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コスタリカ「タラス マイクロロット飲み比べセット」 100g×4種 NEW




少量生産された多様な味わいのコスタリカコーヒーを飲み比べ

先日、今年最後のコーヒーとしてお楽しみいただくのに相応しい優れたカップキャラクターを誇るコスタリカコーヒー4種を販売いたしました。コスタリカ屈指のマイクロミルが手掛けた少量生産のコーヒーということもあり、販売価格が高値になってしまいましたが、当社としてはこの素晴らしいコーヒーを少しでも多くのお客様に体験していただきたいと考え、100gずつのセットにして販売することにいたしました。

このセットに含まれるコーヒーは農園主が大切に育てている限定区画であったり、コスタリカ国内での栽培が珍しい品種であったり、新たな取り組みにチャレンジするために取得した土地で栽培されたコーヒーであったりと、農園主の思いが一際強いものばかりです。カップキャラクターも実に多種多様。こららのコーヒーを味わうことでコスタリカという産地の懐の深さを体感できることでしょう。どれもが甲乙つけがたい素晴らしいクオリティですので、まだお試しされていない方は特別なコーヒーをご体験ください。

こちらの商品は1月17日(火)午前8:00で販売を終了いたします。ローストの都合上、期限内にご注文いただいても1月20日(金)以降の納期をご指定された場合、商品を発送することできません。また、在庫が限られておりますので、期限内よりも早く販売を終了することがございます。何卒ご了承ください。
まだ購入されていない方はもちろん、また飲みたいと考えていた方はぜひお買い逃がしのないようお早めにご注文ください。



<セット内容>
コスタリカ 「【サンタテレサ】ラ・オンデューラ ウォッシュト」 シティロースト 100g
コスタリカ 「【サンタテレサ】ラ・オンデューラ ナチュラル」 シティロースト 100g
コスタリカ 「【アルトス・デル・アベホナル】ディビーニョ・ニーニョ」 シティロースト 100g
コスタリカ 「【ドン・マジョ】エル・ハルディン」 フレンチロースト 100g



ランキング6位

コスタリカ「タラス マイクロロット飲み比べセット」 100g×4種

価格:

3,850円 (税込 4,158円)

[ポイント還元 124ポイント〜]
豆の挽き方:
購入数: セット

<ロースター小林のコメント>

『タラスの多様性を探る』という意味では実に楽しいセットだと思います。コスタリカではマイクロミルムーブメント以降、意欲的な取り組みを行う生産者が多く登場してきましたが、なかでもタラスは優れた生産者がひしめく屈指の産地といえます。

そんなタラスにおいてもとりわけサンタテレサミル『ラ・オンデューラ』のエチオピア品種2種やアルトス・デル・アベホナルミル『ディビーニョ・ニーニョ』のティピカ品種などは香味の面でも異彩を放っています。その一方で、個人的に良質なタラスのコーヒーに抱いていた『密度のあるコクと甘み』というイメージを非常に高い次元で備えているドン・マジョミル『エル・ハルディン』の精製の丁寧さやカップクオリティの高さにも驚かされました。このようなハイクオリティのコスタリカコーヒーが一堂に会するのもそうそうない機会ですし、やはり飲み比べをオススメします。

4種セットをご購入いただいた際は、品種の違い、タラス内のエリア違い、焙煎度合の違いなどに着目してみてください。ちなみにエチオピア品種2種はそのフレーバーを活かすため同じシティでもディビーニョ・ニーニョよりやや浅目の領域に仕上げています。



<セット商品のご紹介>


【サンタテレサ】ラ・オンデューラ ウォッシュト

「サンタテレサ」ミルを管理するロヘル・ウレーニャさんはタラスに広大な土地を所有していて、これから更なる高品質なコーヒーの生産が期待できる新進気鋭の生産者です。ロヘルさんはミルがあるドータ市以外にレオンコルテス市でも土地を所有しています。こちらは僅か1ヘクタールしかない「ラ・オンデューラ」という農地で収穫されたエチオピア品種です。この品種はコーヒーの遺伝的多様性を保全するために1960年代から国内の研究機関に持ち込まれました。ラ・オンデューラの前所有者がエチオピア品種を手に入れて栽培を始め、農地
を受け継いだロヘルさんが大切に育ててきました。栽培環境が異なれど、やはりエチオピア品種。柑橘を思わせる明るく華やかなフレーバーがいつまでも続く素晴らしいコーヒーです。また、高い精製が施されたコスタリカのコーヒーらしいカップのクリーンさも際立ち、味わいの完成度が非常に高い一杯に仕上がっています。

