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サンタテレサ2000 3品種飲み比べ

コーヒーにおける品種の飲み比べ

「品種の飲み比べ」といっても、そこにはコーヒーならではの奥深い世界があります。一般的に、コーヒーはワインなどと比べて品種による味の差が激しいとは言えません。一口飲んで「これは○○品種だ!」と判断することは非常に難しいです。一方で、「品種」と「土地」の相性には複雑な相関関係があります。同じ品種でも、農地が異なればカップの印象も変わります。標高や陽当たり、土壌の性質などの「農地の条件」と、耐乾や耐病、耐寒、生産効率などの「品種の特性」をどう組み合わせて優れたキャラクターを生み出すか、土地と品種選びは生産者の腕の見せ所です。また、植えてから収穫まで3年かかるコーヒーでは、その試行錯誤も時間と手間をかけたタフな挑戦といえるでしょう。皆が皆できることではないのです。

【サンタテレサ】と堀口珈琲

今回ご紹介するマイクロミル【サンタテレサ】のロヘル・ウレーニャさんはまさにそんな挑戦の真っただ中にいる生産者です。10種類もの品種を農地「サンタテレサ2000」で栽培しています。多くの品種を管理することは非常に大変なことですが、そうすることで土地と品種の相乗効果を最大限に発揮した生産を目指しています。一方で、当社も世界中からコーヒーを集めて吟味する過程において、品種は重要な要素と位置付けています。このコーヒーがどの品種で、さらに、どこの農地(区画)で誰の手によってどのような方針で栽培されたのか、そこまで考えてコーヒーを選んでいます。そして、ロヘルさんも我々も自分たちの活動が最終的に"美味しさ"に繋がることを強く望んでいます。そのような点で彼とは良いパートナー関係を築くことができています。

舞台は整いました

そんな関係がベースにあるからこそ、今回このような企画を組むことが出来ました。数ある品種のなかでも、皆様には今季特に優れたカップを呈する3品種「ティピカ」「パカマラ」「カトゥアイ」のコーヒーをご用意しました。焙煎度合いを揃えた飲み比べにはもってこいのラインナップです。ひとつの農地から生まれる品種による多様性をぜひ感じてみてください。こんな機会は一年通してもまずないです。コーヒーマニアの我々スタッフも興奮を隠せないほどの貴重な体験をお届けいたします。





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