タンザニア 「ブラックバーン農園」 シティロースト 200g
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9月20日8:00販売終了
屈指の品質で当店を支え続ける名門農園
しっかりとしたコクに柑橘のような風味
15年以上に渡って、その品質の高さで当店を支えてくれているブラックバーン農園。タンザニアは"キリマンジャロ"というブランドが有名になるほど人気の産地ではありますが、ブラックバーン農園のコーヒーは果実感だけでなく質感やフレーバーに優れ、その品質は同国屈指。農園主のミハエル・ゲルケンさんは品質向上にとても真摯な方で、その姿勢はコーヒーの生産、精製に留まらず、焙煎をして品質をチェックし、同国内での販売まで手掛けるほどです。長い付き合いになりますが、進化し続けるその品質にはいつも驚かされます。同農園への信頼は揺ぎなく、これからも大切なパートナーとして共に歩んでいきたいと考えています。
こちらの商品は9月20日(火)午前8:00で販売を終了いたします。最終お届け日は9月22日(木)です。この日より先の配送希望日をご指定の場合は、商品の都合上、最終お届け日に自動変更されますのでご注意ください。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。
産地の紹介
ブラックバーン農園はタンザニア北部、ケニアとの国境付近に位置しています。アフリカ最高峰キリマンジャロ山(5,895m)にもほど近いオルディアニ山(3,188 m)の西側斜面、標高1,900m前後の土地に広がっています。この農園は、農地をバッファローやゾウなどの野生動物が通り、隣には世界遺産にもなっている「ンゴロンゴロ自然保護区」がある自然豊かな土地にあります。
タンザニアでは中米などと違い農園主が変わることも多く、オーナーはイギリスやドイツなどの海外に住んでいることがほとんどですが、農園主のミハエルさんはこの大自然を好み、タンザニアに住み続けて農園を管理しています。オーナーが積極的に先頭に立って現地で農園管理を行うことで、細かな状況の変化にも迅速に対応できるのでしょう。
販売予定期間
2022/4/6 〜 2022/8/下旬
産地情報
- 生産者:
- ミハエル・ゲルケン氏
- 地域:
- アルーシャ州カラツ県オルディアニ地区
- 標高:
- 1,760〜1,950m
- 品種:
- ニアサ
- 精製:
- 発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト
水の使用を抑えるため機械を併用
タンザニア国内にある農園の数は広い国土に反して多くなく、国全体でおよそ50〜60程です。そのうち26の農園がアルーシャ州カラツ県に集中しています。この地区に小規模生産者はおらず、この26農園が比較的規模の大きな生産を行っています。
カラツ県の他の農園は、国立公園であるンゴロンゴロクレーターを囲う外周の山麓部分や、クレーターの南東側に位置するオルディアニ山の山麓に分布しています。今回販売するブラックバーン農園はオルディアニ山の西側斜面に農園が広がっています。
農園主ミハエルさんの奥さんです。彼女が持っているのは動物による被害によって折れてしまった枝です。農園周辺は自然豊かな環境のため、バッファローや象などの野生動物が土地を通り抜け、コーヒーの木にぶつかってしまうことが度々あります。なんとそのワイルドダメージは全体の樹の10%にも上ります。
他の農園では電線フェンスなどで動物の侵入防止策を行っているところもありますが、ブラックバーン農園では区画の風上に赤唐辛子などを設置することで迂回させるなどの対策を講じています。また、農園の東西には大型の野生動物も行き来することのできる通路を設けて、共存共生を図っています。動物たちは常に一か所に留まらず、農園付近と隣接する自然保護区の間を往復しているそうです。
自然を愛する男、ミハエル・ゲルケンさん。精製のみならず流通にまで細かく気を配り品質に対して真摯な姿勢を見せてくれています。また、栽培品種や苗の選定においてもより品質の良いものを、というこだわりがあるそうです。象の糞を持ってこの笑顔です。
農園の南側には「ンゴロンゴロ自然保護区」が広がっています。
1979年に自然遺産として世界遺産に登録され、2010年には複合遺産としての拡大登録が認められています。ジープのような車に乗って野生動物を横目にドライブができるツアーがあります。産地出張のはずですがこんな写真がゴロゴロ出てきます。いったい何をしていたのでしょうか。
収穫シーズンには季節作業員がコーヒーチェリーを収穫するために働いていて、ピーク時にはおよそ120人にも増えます。
収穫は主に7月-11月に行われます。早い年は5月頃から始まり、遅い年は12月までかかるそうです。収穫されたチェリーは一度ビニールシートの上に広げられ、手選別にかけられます。
精製工程以降の様子をイタリアンローストの商品ページにてご紹介しています。