農園主:ロヘル・ウレーニャ氏
地域:サン・ホセ州レオンコルテス市サンパブロ
標高:1,800〜1,900m
品種:エチオピア
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト



【サンタテレサ】ラ・オンデューラ ナチュラル

今、コスタリカの意欲的な農家の間でケニアのSLやエチオピアなど世界各地の品種を実験的に栽培する試みが行われています。サンタテレサミルを管理するロヘルさんもチャレンジ精神溢れる農家のひとりです。ケニア、エチオピアといった国とコスタリカとでは栽培環境が異なるため、場所によっては適合できずにうまく育たないこともあるそうですが、ロヘルさんが所有する「ラ・オンデューラ」農地で栽培されたエチオピア品種は土地にマッチしたのか素晴らしいカップキャラクターのコーヒーが生まれました。ナチュラル精製のコーヒーは粉
を挽いた時から果実の甘いフレグランスが広がり、芳醇でワイニーなフレーバーが心地よい味わいです。そして特筆すべきはカップのクリーンさ。ナチュラルでありながらここまできれいな味わいになるのは精製工程も高いクオリティを有しているからにほかなりません。

農園主:ロヘル・ウレーニャ氏
地域:サン・ホセ州レオンコルテス市サンパブロ
標高:1,800〜1,900m
品種:エチオピア
精製:ナチュラル



【アルトス・デル・アベホナル】ディビーニョ・ニーニョ

レオンコルテス市にあるマイクロミル「アルトス・デル・アベホナル」。ミルを管理するビンダス家が大切に栽培している少量生産のティピカ品種です。彼らの農園「ディビーニョ・ニーニョ」はコスタリカでは珍しくシェードツリーを多用した作りで、森のなかにひっそりと佇んでいます。 主にカトゥアイやカトゥーラといった品種を生産していますが、僅か0.2ヘクタールという限られた区画のみティピカ品種を植えています。農園主のマウリシオさんはこの区画を農園のなかでも栽培環境に優れた特別な場所と考えていて、品質を最優先にす
るために今後も農地を拡大する予定はないそうです。限定的に栽培されたティピカ品種の味わいはシルクのように滑らかな舌触り、そして、高標高で栽培されたコーヒーらしく酸もしっかりと備わっていて、まるで温州みかんを思わせる明るい果実感が優しく広がります。また、きれいなカップでありながらアフターテイストに複雑さも感じられる、本当に素晴らしいコーヒーです。

生産者:ビンダス家
地域:サン・ホセ州レオンコルテス市サンパブロ
標高:1,880〜1,900m
品種:ティピカ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト



【ドン・マジョ】エル・ハルディン

コスタリカにおけるマイクロミルムーブメントの先駆者のひとつである「ドン・マジョ」ミル。彼らはタラスとレオンコルテスに13もの農地を持っていて、日本でも多くのロースターが販売していますが、当社が買い付けたのはタラスに新たに取得した「エル・ハルディン」という農地のコーヒーです。ここでは標高の高い場所での栽培に適しているビジャサルチ品種が植えられています。ドン・マジョを管理するボニージャ・ソリス家はコーヒー栽培に対しての確かな見識を持ち合わせていて、土地毎に適した品種を外見上の出来だけでなく、実際
に自分たちでカッピングまでして見極めています。また、作り出すコーヒーの味わいに対しても高いプライドを持っていて、たとえゲイシャであっても、自分たちが納得するカップキャラクターを呈さなければ単体で販売することを認めず、他の品種と混ぜて価格の低い商品として扱ってしまうそう。まさにコーヒー栽培のプロフェッショナル。このコーヒーは滑らかで厚みのあるボディに、複雑で奥行きのある酸とのバランスが絶妙。ボディと酸の豊かさを活かすため、フレンチローストにしましたが、深めに焙煎してもキャラクターが一層際立つコーヒーです。

管理者:ボニージャ・ソリス家
地域:サン・ホセ州タラス市ハルディン
標高:1,950〜2,100m(ビジャサルチは2,050mまで)
品種:ビジャサルチ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

コスタリカの一大コーヒー生産地域であるタラスは首都サン・ホセの南側に位置しています。当社が販売するコスタリカコーヒーはほぼタラスで生産されているものです。


今回販売するマイクロミルと農地の場所です。サンタテレサミルとラ・オンデューラ農地は離れてた場所にありますが、それでも直線距離にして14kmほどです。他にも優れた農園が数多くあり、高品質コーヒーが生産される世界有数の産地といっても過言ではありません。


