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コスタリカ 「【ラ・ロカ】エル・アルト」 シティロースト 200g お勧め商品




タラスで出会った若き生産者が手掛ける農園
豊かな甘みと酸味、そして驚くほど滑らかな触感

堀口珈琲が近年重要視している産地のひとつ、コスタリカ。当社で販売しているコスタリカコーヒーの充実具合をみていただければ、いかにこの産地に注目しているかお分かりいただけると思います。ここ2年は半年に一度のペースでコスタリカの産地を訪問していて、情報の収集や生産者とのコミュニケーションを深めてきました。ページ下部ではバイヤー若林が現地で得た情報をお伝えしています。

今回販売するのはタラス地域の若き3兄弟が設立したマイクロミル「ラ・ロカ」のコーヒーです。ミルができたのは2014年で、ファーストクロップが収穫された昨シーズンから当社で扱い始め、今年で2シーズン目。彼らは収穫したコーヒーチェリーを農協に売り渡し、他の品質のチェリーと一緒に混ぜられ、農協のコーヒーとして売られていくことに疑問を持っていました。近年のコスタリカにおけるマイクロミルの成功を目にして、自分達で栽培したチェリーを自ら加工し、自分達のコーヒーとして扱ってくれる人に届けたいと考えたのがミル設立の動機です。そんなタイミングで私たちと出会いました。

このロットは彼らが所有する農地「エル・アルト」で収穫したコーヒーです。エル・アルトは非常に標高が高い場所にあり、2,000メートル付近にもなります。ここでは主にカトゥアイ品種が栽培されています。エル・アルトのコーヒーを一口飲むとまず印象に残るのが触感。シルクのように滑らかで、かつ豊かなボディも備えています。甘みと酸のバランスもよく、味わいとしての完成度が非常に高い一杯です。口に含んだ瞬間、「うまっ」と思わず声を零してしまいました。

コスタリカ 「【ラ・ロカ】エル・アルト」 シティロースト 200g

価格:

1,500円 (税込 1,620円)

[ポイント還元 48ポイント〜]
豆の挽き方:
購入数:

<ロースター大瀧のコメント>

口に含んだ種瞬間にはカカオっぽい香ばしさが心地よくひろがり、飲み込んでいくにつれてやや色の濃い柑橘系の甘みを感じます。オランジェット(オレンジピールチョコレートがコーティングされたお菓子)が良い「受け」になってくれるのではないでしょうか。この【ラ・ロカ】エル・アルト、実は単体での販売開始に先立ち、一ヶ月ほど前からブレンドNo.3「MILD&HARMONIOUS」にも使用しています。焙煎直後の香味チェックで、同じくNo.3に使用している「サンタカタリーナ農園」と同時に抽出し飲み比べる機会が多くなりますが、単体での炒り上がりの評価をしつつ、それぞれがNo.3のブレンドで果たす役割についても思いを巡らせます。”No.3を口に含んだ瞬間はサンタカタリーナ農園のクリアさ、ソフトさを感じたい。このブレンドで【ラ・ロカ】エル・アルトの果たす役割は、シティローストとして決して重くはないボディ感を保ちつつ、あくまで補佐的な立場で、甘みやコクに奥行きや重層性を持たせ「調和」を図ること。”といった感じに。

管理者:フアン・カルロス、フェリックス、ダリオのウマーニャ3兄弟
地域:サン・ホセ州タラス市カネット・アリバ
標高:1,990〜2,030m
品種:カトゥアイ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

コスタリカには8つのコーヒー生産地域があり、特に主要な地域がタラスです。今回販売するラ・ロカのコーヒーは同地域に位置しています。


タラス市街地の中心から北に5キロほど進んだ場所にラ・ロカミルがあります。


これらの画像は2016年2月にスタッフ若林と高山が訪問したときに撮影したものです。


看板や小屋の壁などに日本国旗を飾り、私たちの訪問を歓迎してくださいました。この絵は三男のダリオが書きました。高山いわくポップで愛らしいイラストからは、気はやさしくて力持ち的なダリオの人柄にじみ出ていたとのことでした。


農園を管理するウマーニャ3兄弟。左側が長男のフアン・カルロス、中央が三男のダリオ、右側が次男のフェリックスです。土地の購入資金はフアン・カルロス18歳、フェリックスが17歳のときに出稼ぎに行き、5年間働いて貯めた資金で用立てました。アメリカのニュージャージーに渡り、フアン・カルロスはダイナー、フェリックスはイタリアンでウェイターや皿洗いをしていたそう。


手前は父のエルマノスさんです。兄弟を後ろから温かくサポートしています。フアン・カルロスとフェリックスは出稼ぎに来ていたコスタリカ人8人くらいとルームシェアし生活費を節約。食事もまかないで済ませ、稼いだお金はそのほとんどを土地の購入資金にあてました。出稼ぎにくる人のなかには目的を忘れ、遊びほうけてしまう人もいましたが、彼らは一切遊びに行かず農地を取得するためだけにお金を溜め続けました。
※のちに筋トレが好きなフェリックスはジムには通っていたと白状してきました。


今回販売するエル・アルト農地は、父の友人から購入した農地です。この農地は祖父の代から所有する農地に近く、ウマーニャ一家が良く知る土地でした。すでにコーヒーが植えられていたため、相場より価格が高かったものの、ここは標高が高く、必ず良いコーヒーが作れるという確信の下で購入したそう。


農地面積は3.5ヘクタールあり、植えているのは主にカトゥアイ品種です。一部には前所有者が植えていたカチモールがありますが、徐々に植え替えるとのことでした。標高の高い場所にコーヒーが植えてありますが、山の頂上の比較的平坦な場所に農地が広がっているため、栽培管理はそこまで苦ではありません。


見事なまでに赤く熟したコーヒーチェリー。別の農地では、土地に合う品種の選定のために試験的にティピカ・メホラード、カトゥアイ、ビジャ・ロボス、ゲイシャなどの品種を少量植えています。


ラ・ロカマイクロミル。名の由来はミルから望む Cerro La Roca(ロカ山)から。Rocaは”岩”の意味。2014年設立したばかりの小さなミルです。


兄弟は土地取得時からミルの設立を考えていました。しかし、新たな土地取得のためにフェリックスの車を売却したり、ローンを組むなどしていたため、資金的に問題があり同時には実行できませんでした(土地取得に苦労した背景には、この周辺でもコーヒーが生産できることがわかったため土地の価格が高騰していたことも挙げられます)。土地の購入から一年かけて資金を工面し、ミルを設立しましたが、もっか借り入れの返済中です。私たちと取引するようになったことで、買取価格も向上し安心して生産に取り組めるとのことでした。


2シーズン目に入り、高い品質は維持しながら生産量も増えてきました。当社スタッフの多くが今シーズンの出来は素晴らしいと太鼓判を押しています。