカウバ・デ・シーマ農園の栽培環境と精製について詳しくご紹介します。
農園は地形的に朝日が当たりやすく、午後は日が当たりにくい地形。そのため日中の強い日差しが当たりにくいこともあり、シェードツリーで日光を調整せずに栽培が行われています。
一般的に小規模生産者が多く、かつ山脈の斜面にコーヒーノキが生えている地域ではチェリーを手で摘むのに対し、平坦で広大な土地で栽培を行うマカウバ・デ・シーマ農園では機械を生かしたチェリーの収穫が行われます。
コーヒーノキが並んでいる農地の様子です。樹の高さが綺麗にそろっています。機械での収穫を行う際、高すぎるとチェリーが収穫できないため160cmほどに剪定しているそうです。
手摘みとは異なり、機械による収穫はチェリーの熟度を見ながら選別ができません。コーヒーチェリーの成熟は樹の上部から下部に向けて進むため、収穫は下部の成熟を待ってから行います。
その際上部にあるチェリーは収穫までに樹上で乾燥し、干しぶどうのような状態になります。この乾燥したチェリーを”ボイア”と呼び、主にナチュラル精製で処理します。
マカウバ・デ・シーマ農園では写真のウェットミルで収穫されたコーヒーチェリーを水の上に浮かべ比重選別し、熟度に応じてウォッシュトとナチュラルで使い分けているそうです。熟度の高い沈んだ豆のみをパルパー(果肉除去機)にかけていきます。また、ドライミルでは風力を利用した比重選別、豆を大きさごとに分けるスクリーン選別、振動を利用した比重選別、そして最後に電子選別を行います。このようにマカウバ・デ・シーマ農園では非常に丁寧な選別がされているため、クリーンでクリアな味わいを実現できているのです。
農園主のグラウシオさん。堀口珈琲最古参のパートナー生産者です。私たちの要望に応えてブルボン品種の栽培をおこなってくれており、クリーンなブラジル産のコーヒーを20年近くに渡って供給し続けてくれています。