【サンタテレサ】ラ・オンデューラ

道路を挟んだ隣には同時に販売している「アルトス・デル・アベホナル」のミルがあります。


ラ・オンデューラ農地はロヘルさんの友人でもあるマルコス・マッタさんから取得しました。エチオピア品種は元々マルコスさんがこの地に10年以上前に植えたものを引き継ぎ、大切に育てています。


管理者のロヘルさん。彼は以前からコーヒーの農地を持っていましたが、2014年に自身のミルを設立しました。そこでラ・オンデューラ農地やミルの近くにある農地のコーヒーを精製しています。


ロヘルさんの風貌はワイルドですが、実はシャイでコーヒー生産には真面目に取り組んでいます。息子のホセさんも本格的に生産に関わるようになり、将来性も期待できる生産者です。


【アルトス・デル・アベホナル】

ディビーニョ・ニーニョ農園は1993年に誕生し、ミルが設立されたのは2008年です。アルトス・デル・アベホナルの名の由来はミル周辺にあるアベホナル峰からとったそうです。


農園主のマウリシオさん。ミルを開くためにアメリカのニュージャージーで出稼ぎしていたそうです。


コスタリカでは森林の伐採が法律で禁止されいて、新しくコーヒー農地を開く際は牧草地などが転用されています。ほとんどのコーヒー農地はあまりシェードを使用せずにコーヒーの間にバナナを植える程度です。しかし、ディビーニョ・ニーニョはコスタリカでは珍しく、シェードツリーを多用しています。理由は高標高農地ゆえの気温の低さを森林を残すことでコーヒーの木をカバーして冷気から守り、また、その落ち葉を肥料にすることと、水源を守るためです。


コスタリカでは様々な品種のコーヒーが栽培されていますが、一番最初に持ち込まれたのがティピカ品種です。現在、コスタリカでティピカとして栽培されているものは、当時の子孫である場合と、別の産地から持ち込んだもの、エチオピアから直接持ち込んだものなど、混沌としている状況です。ディビーニョ・ニーニョで栽培されているティピカに関しては最初に持ち込まれたティピカの子孫である可能性が高いとのことです。


こちらのタンクは山の土壌由来の微生物を米や廃糖蜜と混ぜて嫌気的環境で繁殖させてできた液体が入っています。コーヒーの木に噴霧することで耐病性を中心に木の健康状態を良好に保つことができるとのこと。結果として収穫量の向上にもつながるようです。


【ドン・マジョ】エル・ハルディン

ドン・マジョミルはタラスの中心から北東側の場所にあります。今回販売するエル・ハルディン農地は更に北側に進んだところに位置しています。


農地は西向きの斜面にあります。ビジャサルチ品種は頂上部よりも少し低い1,950〜2,050メートルの場所で栽培されています。



彼が管理者のヘクトルさんです。エル・ハルディン農地を取得したのが2013年。収量よりカップクオリティを優先した栽培を行いたいという思いから手に入れたそうです。ここでは標高の高い場所での栽培に適したビジャサルチとゲイシャのふたつの品種を栽培しています。


売りに出た当時は牧草地で、取得後にあぜ道の整備や区画分け、コーヒーの新植とゼロからコーヒーの農地作りを行いました。大変だったのは道とコーヒーを植えるためのテラス(段々畑)の整備で、土壌がさらさらと崩れやすかったため固める作業が大変だったそう。しかし、テラスをつくることで収穫作業の効率が向上し、有機物の保持に繋がるため手を抜かずしっかりと行っています。


彼らはこの小屋で自分たちが栽培したコーヒーをローストして味のチェックを行っています。品質に納得がいかないロットは自らグレードを下げて販売するなど徹底しています。


先ほどの写真にはコンクリートパティオが写っていますが、私たちが購入する高品質のコーヒーには乾燥棚を使って乾燥させています。屋根がついていることで日光が直接当たらずゆっくりと、そして、棚を使うことで通気性がよくなりより、均一に乾燥させることができ、コーヒーの品質に良い影響を与えることができます。


左から一家の大黒柱であるヘクトルさん、息子のホセさん(弟)、パブロさん(兄)です。それぞれ役割を分担してミルを運営しています。コーヒー生産者として更なる発展を目指し、今でも積極的に農地の取得を行っています。農地の増加に伴いウェットミルの能力の増強が必要となりますが、抜かりなく、乾燥場や精製設備の更新を行い、生産量と品質の双方を追い求めています。