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グァテマラ 「サンタカタリーナ農園 グランレゼルバ」 シティロースト 200g



 

サンタカタリーナ農園最上部区画の特別ロット
クリーンさとカップバランスに優れた一杯

恵まれた自然環境、優れた精製技術、それらに支えられた安定の品質、当社が最も信頼を寄せるパートナー農園のひとつであるサンタカタリーナ農園。グァテマラ屈指の生産エリア「アンティグア」において毎年高い品質のコーヒーを生産し続ける名門農園です。農園の周辺地域は、3つの火山に囲まれた肥沃な土壌、適切な日照量と寒暖差を有し、コーヒー栽培にはまさに理想的な環境といえるでしょう。そこで収穫されたチェリーに対しては、自前のウェットミルとドライミルで機械と人の手によって幾重にも選別をかけ、常に最高の品質を求めています。

今回はそんなサンタカタリーナ農園のなかでも、さらに特別なロットをご用意しました。アカテナンゴ火山東側斜面に広がる全42区画中、最上部区画"カンパメント"のコーヒーです。「グランレゼルバ」といえば皆様もご存じかもしれませんが、この名を冠することができるのは最上部のたった2区画。そのうちのひとつをお届けします。

華やかな香りに瑞々しい酸。余韻まで残る程よいコクと苦み。今年も「グランレゼルバ(特別品)」に相応しい洗練されたカップです。毎年のように申し上げていますが、このコーヒーの特筆すべき点はそれらの要素が一切のにごりなく心地よく感じられ、かつバランスが取れていることです。熟度の高さと均一さ、そして精製精度の高さが成せる高次元のカップクオリティです。皆様にとって忘れられない一杯になるかもしれません。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

グァテマラ 「サンタカタリーナ農園 グランレゼルバ」 シティロースト 200g

商品コード : cfe00107
価格 : 1,600 円(税込1,728 円)
ポイント : 51
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<ロースター小林のコメント>

堀口珈琲のパートナー農園であり、アンティグア最高峰のカップクオリティを誇るサンタカタリーナ。待望のニュークロップ第1弾は、極めて標高の高い区画の豆のみで仕立てられたグランレゼルバ(特別品)です。今回ご紹介するロットは標高2000m以上に位置する『カンパメント区画』のコーヒーで、華やかな香りと、オレンジを思わせる爽快な酸が際立って感じられます。その味わいもさることながら、スクリーンサイズ(粒の大きさ)の均一さや外観の美しさには毎年のことながら本当にほれぼれします。
 

地域:サカテペケス県アンティグア地域サンミゲルドゥエニャス、アカテナンゴ火山東側斜面
管理者:ペドロ・エチェベリア・ファジャ氏
区画:カンパメント
品種:ブルボン
標高:2,000m〜2,095m
精製:発酵槽を使用した伝統的ウォッシュトに新しい技術・設備も加え改良

アンティグアの中心地は首都グァテマラシティから約30kmと比較的近く、アクセスの良さも魅力です。


グァテマラの優良生産地域であるアンティグア近郊はアグア火山、フエゴ火山、アカテナンゴ火山の3つの火山に囲まれいて、肥沃な土壌を有しています。


ここからは昨年生豆バイヤー若林とネットショップ担当島崎が現地を訪れた際の様子をご紹介します。
首都のグァテマラシティは中米でも最大級の大都市です。人口は200万人(都市圏では450万人)にものぼります。舗装されたきれいな道を車で約1時間かけて農園に向かいます。


古い町並みが残るアンティグアの中心地の様子です。かつて首都にもなったアンティグアですが、1717年に起きた大規模な地震で壊滅的な被害に遭い、首都は現在のグァテマラシティに移りました。日本でいえば京都のような感じでしょうか。アンティグア(Antigua)は「古い」を意味し、町の正式名称は「アンティグア・グァテマラ」です。農園はここから車で数分行くと着きます。


目的地の農園に着きました。ここには農地はもちろん、ウェットミル、ドライミル、ゲストハウスや教会まであります。地域の子どもたちが通う学校も設立されているほど。ひとつの共同体といっても過言ではありません。


学校内の子供たち。こちらは5年前の写真ですが、昨年訪れた際にも、外で元気にサッカーをする子供たちがたくさんいました。


農園の隣にあるフエゴ火山は活火山で、数分に一度噴火します。窓をどんと叩かれたかのような大きな音に一同驚き、外へ出てみると噴火していました。火口に落ちる雷の決定的瞬間をとらえることができました。つい先日もフエゴ火山は噴火を起こし、日本でもニュースになりました。大規模であったため心配しましたが、現地からの連絡によると被害は少ないとのこと。


こんな素敵なゲストハウスに泊めていただきました。訪れたのは11月でしたが、日中は半袖でも大丈夫なほど温かいです。一方で、夜は上着を羽織らないと寒いほど冷え込みます。テラス席で優雅に食事をしている時は、仕事で来ていることを忘れそうになります。


