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コスタリカ 「【モンテス・デ・オロ】ジャサル」 シティロースト 200g



 

古参のマイクロミルが手掛ける高標高農地のコーヒー
まろやかな触感のなかに感じられる複雑な果実味

昨年は大変ご好評いただいたにも関わらずわずかな販売量でしたが、今年はより多くのお客様に飲んでいただける量を確保することができました。それでも、少量であることにはかわりませんので、ぜひお早めにご注文ください。コスタリカにおいて高品質なコーヒーが多く生産される地域「タラス」のレオンコルテスから届いた【モンテス・デ・オロ】ジャサルの登場です。

モンテス・デ・オロは2000年代前半から始まるコスタリカのマイクロミルムーブメントのなかでも創成期に設立された古参のマイクロミル。管理は隅々まで行き届いており、とても清潔に保たれています。管理者はエミリオ・ガンボアさん。以前から高品質なコーヒーを生産していましたが、スペシャルティコーヒー需要の高い日本でも自身のコーヒーが評価されたいという願望を持っていたそうです。そんな思いと私たちの新たなコスタリカコーヒーを探し求める動きがちょうど重なり、3年前から付き合いが始まりました。

当社が扱う農地「ジャサル」は標高が2,000mを超える高標高。当初は標高が高すぎるためコーヒーを栽培する計画はなく、牧草地やアボカド農地として利用されてきました。しかし、ミルの管理者でもあるエミリオさんは、この標高をうまく活かせば最高のコーヒーが作れるのでは、と考え2012年から生産に踏み切りました。ただし、それは山あり谷ありの道でした。高標高にも耐えうるカトゥアイ品種を植え始めるも、初めの年は約半数が枯れてしまいます。追加で同品種とビジャサルチを植えましたが、低温・加湿で発生するカビ病「フォーマ」による影響はひどく、枯れてしまう樹が後を絶ちませんでした。しかし、少量でも収穫できたコーヒーのカップは素晴らしく、エミリオさんは自信をもって栽培を続けます。土壌の性質に合わせた施肥やコーヒーを冷気から守るためバナナや葉の広い植物を植えるなどカビ病対策も行い、ようやく今クロップでまとまった量を販売できるようになりました。

そんな厳しい環境で育まれたジャサルのカップは一言では表現できない複雑な香味を呈しています。まろやかな触感とともに口いっぱいに広がるのは甘みをともなった果実味。それは、時にはマンゴー、時には桃などを思わせる複雑な形で重なり合って表れてきます。そして、それらの香味をじっくり味わうための余韻は充分。時間をかけて楽しめるはずです。生産者のチャレンジ精神が生み出した最高品質のコーヒーをぜひご体験ください。
 

こちらの商品は4月7日(土)午前8:00で販売を終了いたします。ローストの都合上、期限内にご注文いただいても4月9日(月)以降の納期をご指定された場合、商品を発送することできません。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。
まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。



【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

コスタリカ 「【モンテス・デ・オロ】ジャサル」 シティロースト 200g

商品コード : cfe01617
価格 : 1,600 円(税込1,728 円)
ポイント : 51
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<ロースター小林のコメント>

 コスタリカコーヒーは実に香味の多様性に富んでおりますが、なかでもレオンコルテスエリアの優れたコーヒーの風味特性は異彩を放っています。今回ご紹介する【モンテス・デ・オロ】ジャサルもそのひとつです。ジャサルは多くのタラスエリアのコーヒーとは一線を画すまろやかな舌触りが印象的です。
 伸びやかに口の中に広がっていく甘みは瑞々しい果実というよりもドライフルーツのマンゴーやいちじくを連想させます。火力調整次第ではローストナッツのようなニュアンスも顔を出しますが、ジャサルの魅力は『複雑さ』と『繊細さ』の二面性にこそ感じられると考えており、香ばしさを取り出さぬよう焙煎しています。
 

生産者:エミリオ・ガンボア氏
地域:サンホセ州レオンコルテス市サンパブロ
農地名:ジャサル
標高:2,050〜2,100m
品種:カトゥアイ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

彼らはタラスの北西エリアに広がるレオンコルテス市のサンパブロという地域でコーヒーを栽培しています。


アボカド農地だったジャサルをコーヒー農地に転換して初めて植えたのが1,000本のカトゥアイ品種でした。これまでの経験上カトゥーラ品種より高地に向いていると判断し選択しましたが、半分近くの400本は寒さによってすぐに枯れてしまいました。ただ、管理者のエミリオさんは600本は残ったとポジティブに考え、翌年、翌々年にカトゥアイを16,000本、ビジャサルチを4,000本植えました。当然枯れる木もあり1年で2,000本程が枯れてしまいました。この様子を見た父と兄からは融資まで受けて何をやってるんだいいかげんにしろと非難の嵐だったとのこと。


なんとか残った木から14-15クロップで極小量、15-16クロップから商品として販売できる程度の量を生産できるようになりました。やればできるだろう、このカップを見てみろとエミリオは誇らしげな顔をしていたそうです。尚、4,000本植えたビジャサルチについては半分以上枯れてしまったので2,500本追加で植えています(なかなか懲りませんね)。


ミル自体の歴史は古く、コスタリカのマイクロミルムーブメントの火付け役的な存在です。彼の父はコスタリカの輸出業者のロゴにもなっていて、彼ら家族の密かな自慢だそうです。古参のマイクロミルにも関わらず非常に清潔に保たれていて、管理もきちんと行われているのが印象的でした。


左がコンクリートパティオ(乾燥場)と右がアフリカンベッド(乾燥棚)です。モンテス・デ・オロミルは他にも農地を所有していて、生産量に対する乾燥場のスペースが足りていませんでした。その問題を解消するために機械乾燥(グァルディオラ)も導入しました。廉価な商品については乾燥場と乾燥機を用いて、高付加価値商品についてはコンクリートパティオとアフリカンベッドで仕上げています。当社向けのロットは100%ベッド乾燥で行われています。


牛の血を意味する「sangre de toro」を合言葉に、真紅に染まったコーヒーチェリーのみを収穫するようピッカーに指導していきました。今ではコスタリカのどの農家でも使うまでに浸透している言葉です。


これが「sangre de toro」を合言葉にして収穫されたコーヒーチェリーです。確かに深い赤色をしています。“牛の血”といわなかったら、もう少し明るい色の段階で収穫されていたかもしれませんね。


当社スタッフがカッピングセッションを行っていた際、奥様も駆けつけて他の農園と自分たちのコーヒーの出来を比べていました。その姿をみて、おいしいコーヒーを作りたいという情熱に溢れるファミリーのコーヒーを扱うことができてよかったと心から思うことができました。すでに素晴らしいカップクオリティのコーヒーを生産している彼らですが、更なる質の向上に期待してしまいます。