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ケニア 「カラツファクトリー」 フレンチロースト 200g

2,000 (税込2,160 円)

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50年以上の歴史の名門ファクトリー
カシスや赤ワインの様な芳醇な風味

「5年に1度、いや10年に1度かも」そんな言葉をたびたび口にするほど、昨年のラインナップを大きく賑わせたケニア産のコーヒー。 今期も昨年の出来に引け取らない素晴らしい品質のコーヒーが届きました!

今期のケニアでトップバッターを飾るのは、名門「カラツファクトリー」のコーヒー。昨年は特集内でも取り上げられ、3種類の焙煎度でお楽しみいただきました。今回は特に人気のあった「フレンチロースト」でご用意します。 深煎りならではのしっかりとした苦みと滑らかな質感、ケニアらしい厚みのあるコク、そして濃縮感のある果実味。ファンも多い深煎りケニア、存分にお楽しみください!

POINT

 ケニアの中でも長年の歴史を持つ名門ファクトリー
 厚みのあるボディとカシスの様な芳醇な風味
 ブレンド#6がお好みのお客様へ

産地の紹介

ケニア中央部に位置するケニア山南側の地域(主にエンブ、キリニャガ、ニエリの3県)には高標高、冷涼な気候、豊富な水源、肥沃で水はけのよい火山性土壌といったコーヒー栽培に恵まれた環境が広がっています。高品質なコーヒーを手掛ける農園やファクトリー(精製場)が多く存在しており、当店で扱う商品もほとんどこの地域のものです。 今回のカラツファクトリーは上記のエリアからは少し離れた、中央州のキアンブ県にある精製工場。首都ナイロビから比較的近く、直線距離にしておよそ40キロ北に進んだ所に位置しています。 大都市に近いということはコーヒー豆の輸送にとっては良いことです。道も比較的整備され、輸送時間も少なくてすみますので、輸出までより鮮度の高い状態を維持できる可能性が高まります。

ロースターコメント

カシスや赤ワインを思わせる芳醇なフレーバー。濃密な甘みと厚みのあるボディが特徴です。シルキーな触感も備わっており品の良さも感じられるコーヒーです。ブレンド#6のワイニーさを表現する上でも重要な役割を担っています。

ブレンダー
田中圭祐

販売予定期間

2024/1/10 〜 2024/2月下旬
※上記の日程は在庫状況などにより予告なく変更する場合がございます。※上記の日程は在庫状況などにより
予告なく変更する場合がございます。

産地情報

地域:
中央州キアンブ県Gatundu地区Ndarugu
標高:
1,883m(ファクトリーの標高)
品種:
SL28, SL34, Ruiru11
精製:
発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュト

北にエチオピア、南にタンザニアと接するケニア。主なコーヒー生産エリアは下の写真のケニア山南麓に広がる高地(ニエリ・キリニャガ・エンブの3県)です。ケニアファンの皆さまにはお馴染みキウニュファクトリーやカイナムイファクトリーもこのエリアにあります。

今回ご紹介するカラツファクトリーは上記のエリアからは少し離れた、中央州のキアンブ県にある精製工場です。首都ナイロビから比較的近く、直線距離にしておよそ40キロ北に進んだ所に位置しています。

こちらがカラツファクトリー。1965年に設立された歴史のあるファクトリーです。標高は1,883m。車で数分のところに同じGitwe農協が所有するカリンガファクトリーもあります。

農家の方が収穫したコーヒーチェリーを持ち込んでいました。かなりの重さなので、自転車やバイクでないと大変です。ここで指導員のアドバイスのもとに選別を行います。
※2枚目の写真はカラツファクトリーではなく同じ農協に所属するカリンガファクトリーの写真です。

集められたチェリーを品質毎に分けてここに投入して精製が始まります。

集められたチェリーはパルパー(果肉除去機)に繋がっています。アフリカで一般的に使用されるのはこのタイプのパルパー。複数枚のディスク(ここは4枚)が回転し、通り抜ける時の圧力で果肉を分離させます。同時に浮力選別も行われ、品質毎に異なるレーンに分けられ、別々に処理されていきます。赤いジャケットの彼はファクトリーマネージャーのジョージ・キベさん。ファクトリー内を案内してくれました。

続きにもう1枚ディスクがあります。チェリーが小さかったり、若干未熟で圧力が足りなかったものなど、1段階目で分離できなかったものはこちらに通され再度分離します。(写真奥)
1回で分離できたものはそのまま流されます。(写真手前)

脱果肉処理後のコーヒーパルプは集めて堆肥にしています。

発酵槽(右側)と水路(左側)。この発酵槽で数十時間置くことでミューシレージ(パーチメントコーヒーを覆う粘着質の膜)を分解します。中央にいるのがゼネラル・マネージャーのジョセフ・カゴンブさん。ファクトリーの設備は歴史が長いせいか、正直、“古さ”が感じられましたが、スタッフの真面目な姿勢と品質を担保する管理体制が整っているため、それを補うことができていると実感しました。

そしてソーキングタンクで再度水に浸され、再び水路を通り、乾燥工程へと進みます。1枚目の写真の中央にあるのがソーキングタンク、奥の屋根付きが発酵槽です。傾斜と水路を上手く利用して、可能な限り自動化されています。

上がパーチメントコーヒーの状態にして乾燥させるウォッシュト精製の乾燥風景で、下が果肉がついたまま乾燥させるナチュラル精製の写真。ケニアでは一般的にナチュラルは低グレードのコーヒーの精製方法として用いられていますので、残念ながら皆様が期待しているような味ではありません。

乾燥後はこの「PARCHMENT STORE」と書かれた倉庫でロットごとに保管され、数日置くことで豆へのストレスを軽減させます。