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お知らせ

2021/08/20ブレンドリニューアルのお知らせ

平素より堀口珈琲をご利用いただきまことにありがとうございます。

2021年8月21日に私たちの看板商品である定番ブレンド#1から#9が
「CLASSICシリーズ」としてリニューアルいたしました。

堀口珈琲のブレンドは、これからも進化を続けてまいります。

■対象ブレンド:定番ブレンド9種
「♯1 BRIGHT&CITRUSY」「♯2 FLOWERY&JUICY」
「♯3 MILD&HARMONIOUS」「♯4 SPICY&WHISKY」
「♯5 SMOOTH&CHOCOLATY」「♯6 WINEY&VELVETY」
「♯7 BITTERSWEET&FULL-BODIED」「♯8 STOUT&WILD」
「♯9 SMOKY&SYRUPY」

新価格:各1,700円(1,836円税込)

新ブレンド販売開始日時:
【オンラインストア】
2021年8月21日(土)AM8:01〜
【店舗】
2021年8月25日(水)

新しくなった堀口珈琲の定番ブレンドの全てを体感していただく
全9種各50gずつのセット商品を期間限定、送料無料の特別価格で販売いたします。
「CLASSICシリーズセット」(商品ページへ)
内容:ブレンド#1〜#9 各50g計450g
販売価格:4,200円(税込) ※送料無料
販売期間:8月21日(土)AM8:00 〜 9月21日AM8:00(火)

長年に渡ってご愛顧いただいてきたお客様も、
当店のブレンドを未体験のお客様も、
これまでの先入観を一度捨てて、
新しくなった全9種の味わいを是非ご体感ください。

ブレンドリニューアルへの道

目次
1 素材の進化
2 焙煎の進化
3 ブレンドするおいしさ
4 新しい味わい
5 広がる味わい

みなさん「【ウォルカ】ハロ・ハディ」は飲まれましたか?
圧倒的にフルーティーで圧倒的に華やか、きれいで、みずみずしく、甘く、滑らかな質感までもが感じられる、2018年に出会った衝撃的なエチオピアコーヒーです。

「ブラックバーン」はどうでしょう?
2019年以降、充実した果実感にフルボディという “らしさ”はそのままに、華やかな余韻までもが伴うコーヒーに進化を遂げました。2004年から続くパートナー生産者が示してくれたこの境地は、もはやタンザニアの域を超えています。

私たちは、常に新たな生産者との出会いを求めながら、“高い品質のコーヒーを追求する”という価値観を共有するパートナーとともにその目標に向かって取り組み続けます。多様でおいしいコーヒーを楽しむために。
2021年、ついに素材の準備が整いました。堀口珈琲のブレンドは進化した素材で新時代に向かいます。


最近の堀口珈琲はさらに飲みやすくなりました。きつい味や過剰な香ばしさがなく、普段コーヒーを飲まない方でも油断すると あっという間にカップ1杯飲み干してしまうかもしれません。浅煎りでも、深煎りでも。 そして、ただ飲みやすくなっただけではありません。それぞれのコーヒーの特徴が今まで以上にしっかりと感じられる仕上がりです。

この変化をもたらしたのは新しい焙煎手法です。2017年に開発に着手し、2019年の横浜ロースタリー始動とともに実践を開始しました。考え方は、優れた素材であれば焙煎に余計な技巧は不要、無理なく偏りなく加熱できれば素材の個性は自然と浮かび上がる、というものです。素材の品質が著しく高まっている中で、従来の焙煎を続けるだけでは素材を台無しにしてしまうかもしれない、という危機感に後押しされ生み出されました。

新しい焙煎によって一つひとつのコーヒーの個性がクリアに現れるようになりました。それが新しいブレンドの発想へとつながっています。


スペシャルティ登場以前のブレンド。それは、単体では不足する味わいを補い合うために複数のコーヒーを組み合わせたブレンドです。品質の高い素材を潤沢に入手することが難しかった時代の「苦心のブレンド」とも言えます。
スペシャルティ登場以後のブレンド。それは、シングルオリジンとしても十分おいしいコーヒーを組み合わせ、そこにはない新しい味わいを生み出すブレンドです。素材の品質が高まり、単体でも多様な味わいを享受できるようになった時代の「楽しみのブレンド」です。

どちらの時代にも共通しているのは、ブレンドすることでしか得られないおいしさを求めていること。ブレンドは単体にはない“複雑な風味”を楽しむものです。その時代その時代の単体の風味を捉えて、さらに複雑に、もっと複雑に。

加速度的に進化を続ける堀口珈琲のシングルオリジンと対になり、ブレンドするおいしさは形を変えていきます。 次の時代のブレンドは、わかりやすく、複雑です。


#1のブレンドは、少し華やかになります。ふくよかさも備えた新しい浅煎りの表現として。
#2のブレンドは、少し鮮やかになります。果実感をより充実させて。
#3のブレンドは、もっと広がります。焙煎と素材がもたらす透明感が立体的となって。
#4のブレンドは、少し妖艶になります。複雑なブレンドをさらに複雑にすることで。
#5のブレンドは、もっとちょうどよくなります。素材配置の均衡を精密に整えて。
#6のブレンドは、少しリッチになります。滑らかさと果実の層が厚みを増して。
#7のブレンドは、変わらず進みます。理想の深煎りに向かって。
#8のブレンドは、少しエレガントになります。深煎りに華やかさを見出して。
#9のブレンドは、少し静かになります。新たな焙煎で極めて深く煎り込んで。

はじめまして。いつもありがとうございます。
9種類の定番ブレンドは新しい味わいに進みます。


新たにもたらされた一つのコーヒーが味わいの幅を大きく広げてくれることがあります。
今年届いた「バニ・ナヒミ」もその一つです。厳しい情勢のイエメンから素晴らしい状態で届きました。エチオピアとはまた違う果実味とエキゾチックな香りが綺麗に感じられ、コーヒーの多様さを強く訴えかけてくる、そんな豆です。

優れたコーヒーはブレンダーに問いかけます。「私をどんな素材と組み合わせますか?」「どんなブレンドに仕上げてくれますか?」と。ブレンダーはこの問いに答えるため、新たな素材としてその豆をブレンドに組み込んでいきます。ブレンドが進化する瞬間です。 時には逆に素材自体が「私にはこんな伴侶が必要です」と別の新たな素材を要求してくることも……。

一つのコーヒーを楽しむ、一つのコーヒーをきっかけに新しい風味が生まれる。素晴らしいコーヒーたちは互いに繋がり、次の新たな風味をもたらします。
次へ、その次へ、新時代のその先を想像しながら「今」をお楽しみください。


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