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コーヒーの質感をより引き出せるネルドリップでコーヒーを淹れよう


ネルドリップはペーパードリップと比べて決して簡単ではありません。実際にネルを使うといかにペーパーが便利なのかがよくわかります。ただし、ネルならではの質感やおいしさは代えがたく、手間をかけても抽出したくなる魅力を備えています。今はもうありませんが、千歳船橋の駅前にあった当社のネルドリップ専門店で使用していた門外不出のレシピをこっそりとお教えいたしますので、この機会にネルのおいしさを体験してみませんか?





1.用意するもの

コーヒーポット・ネル・サーバー・メジャースプーン・コーヒー豆

【レシピ(1人分)】
粉の量:22〜27g 抽出量:150cc 抽出時間:2〜3分半

【レシピ(2人分)】
粉の量:32〜37g 抽出量:300cc 抽出時間:3〜4分半

【レシピ(3人分)】※この場合は大きいサイズ(ハリオ ネル4人用)が必要です。
粉の量:42〜47g 抽出量:450cc 抽出時間:4〜5分半

粉の量と抽出時間は使用するコーヒーの焙煎度合によって変わります。焙煎度合が深くなるにつれ、粉の量を増やし、抽出にかける時間も長くしていくのがポイントです。1人分であれば、ハイロースト22g(抽出時間2分)、シティロースト24g(抽出時間2分〜2分半)、フレンチロースト27g(抽出時間3分〜3分半)といった具合です。あとはお好みに合わせて調整します。

※新品のネルを使用する場合はのりを落とすために10分ほど煮沸してください。このときにコーヒーの粉(抽出が終わっただしがらでも可)を一緒に淹れて煮ると、より味が馴染みやすくなります。



2.粉をネルにセットします

コーヒー豆を粗め(ザラメ糖ほどの大きさ)に挽き、水気をとったネルフィルターにセットします。水気を切るときは、手でしっかりと絞った上で厚手のタオルなどで挟み込むようにします。事前にお湯を通すなどして、ネル自体を温めてあげれば、抽出液も冷めにくくなります。



3.お湯を粉に浸透させます

中心から渦を描くように、そして、ネルフィルターにかからない範囲で細く少量のお湯を注ぎます。粉にお湯を染み渡らせるようなイメージです。ネルフィルターにかかってしまうとコーヒーの成分が出きらないうちにお湯がサーバーに落ちてしまい、味が薄くなってしまいますのでご注意ください。



4.少しずつお湯を注ぎ足していきます

注ぎ始めてから シティローストで40〜50秒、フルシティローストで45〜55秒、フレンチローストで50〜60秒経過したころに、濃いコーヒーの液体がぽたぽた落ちてくれば順調です。これをシティで30秒、フルシティで45秒、フレンチで1分ほど続けます。

※コーヒー豆の保存状態や鮮度、また、粉の状態でご購入された場合は、コーヒーの液体が落ちてくる時間が短くなるときがあります。



5.注ぐ作業を繰り返します

上記の時間が経過したら、お湯の量をやや増やして、繰り返しお湯を注いでいきます。円の大きさは500円玉くらいが目安です。焦ってどんどんお湯を注いでしまうと味のバランスが崩れてしまうのでご注意ください。

※粉の状態でご購入された場合は、写真のようには膨らみません。



6.150cc(1杯分)に達したらドリッパーを外します

トータルの抽出時間はシティで2分半、フルシティで2分45秒、フレンチで3分くらいが目安です。



7.お気に入りのカップを見つけよう

カップの縁の厚みや素材によってコーヒーの口当たりにも違いがでてきます。形の異なるカップをお持ちでしたら、ネルドリップで淹れたコーヒーとの相性を比べてみましょう。普段使わずに食器棚に眠っていたカップが活躍してくれるかもしれませんよ。



8.ネルの手入れについて

ネルのデメリット、それは管理の手間がペーパードリップよりも大変だということです。ペーパーは抽出が終わった粉をそのまま捨てるだけですが、抽出が終わったネルは粉を捨ててよく水洗い(洗剤は不要です)し、水に浸して保存しなければなりません。使用したネルをそのまま乾燥させてしまうと好ましくない臭いが出てしまい、次の抽出に影響します。面倒ですが必ず行いましょう。

定期的に使用する場合はきれいな水が入った容器に入れて冷蔵庫で保存してください。使用しない期間が長い場合はある程度水気をとってビニール袋などに入れて冷凍保存をおすすめします。水の入ったタッパーに入れての冷凍保存でも問題ありません。

ネルフィルターは繰り返し使用していくと、徐々に目詰まりし、抽出速度が遅くなっていきます。すると、同じ分量、同じ時間で淹れたつもりでも味わいのバランスは変化してしまいます。50〜70回ほど使用を目安に交換してあげましょう。

手間がおいしさにつながると思えばこの作業も苦にならないはず?



最後に…

固い言い方にはなりますが、コーヒーを飲み物として完成させる最後の工程はお客様に委ねています。素材が大事なのはもちろんですが、抽出もとても重要です。良い素材だからこそ、いろんな方法で楽しんでいただきたいと考えています。

一般的にはネルドリップは深煎りでこそ活きるなんていわれたりもしますが、豆の状態に応じて適切な抽出を行うことで、浅めの焙煎から深く焙煎されたコーヒーまで幅広く楽しむことができ、質感のあるコーヒーはさらに魅力を引き出せることでしょう。この機会にネルドリップにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。




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