朝7時を過ぎると収穫を行うピッカーやその家族の方が続々と集まってきます。早朝にもかかわらず皆さん元気で、「Hola!」と口々に声を掛け合い、私たちにもとても明るく接してくれました。


農地はゲストハウスやミルの横からすぐに広がります。歩いていると収穫を行うピッカーによく会いました。みなさんコーヒーチェリーでパンパンに膨らんだ袋を持っています。


こちらは貯水池です。精製に使われた水はここに貯められます。その水が染み込み、土が堆肥化されるので、それを肥料として農地に撒き再利用しています。同規模の穴は4つあり、ピーク時にはすべて満タンになるとのこと。奥に見えるのはアグア火山です。


精製過程ででた果肉(パルプ)は一カ所に集められ、こちらも肥料として再利用されています。


コーヒーの苗木を育てるナーサリーです。訪問時にはパチェやパカマラ、コスタリカから輸入したカトゥーラ品種などが育てられていました。以前、苗木と苗木の間に通路をあまり作らなかっため中央付近で発生した病害に気づかず多くの苗木をダメにしてしまったらしく、その経験を活かして今ではしっかり目が行き届く間隔で植えています。


農地最上部のエリアであるグランレゼルバの区画へ向かいます。サンタカタリーナの農地は広大なので車での移動です。急斜面かつ凸凹の道もありましたが、荷台に乗った島崎は青あざを作りながらもカメラだけは死守しました。


ここがサンタカタリーナ農園の最上部です。標高は2,000m近く、ここまでくると下の区画よりも明らかに寒いことが体感できます。半袖で向かいましたがここでは上着を羽織らなければ少し寒いほどです。


ここではコーヒーは栽培しておらず、オークの一種(樫)とパイン(松)が植わっています。ペドロさんはこの場所がとても好きで、鳥が集まる自然豊かな環境もしっかり守っていきたいと語っていました。


その自然林地区のすぐ下からカンパメント地区は始まります。シェードツリーの間隔や雑草の手入れ、カットバックにも余念がなく、樹の健康状態はとても良好でした。
木に巻き付くツル系の雑草は木の成長に悪影響を及ぼすので根こそぎ除去し、地面に生えている雑草はすべて短く切っているそうです。


こちらが農園を管理するペドロさんです。私たちの訪問を歓迎してくれました。農地や精製の管理、品質向上に熱心な方。会話を重ねるなかで、常にコーヒーのことを考えているのだな、と感じました。


カンパメント地区はモンターニャ地区に比べ樹間はやや広く傾斜もある印象です。


農地にはマカダミアや松、エンシーニョ(オークの一種)、ワチピリンなど様々なシェードツリーが植えられていますが、なかでも写真にあるグラビレアの木が多くあります。上部を剪定すると葉が横に成長して影を多く作るほか、ある程度光を透過するのでシェードツリーには最適な木です。
これがまたマカダミアの品質も良いらしく、コーヒーと一緒に日本で売ってみないかという話も持ち上がっているそうです。


園内のあちこちにゴミ袋が設置されています。日本でゴミが散乱している畑や果樹園はあまり想像できませんが、正直こちらの農地では珍しくありません。ただ、サンタカタリーナではゴミを見た記憶がほとんどないです。


農地内にはピッカーが住む家もありました。ペドロさんはピッカーをとても大切にしていて、園内で採れたトウモロコシはなんと食べ放題。皆さんトルティーヤにして食べていました。日給も他の農園に比べ高いそうです。


訪問時には品質のチェックだけでなく、今年の作柄や天候状況の情報共有、カッピングを行いました。このような会話や情報共有を行い、品質や生産方法に対するコンセンサスを取ることがとても重要になります。


よくしゃべり、よく働く元気なペドロさん。急斜面でも私たちを置いてすいすい登っていきます。また陽気な性格で、ネットショップの商品ページを見せると「イケメンに撮れているね!」と満足気でした。


夜のアンティグアはなかなか幻想的です。中米のコロニアル都市(スペイン植民地時代に築かれたヨーロッパ風の都市)はほとんどが1階建て。高くても2階です。玄関は狭いですが、必ずと言っていいほど広い中庭があります。中米の観光にはおすすめですよ。


街には露店が並びとても賑やかな雰囲気。お土産屋もたくさんある中米では人気の観光地です。


ティグリージョ(別名:マーゲイ)。サンタカタリーナ・グランレゼルバのラベルデザインのモチーフになった動物です。写真はペドロさんが近隣の動物園で撮影したものですが、サンタカタリーナ農園でも見かけることがあるそうです。ネコ科の動物のなかでも群を抜いて木登りが得意なようで、専ら樹上で生活しているそうです。