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ホンジュラス 「ラ・フォルトゥナ」 シティロースト 200g



 

高品質なホンジュラス開拓を予感させる一杯
柑橘を思わせるきれいな酸とふくよかな触感

中米ホンジュラスから再び良質なコーヒーが入荷しました。ホンジュラスといえば、年末年始の特別ブレンド「ニューイヤーブレンド」では主軸として活躍し、先日までシングルオリジンとしても販売していた「ラ・ファルダ」が記憶に新しいですが、今回の「ラ・フォルトゥナ」も「ラ・ファルダ」と同じ農園主ヘスス・エドガルドさんが所有している農地で栽培されたコーヒーです。

南北アメリカ大陸を結ぶ中米のほぼ真ん中に位置するホンジュラス。西はグァテマラ、南西にエルサルバドル、南東はニカラグアに接しています。バナナの生産が盛んですが、コーヒー栽培も同国における主要産業のひとつです。中米のなかでは断トツの生産量を誇り、ホンジュラス一国でそれ以外の国の生産量を足した量とほぼ同じになります。ただ、汎用品として使用されることが多く、スーパーなどで売っているコーヒーの生産国としてはよく名前を目にしますが、スペシャルティコーヒーの世界においてはまだまだ知名度は低いでしょう。しかし、今回のラ・フォルトゥナは今後の高品質なホンジュラス開拓を予感させる素晴らしいコーヒーです。ぜひ皆様にも体験していただきたいと思っています。

ホンジュラスでは、チェリー管理や乾燥工程の問題といったインフラや設備に関することに加えて、産地の標高が全体的に低いという問題があるため、これまでなかなか高品質なコーヒーが生まれることはありませんでした。ラ・フォルトゥナの場合、標高は約1,800mと同国では珍しく比較的標高の高い農地ですが、インフラの整備されていない山の上にある農地からウェットミルまでチェリーを降ろさなければならず、それが品質が向上しない一因となっていました。そこでヘスス・エドガルドさんは移動式のウェットミルを導入し、チェリーを鮮度の高い状態で精製し始めることに成功しました。

そのような工夫もあって品質は飛躍的に向上。非常に綺麗でクリーンなカップに仕上がっています。一口含んだ時から余韻に至るまで、柑橘を思わせる甘みを伴った穏やかな酸がソフトな触感とともに広がります。少し冷めるとハーブのようなニュアンスも表れ、程よいボディを備えつつも後味にすっきりとした印象を与えてくれます。正直、ここまで高品質なホンジュラスコーヒーは貴重な存在です。コーヒー好きとしてはぜひ飲みたい一杯ですね。
 

こちらの商品は5月19日(土)午前8:00で販売を終了いたします。ローストの都合上、期限内にご注文いただいても5月22日(火)以降の納期をご指定された場合、商品を発送することできません。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

ホンジュラス 「ラ・フォルトゥナ」 シティロースト 200g

商品コード : cfe01695
価格 : 1,300 円(税込1,404 円)
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<ロースター小林のコメント>

今年1〜2月に販売していた『ラ・ファルダ』の農園主ヘスス・エドガルドさんが手掛けるもうひとつの農地、それが今回ご紹介する『ラ・フォルトゥナ』です。柑橘を思わせるきれいな酸とふくよかな触感、そしてそれらを邪魔するような雑味を一切感じさせないクリーンな飲み心地こそラ・フォルトゥナ最大の魅力といえるでしょう。味わいはもちろん、生豆のきれいな外観からも精製の丁寧さが窺われます。ごく少量につき短期間の販売となりますが、産地の特徴を明確に感じられる優れたホンジュラスコーヒーを是非ご賞味ください。

農園主:ヘスス・エドガルド・ガレアス・ポンセ氏
地域:ラ・パス県サンティアゴ・デ・プリングラ市チャギテス
標高:1,800m
品種:カトゥアイ
精製:発酵槽を使用したウォッシュト

ホンジュラスはグァテマラ、エルサルバドル、ニカラグアに国境を接しています。人口約700万人の小さな国です。最近ではコーヒーも盛んに生産されていますが、断トツでバナナの生産が多いため、「バナナ共和国」とも呼ばれています。


首都はテグシガルパ。今回の「ラ・ファルダ」が位置するラ・パス県サンティアゴ・デ・プリングラ市も首都に比較的近い距離にあります。


テグシガルパの全景です。実は私ネットショップ担当の島崎はここテグシガルパで生まれ、2歳まで暮らしていました。当時の記憶はないですが、小学生のころに再訪した際の記憶では、町中で爆竹が鳴り、市場では豚の頭が無造作に並べられているなど、幼心に怖かった思い出があります。それでも、みなさんとても親切で明るく、「Que bonito!(かわいいね!)」と声をかけてくれました。


サッカースタジアムが見えます。ホンジュラスではサッカーは国技になっていて、みなさんとても熱狂的です。熱狂過ぎてエルサルバドルとの間にサッカーが引き金となって戦争が起こるほど(俗に言う「サッカー戦争」)。
奥には滑走路も見えます。日本では考えられませんが、"無事に"着陸するだけで拍手と歓声が起こります。ちなみに滑走路が足りないため、まれに芝生に乗り上げることも。


こちらが農園主のヘスス・エドガルドさんです。紫のシャツにピンクのブラシ、家の壁にはトランプのマークを施しています。とてもファンキーな方のようです。


ヘスス・エドガルドさんは「ラ・ファルダ」と「フォルトゥナ」という2つの農地を持っています。2つの農地は比較的近い距離にありますが、ラ・ファルダの方が斜面が急な地形になっており、それが農地名の由来(ラ・ファルダはスペイン語で"スカート"の意)にもなっているそう。ちなみに「フォルトゥナ」は"幸運"や"幸せ"を意味するスペイン語です。


収穫期には40人ものピッカーが集まり、赤い実のみを選択的に摘んでいます。これまでは山の上にある農地から麓の精製場までチェリーを運ぶのに時間がかかっていましたが、本ロットでは収穫された実は山の上まで運んだ「移動式のウェットミル」に速やかに集められ、精製が始められるようにしました。そのため、品質が格段に向上しました。今後は移動式ではなくしっかりとしたミルを設立して品質向上に努めたい、と話すヘスス・エドガルドさん。


ホンジュラスではめずらしく、1,800mを超える高地に農園があります。ここまで高いと高品質なコーヒー栽培に必要な寒暖差を十分に確保できます。


ロバを飼っているようです。コーヒー産地では豆を運ぶために馬やロバを飼育している方をよく見かけます。


毎日当日の仕事が終わった後、次の日の収穫計画を立てることで収穫をスムーズに行うことができ、それが熟度の向上にも繋がっているそうです。