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グァテマラ 「エル・レティロ・デ・キサヤ農園」 フルシティロースト 200g



 

サン・マルティン・ヒロテペケの優良農園
ミルクチョコレートのような優しい甘みとコク

まるで上質なミルクチョコレートを思わせる甘みとコク、そしてそれが舌の上で溶けてふわっと広がっていくような質感。昨年この時期に販売して大変ご好評いただいたエル・レティロ・デ・キサヤ農園のコーヒーが今年も登場します。

舌を噛んでしまいそうな名前のこの素晴らしい農園は、グァテマラ南部チマルテナンゴ県のサンマルティン・ヒロテペケという地域に位置しています。コーヒー生産が盛んで世界的にも有名なアンティグア地域の北側に隣接しているエリアです。340ha(東京ディズニーランド約10個分)という広大な土地でコーヒー栽培や林業を営んでいます(コーヒー農地は34ha)。栽培品種は今回販売するブルボンをはじめ、ティピカやパチェ、パカマラ、ゲイシャなど様々な品種を扱っています。

農園のすぐ隣には同名のウェットミルも併設されています。設立が2009年と比較的新しいミルです。丘陵地の上に建てられており、その緩やかな傾斜を利用して水路や精製設備が配置されています。また地形の特性上、風が常に吹き抜けるため乾燥工程にとってもメリットのある場所です。

ショコラ感を楽しむにはもってこいのコーヒーです。コーヒーのほどよい苦みと香ばしいフレーバーにミルクチョコレートを思わせる優しい甘みが重なります。お気に入りのチョコレートに合わせるもよし、コーヒーのみで楽しむもよし、存分にご堪能ください。

【賞味期限】 豆のまま:60日 粉に挽く:30日

グァテマラ 「エル・レティロ・デ・キサヤ農園」 フルシティロースト 200g

商品コード : cfe00164
価格 : 1,400 円(税込1,512 円)
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<ロースター小林のコメント>

堀口珈琲のグァテマラといえばサンタカタリーナ農園を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回販売するエル・レティロ・デ・キサヤ農園(以下レティロ)も根強い人気のあるコーヒーです。
レティロの特徴はなんといってもミルクチョコレートのような滑らかな舌触りとヘーゼルナッツを連想させる甘みでしょう。定番ブレンド#5SMOOTH&CHOCOLATYの素材としても使用しており、レティロの適度なほろ苦さと香ばしさはブレンドのチョコレート感を一層引き立てています。
 
地域:チマルテナンゴ県サン・マルティン・ヒロテペケ市近郊
農園主:ファン・ルイス・バリオス・オルテガ氏
標高:農地1,720〜1,755m ミル1,755m
品種:ブルボン
精製:発酵槽を使用したウォッシュト

エル・レティロ・デ・キサヤ農園は当社とも関わりの深いサンタカタリーナ農園のあるアンティグア地域の北側に位置し、主要な生産地域からは離れた場所に位置しています。農園とミルは併設されており、管理や収穫したチェリーの移動の負担は少ないです。


農園の写真です。農地によってはどこからがどの品種なのかわからなくなってしまうような植え方をしているところもありますが、ここでは品種ごとにきれいに区画分けされています。ブルボンがメインですが、他にパチェやパカマラ、ティピカ、ゲイシャも植えています。


入り口付近の写真。コーヒーの木に当たる日照をコントロールするために植えられるシェードツリーが多く見られます。これらはこの地域のシェードツリーとして一般的なグラビレアの木です。葉が横に成長し多く影を作るほか、適度に光を透過させるためよく使われます。


ウェットミルを設立した2009年から、農園内すべての区画で除草剤を使用するのをやめました。現在はシェードツリーなどの落ち葉を活用することで地面を乾燥から守り、かつ堆肥となってコーヒーチェリーに栄養を与えるなどコーヒーの生育に非常に重要な役割を果たしています。


元気に育っているのはもちろんですが、コーヒーチェリー一粒一粒が大きく見えます。熟度が高く、栄養素をたくさん蓄えている証拠です。


当社スタッフが訪問するたびに日本の旗を掲げて歓迎してくれます。農園主のファン・ルイスさんはとっても粋な方です。エル・レティロ・デ・キサヤミルの標高は1,755メートルと、一般的なウェットミルの標高よりも高い場所にあります。標高が高いと気温が低く乾燥の進行が遅くなる懸念がありますが、丘陵地の上部に位置していて常に風が吹き抜けるため、むしろ乾燥工程に適していることからこの場所を選びました。


この地域は非常に雨が少なく、水はとても貴重な資源です。精製時には果肉除去から最終工程の水洗まで使用した水に新しい水を加えながら再利用しています。精製に使用した水を再利用することでミューシレージを取り除くための発酵時間を短縮させる効果もあると生産者は考えています。


このミルは新しい設備を揃えているだけでなく、労働者の負担を低減できるように配慮して作られています。例えば、ミューシレージを取り除いたあと、パティオにパーチメントコーヒーを持っていく際、水路の出口に一輪車が接続できるようになっています。この後どうなるかというと…


すぐ隣にあるコンクリートパティオに移動して、パーチメントコーヒーを広げていきます。広げる際もいちいち一輪車をひっくり返すことなく、底からパーチメントが簡単に出せ、移動しながら広げることが出来ます。楽々と一輪車を動かしていました。水路からパティオに向かってなだらかに傾斜しているため、力を入れずに運搬することができます。労働者に対する配慮がミル内の至る所にちりばめられています。このような取り組みがきちんと認められ、労働環境向上に力を入れている生産者に与えられるUTZ Certifiedの認証も取得しているとのことでした。


乾燥は多段式のアフリカンベッドで行われています。4段ありますが、最上部は日差しを遮るために使用しているので実際にパーチメントコーヒーを並べるのは3段分とのこと。パティオに比べ、若干乾燥にかかる日数を節約することができます。


ラ・メルセーやレティロ・デ・キサヤミルを管理しているファン・ルイス・バリオス・オルテガさん。ジョン・レノン似のナイスガイです。