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インドネシア 「LCFマンデリン」 フレンチロースト 200g



 

堀口珈琲が誇る最高峰のマンデリン
多彩な味わいが重層的に重なり合う

堀口珈琲のラインナップのなかでこのLCFマンデリンほど常にユニークで、安定した人気を得ているコーヒーはありません。当社の歴史はこのコーヒーと共にあるといっても過言ではありません。昔から販売しているためファンの方も多く、幅広いお客様にご好評いただいている商品でもあります。ついに今年もニュークロップが届きました。入港からの時期による味わいの変化も楽しいマンデリンです。皆様、まずはこのニュークロップから味わっていきましょう。

インドネシアには大小13,466もの島があると言われています。東西にも長く、島ごとの環境や気候、文化は当然異なります。そのため、コーヒーにおいても様々な生産文化が形成されています。スラウェシ、バリアラビカ、コピ・ルアクなど、多くのブランドや生産方式が存在していますが、そのなかでも特に高い評価を得ているのが「マンデリン」なのです。スマトラ島の一部地域で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆のことを言いますが、コーヒーを飲まれる方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ただし、このマンデリンも玉石混交。残念ながらブランドだけで売られているものも少なくありません。そんななか、私たちの「LCFマンデリン」はスマトラ島北部、北部フンムバン・ハスンドゥタン県に位置するリントンニフタとパランギナンという2つの地区で栽培されたもの。指定農家が手塩にかけて育て上げ、一般品とは別の工程をたどる徹底した品質管理のもとに収集、精製、選別された選りすぐりです。まさに、最高峰のマンデリンに仕上げております。

重層的に表れる多彩な味わいにベルベットを思わせるほど滑らかな舌触り。マンデリンの香味や質感を形容する言葉は数えきれないほどあります。若草やヒノキ、マンゴーなどの熱帯果実、ハーブやなめし皮といった表現も。いかに多様な味わいが複合的に重なり合っていかがわかります。入港したてのニュークロップと数か月後時間が経ってからとではだいぶ印象も変わり、さらに、淹れたての温かい一口と少し冷めた時の一口でも感じ方は違うでしょう。その刻一刻と変化するキャラクターこそマンデリン最大の魅力のひとつではないでしょうか。ぜひみなさんの飲み方、感じ方でこのLCFマンデリンを楽しんでいただければ幸いです。
 

マンデリン産地訪問特設ページ


【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

インドネシア 「LCFマンデリン」 フレンチロースト 200g

商品コード : cfe00301
価格 : 1,500 円(税込1,620 円)
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<ロースター小林のコメント>

堀口珈琲の大定番LCFマンデリン。マンゴーやクレソン、雨上がりの森やレザーなど…フレーバーから連想されるキーワードからもこのコーヒーが実に独特で多様な表情を持っていることが窺えます。そしてLCFマンデリン最大の特徴はなんといってもベルベットを思わせる滑らかで厚みのある舌触り。きめ細やかでボリュームのある触感はLCFマンデリンが多くの方に愛される所以ともいえます。入港直後のこの時期ならではのシトラス感もお楽しみください。

地域:北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県リントン・ニフタ(一部パランギナン)
生産者:リントン・ニフタ及びパランギナンの指定農家
品種:ガロンガン(ティピカ系伝統品種。クラシック・スマトラの1つ)
精製:網棚乾燥を採用したスマトラ式
乾燥:[一次乾燥]農家がパーチメントコーヒーをビニルシート上で天日乾燥
   [二次乾燥]輸出業者がパーチメントコーヒーを網棚上で天日乾燥
   [三次乾燥]輸出業者が生豆を網棚上で天日乾燥

インドネシアは世界最多の島嶼を抱える国です。1万3,466もの島々で構成されていて、東端の島から西端の島まで距離が5,110キロメートルもあります。この距離はアメリカの東と西の端を結ぶ距離と同じくらいと考えると、インドネシア国土がどれだけ広大な範囲かがわかります。


LCFマンデリンのコーヒーを栽培している農家の様子です。しっかりと葉を付けているため鬱蒼としている印象を受けますが、樹間としては狭くない方です。


この農地では枯草をあえて農地に敷き詰めることで雑草対策を行っています。


収穫したコーヒーチェリーの果肉をパルパー(果肉除去機)を使って除去していく様子です。上部に取り付けられたホッパーからチェリーを入れると、果肉とパーチメントコーヒーが分離され分かれて出てきます。こちらの農家では電動のパルパーを使用していましたが、ほとんどの農家では手動のパルパーを使用しています。


ここからは精選過程の様子です。マンデリンは主にスマトラ式と呼ばれる特有の方法で精製されます。スマトラ式とはウォッシュト精製の一種で、通常のウォッシュト精製と同様に果実を収穫してすぐに果肉を除去しますが、本格的な乾燥がパーチメントコーヒーの状態ではなく脱殻後の生豆の状態で行われます。予備的なものを含むと計3回乾燥する工程があり、これは乾季でも雨のすることの多いインドネシア特有の環境から生まれた精製方法といえます。この特殊な過程があのマンデリン特有の味わいを生み出しているといわれています。写真は農家での一時乾燥の様子。乾燥後も依然として40〜50%もの水分を含んでいます。


一時乾燥までは各農家で行われます。その後、コレクターと呼ばれる集荷業者の方が農家を回り、仕上がったパーチメントコーヒーを回収し、比較的気温の低い夜間のうちに州都メダンまで運びます。


夜間のうちに工場に運ばれたパーチメントコーヒーは翌朝二次乾燥にかけられます。一般的な豆はコンクリートのパティオ(乾燥場)で乾燥しますが、LCFマンデリンはムラなく効率的に乾燥できる網棚を使用しています。この乾燥はあくまで予備的な乾燥です。水分量を減らすことによって、パーチメントと生豆の間に空洞が生じ、脱殻をしやすくなります。


こちらが三次乾燥の様子です。一般的なマンデリンにも同様な流れで処理されるものがありますが、湿ったパーチメントコーヒーの状態で滞留する時間が長すぎたり、生豆での本格乾燥まで農家自身が行うため含水量にバラつきがあったりと、品質上の問題を多く抱えているものがほとんどです。これに対し、LCFマンデリンは湿ったパーチメントコーヒーの取り扱いが適切かつ迅速であり、二次・三次乾燥工程も選別工程も清潔な施設設備で入念に行われています。


仕上げはハンドソーティング。総勢50名ほどのスタッフで欠点豆を除去していきます。彼女たちの服装を見ても、様々な宗教の方がいることがわかります。


その後4人のベテラン作業員によって最終チェックが行われます。現地でのハンドソーティングは彼女たちで最後です。つまり品質における最後の砦。LCFマンデリンの命綱は彼女たちと言っても過言ではありません。


ここまでの作業を一般品の6倍もの時間をかけて丁寧に進めています。品質に対してここまで徹底してこだわり、商品を作り上げているからこそ、従来のマンデリンと比べて非常にクリーンなカップに仕上がっています。